ナイア｢さて本日は、双刃さん専用カスタム素体をご紹介します｣
ヴィアンカ｢なんとその素体に換装した双刃さんは、１st神姫でありながら、３rd神姫用の武装も使用可能となります｣
双刃(ふたば)｢はい。マスターが私の為に、精魂込めて組み上げて下さった、自慢の素体です｣
双刃｢どうですかナイア、ヴィアンカ？ これが私の、もう一つの姿です｣
ヴィアンカ｢１stと３rdの、ミックスビルド素体ですな｣
ナイア｢水着素体とはまた違った意味で、せくしぃですね｣
ヴィアンカ｢しかし、素体に合わせて髪までリペイント済みですので、もはやデフォルトのままのパーツが、何一つ残っていませんですな？｣
双刃｢それが、どうかしましたか？｣
双刃｢たとえ姿形がどれだけ変わったとしても、マスターが私を『双刃』と呼んで下さる限り、私は私、エスパディア型の双刃である事に、なんの変わりもありません。そう、このパンダさん素体が、どのような…｣
ナイア｢パンダさん素体？｣
双刃｢はい。この素体の正式名称はパンダさん素体です。それがなにか？｣
ナイア｢なにかって、言われても……｣
ヴィアンカ｢少なくともその素体に、パンダ的要素はまったく見えませんですが。それが何故パンダ素体と？｣
双刃｢それは…｣
双刃｢ハッ！｣
ナイア｢あの…？｣
ヴィアンカ｢…双刃さん？｣
双刃｢この素体は、パンダさんカーにライドオンする為に調整された専用カスタム素体なので、パンダさん素体です。ナイア、ヴィアンカ。貴女たちはこの素体に、これ以上相応しい名前が、他にあると思いますか？｣
ヴィアンカ｢ま、まぁたしかに１st素体では、その白と黒の物体に跨がるには、多少不都合があるかも、しれませんですが……｣
ナイア｢……本当にそのためだけに、その素体、作ってもらったんですか、双刃さん？｣
双刃｢他にいったい、どのような理由が必要です？｣
ナイア＆ヴィアンカ｢………………………………………………｣