塚本晋也監督作品『ほかげ』名古屋シネマスコーレ舞台挨拶☆
塚本晋也監督作品『ほかげ』名古屋シネマスコーレ、初日舞台挨拶を鑑賞☆
素晴らしかったです!
暗闇の中の小さな火と、その中で生きる人たちの揺れる影と心、瞬きするのも忘れそうなくらい、すべての映像に釘付けになり、どんな音も聴き逃さないように、耳をすませた…
シネマスコーレ全体がそんな空気でした。
女、戦争孤児、復員兵、テキ屋の男、終戦直後の闇市で生きる誰もが、体だけでなく、心にも大きな傷を抱えて苦しみながら生きていて
戦争の終わらなさが、少年の目線で描かれている。
最後の少年の目に、闇市の人混みに消えていく姿に、祈らずにはいられなかった。
書きたいことはたくさんあるけれど、それは是非劇場で観て感じてほしい。
素晴らしいキャスト、美術、照明、音楽と
制作・脚本・撮影・編集、すべて塚本晋也さんという凄さと素晴らしさ。
この映画を作ることを知った時、少しでも何かお手伝いしたい!と思い、エキストラに参泉しました。
塚本監督の『野火』『斬、』も観ているし、終戦企画と知れば、大切な映画になることは間違いないと思い。
『ほかげ』に関われたこと、塚本監督の現場を体験できたことは、とても幸せです。
シネマスコーレでやっと観ることができて、塚本監督に再会できて、舞台挨拶でお話を聞くことができて、サイン会でご挨拶もできて。
塚本さんが私を憶えていてくださって、とてもうれしかったです☆
映画にもパンフレットにも存在できたこと、クレジットに名前も載せていただき、宝物になりました。
ありがとうございました☆
『ほかげ』はシネマスコーレで1月19日まで上映です。
三重県は伊勢進富座で1月26日からです。
こんな時代だからこそ、是非是非劇場で観て、自分事として体験して欲しい。
そして、色々と考えていきましょう。
今年は『福田村事件』と『ほかげ』、関わった大切な映画が公開してとてもうれしいです。
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