「大森昭和歌謡ショウ」レポート その2 | 「昭和歌謡夫婦ギター流し」さとうGO!(佐藤豪)

「昭和歌謡夫婦ギター流し」さとうGO!(佐藤豪)

デイサービスでの仕事と、ライブや流しなどの音楽活動を通して、ひとりでも多くの方に豊かな気持ちになって頂けたらと思っています。

 ライブレポート、本編です。

 

 いつもだと、遅れる方や、大森駅からお店までの道で迷う方がいらっしゃったりして、10分以上遅れて開演することが多いのですが、今回はそういう方もほとんどなく(何しろ開場前から大勢ご来場!)、定刻通りに開演出来ました。

 

 この日は開演に先立って、前座としてひと芝居。ライブの本番を前に不安がる私の前に、あっちゃん扮する「ノラエモン」と名乗るネコが登場。「ドラえもん」ではないらしいが、ポシェットから秘密道具を出して、私を助けようとする話。その後、ノラエモンによる、当日の注意事項やおすすめメニューなどの説明。以前はこれを「注意事項の歌」として、私が歌って披露していましたが、こっちの方がより伝わりますね。笑いも生まれて、和んだ雰囲気でステージに臨めました。

 

そして、わたくしさとうGO!のステージ
・津軽海峡酒飲み音頭
・気になるホテル
・狼なんかチャンピオン
・あ・え・て大森
・相模線
・東京ディスニーウォー
・ポニーテールのハゲ

 

 最初の3曲は、いわゆる複数の曲をひとつにまとめたシリーズ。思ったよりも笑ってもらえて、これでだいぶ緊張が解けました。数日前に池袋のライブで試したけど受けなかったネタは、やらずに正解でした。これをたくさん作れたら、もっと受けるんでしょうけど…。

 

 続けて、オリジナル4曲。「あ・え・て…」は、地元大森を歌った、ムード歌謡風のご当地ソング。歌の中に出てくるダイシン百貨店は、今月8日に惜しまれつつも閉店。来月ドン・キホーテとして生まれ変わるそうですが、今後も「ダイシン」で歌います。

 「相模線」は、稲城や茅ヶ崎など、もっぱら多摩地区や神奈川のステージで歌いますが、今回はタブレットさんの地元にちなんで披露。ちなみに相模線、まだ乗ったことがありません。

 「東京…」は、某有名テーマパークがモチーフ。私の歌で最も長い約7分の歌。「ウォー」だけに、戦場を思わせるメロディーも潜んでいます(気づいたかな?)。家族で出掛けたことのある方には、特に共感してもらえます。
 「ポニー…」は、この日の演目で一番新しい曲。歌うたびに、歌詞などを変えてます。賛否両論ありながら周囲の評判は意外といい歌ですが、前段MCがほぼないままに歌い始めたのが、ちょっと反省点。個人的には、もっと笑いを取りたかった…。まだまだ、改良の余地がある歌です。

 

 

 続いて、ゲストタブレット純さんのステージ。この日は、タブレットさんらしいマニアックなフォークソングや歌謡曲のカバーを中心にご披露。テレビなどでおなじみの計算問題ネタや、ポケットティッシュ狂い投げなどはありませんでしたが、この日のライブを含めて3日間連続の出演で、その中でなるべくネタが重複しないように、と配慮されていた様子。実際、3日間すべて駆け付けたファンの方も多くいらしたとのこと。合間にラジオパーソナリティーのものまねによる曲紹介を挟むなど、さすがタブレットさんにしかできないパフォーマンスでした。

 

 休憩をはさんで、毎回恒例の「昭和歌謡リクエストコーナー」。今回は開演前に曲目リスト(約70曲)とアンケート用紙を配り、「歌いたい」か「歌ってほしい」かも伺い、集計するスタイル。「タブレットさんに歌ってほしい」というリクエストもあり、お応えしました。歌った、または歌って頂いた曲目は、以下の通りです。

 

・プレイバックPart2
・また逢う日まで(お客様)
・危険なふたり(お客様)
・別れの朝(タブレットさん)
・別れても好きな人(お客様)
・メモリーグラス(お客様)
・恋
・草原の輝き(お客様)

リクエスト下さった方、歌って下さった方、ありがとうございました。

 

最後は(あくまで自分の中での)定番オリジナルを3曲。
・別れのエッサッサ
・クリスマス海峡
・終点、蒲田。

 

 「別れ…」は、あっちゃんによるドジョウすくいの実演付き。もはやこれなしでは成り立たないくらいの位置づけになりました。

 「クリスマス…」は、あまりに時期外れなのでやめようかとも思いましたが、初めてのお客様も多いので、披露しました。ちなみにクリスマスシーズンだと、私はサンタの格好をし、もちろんトナカイも付いてきます。そして最後は「終点、蒲田。」

 アンコールは、タブレットさんと共に「街の灯り」。事前のリハはまったくやらず、まさにぶっつけ本番でしたが、即興のハモリやコーラスも素晴らしく、とても気持ちよく歌えました。

 

 終演後は、写真撮影タイム。最初はタブレットさんのみでしたが、途中から私も並んでツーショット。自分の人生で、あれだけ長い時間ポーズをとり続けたことは初めてのことでした。

 

 ライブ全体としては、多少時間が押したのが反省点ですが、初来店の方が多かったのにもかかわらず大きな混乱もなく、無事に終えられたことが何よりでした。それと、これは毎回のことですが、今回もお客様に助けられました。とりわけ、タブレットさんのファンの皆さん。初対面の私のステージも温かく見て下さり、笑って下さり、本当に救われた思いでした。写真撮影のあと、そんなファンの皆さんとゆっくり交流出来たことも、嬉しいことでした。CDも久しぶりにたくさんの方にお買い上げいただき、嬉しかったです。クリスマス海峡、ぜひおぼえて歌って下さいね。

 

 次回の「大森昭和歌謡ショウ」は、7月29日(金)を予定しています。詳細は決まり次第、またブログなどでお知らせします。

 

 お越し下さったお客様、「風に吹かれて」のスタッフの皆さん、ゲスト出演して下さったタブレット純さん、ネコやドジョウすくいになりながらチカラになってくれたあっちゃん、そしてこの記事をお読み下さった皆さん、ありがとうございました!