新入社員の終身雇用希望者は半数を超えているとのこと。
現在、就職活動中の学生の方々もこの傾向に変わりはない。
一昔前はベンチャー志向、能力主義を求める傾向が強く、外資系金融企業
やネット関連企業がとても人気だったが、今は老舗の大手企業が人気。
“企業の人員整理”といったニュースを物心ついた時から耳にしてきた
わけだから、このような気持ちになるのも仕方ない気はします。
でも何度も言いますが、生き残りを懸けた企業に“おんぶにだっこ”
という考えでは、きっとおそらくどこかで詰まってしまう。
現に2008年辺りから企業の売上高、経常利益は激減してるんです。
※詳しくは法人企業統計調査を:http://www.mof.go.jp/ssc/kekka.htm
そんな状況だからこそ、
“雇ってください”というスタンスではなく、“一緒に頑張らせてください”
というアピールの仕方だと、企業側にも響くのではないかと思います。
ただ、このような安定志向を持ってる若手社員が多いのは社会的には
良いコトだとも思ってます。そりゃぁ高い研修費を払ったのに早期離職
されたんじゃ、企業側としてはたまったもんじゃないですからね。
ということは、安定志向を持ってる若手パワーを生かすも殺すも企業次第。
ゆとり教育世代と言われてますが、何人かの人と接してきましたが
僕個人的には今までの新入社員、就活生と何ら変わりはないと思う。
まぁ小さな頃から携帯電話、パソコンに慣れ親しんできた世代なので、
ダイレクトなコミュニケーションに少しだけ時間が掛かる方も居ますが、
じっくり話すと、とっても個性豊かで素晴らしい方たちばかりです。
根気よく飲みに誘ったり、仕事もゲーム感覚で競争意識を持たせると、
ものすごく能力を発揮される年代の方達だと感じます。
《転職活動、就活中のみなさんへ》
企業側は金融機関へ融資を依頼する時も、客先へ行って営業する時も。
自社の魅力を精一杯PRしています。
“これだけ費用対効果が見込めるからぜひ採用してください!”
といった具合に。
だからこそ、
『自分を雇い入れるとこのようなメリットと強みを発揮出来ます!』
というプレゼンテーションはとっても有効的だと思います。