ある日、専門学校通学中から師事している先生が、「自分の体が治ると思ってるから治らない。良い意味で治らないと思えば」と言われました。「外科以外、全て施してダメならダメなんだよ。ならば、現状より少しだけ良くなれば良しとするとは考えられないか。年齢を重ねれば体は劣化する。どうしたって持病は悪化する可能性がある。5年後10年後に良い状態を目指して、手入れしながら上手に体と付き合うと考えては」と言われ、「あっそうか」と目から鱗で、自分の中で何だかホッとしました。割れた皿は元には戻らない。修理しても完璧には元に戻らない。ましてや、1度割れた皿は修理して使えても強度は下がる。人間も同じ。1度壊れたのは完璧には修復は不可能。ならば、修復しながら付き合って行くしかないことに気がついた。そこから西洋医学と東洋医学の共通点や違いを研究するようになり、自分の体も施術してもらうようになったら、何だか症状の軽減を実感できるようになってきた。先生が「観念はエネルギーを持つ」と。自分の中の「気」の存在が理解できた事件でした。