
クロ「とうとう来るモンが来やがったな……」

クロ「それで、なんなんだ、このハリボテは?」
ナイア「ハリボテさんだなんてとんでもありません」
ヴィアンカ「コヤツは、先日のスコープドッグ同様、DMZのストライクドッグ。ちと古い型ながら、ボトムズトイとしては、最高峰クラスの一品ですぞ」
ナイア「全身フル塗装さんで、ハゲチョロ塗装さんまでされたハイエンドトイさんでありながら」
ヴィアンカ「左様。見た目以上の頑強さは勿論のコト、冗談のように強力なスプリングによる、アームパンチギミック等を装備した、所謂、良い意味での馬鹿玩具で、ありまする」
クロ「それ以前に、そもそもサイズが馬鹿だ」

ナイア「大きさの理由は、こちらのミクロマンさんのイプシロンさんに合わせた結果ですね」
ヴィアンカ「DMZは、ミクロマンとの連動を前提としたシリーズ故、どうしても、日本の住宅事情には、少々優しくないサイズとなりますが、まあ、これはもう、致し方無しと言ふより他は、ありませんですな」
クロ「ミクロマンサイズでATを出すこと自体が馬鹿だ」

ナイア「ちなみに、ミクロマンさんでなくても」
ヴィアンカ「近似サイズのアクションフィギュアでしたら、近頃は、ガチャやら食玩やらで、幾らでも有りますからな。絡める相手には、事欠かぬかと」
クロ「それはいいんだが、ドクロマンだけはやめろ。…悪い意味でむせる」

クロ「で、なんやかや言ったところで、やっぱりコイツも、いつものプチじゃないプチマスィーンなんだろ? さすがにもう慣れたから、驚きゃしないけどな」
ヴィアンカ「いやいや。コヤツはプチマではありませぬぞ。タイトルにもあるように、武装の一種で、ありまする」
クロ「はぁ!? なに言ってやがる? ミクロマンサイズのおもちゃが、どこをどうすりゃお前たちの武装になる?」
ナイア「それは」

ナイア「頑張れば乗れるからです」
ヴィアンカ「はっはっは。僕たちには無理ですが、small素体の神姫でしたら、ハッチも閉じられますですぞ」
クロ「身体柔らけぇな、オイ」