ソニー
2010年3月期=317億円の黒字
日産
2010年3月期=423億円の黒字
日本企業の業績回復が見られるようになってきました。
今日の日経新聞にも上場企業の経常利益が前の期に比べ、
25%増加というのが一面で取り沙汰されていました。
良い傾向ではあると思いますが、ただ、ソニーであれば
2009年3月期は2277億円の赤字、日産も2337億円の赤字と、
前の期が最悪な大幅赤字決算だったから今期がよく映るだけのもの。
しかも、輸出関連企業が復活してきている要因は、
新興国の予想以上の需要によるもので、内需と言えば政府支援頼み。
そして何よりも。
今回の業績改善を支えたのは、損益分岐点を下げるため、
固定費を下げた事に起因する。
固定費はどの業種であれ、一番大きいのは、人件費。
人件費を削って、ようやく黒字。
ということは、雇用環境が改善するかどうかは、今後の利益予想次第。
そこで、カギになるのが、やっぱり円高。
“まだまだ厳しい”
“もうちょっとかな”
“そろそろ仕事が増えだした”
実際に僕が耳にする企業からの声はまちまちですが、なんとか景気が
引き続き上向き、そして、雇用環境が良くなる事を願っています。
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