博士の就職支援 模索
祝日で且つ月曜ということもあり、薄かった日経新聞朝刊の中から
とりわけ目をひいた記事でした(11面)。
記事にあった通り、ポスドクの人の就職難は大きな問題の一つです。
企業にポスドクの方を推薦しても、“社会人としての実務経験に乏しいから”
と言われてしまうのが、就職難に陥る大きな理由。
せっかく研究に打ち込み没頭し、博士号を取得したと言うのに、ポスドクという
道を選ぶと、就職が厳しくなってしまう。これは、大きな問題だと思っています。
もちろん、日本の転職事情や職務経歴書の書き方、会社組織、リーダーシップ研修など、
ポスドクの方々も理解しなくてはいけない部分は多々あるものの、技術見識を持った人の
就職が決まらないという現状は、解決に向かわなくてはならない課題の気がします。
なぜなら、資源のない日本は、技術力が無くなれば終わってしまうから。
技術力がなくなった瞬間、国際競争力が失われ、凋落の一途を辿るのみです。
「なぜ1番なんですか?2番じゃいけないんですか?」
事業仕分けの際の某政治家の言葉が耳から離れません。
自動車、家電、精密機器・・・
日本が世界をリードし得る業界のすべては“技術力”あっての産業です。
時間が掛かる問題だと思いますが、企業のポスドクの人たちへの考えの変化と、
ポスドクの人たちへの就職のサポートが広く浸透すればなと願っています。
名古屋で転職相談、履歴書・職務経歴書作成代行、 面接練習などをお考えならインターディックへご相談! |
メルマガ始めました。 |