シネマスコーレで奥田瑛二さん『洗骨』トーク＋特別講座☆

6月26日は名古屋シネマスコーレで『洗骨』＋奥田瑛二さんのミニトークショー＋ウィンクあいちで特別講座を観てきました。

洗骨という言葉を、この映画で初めて聞いて、洗骨という風習があることを知ったんですよね。

監督がガレッジセールのゴリさんだから、細かい笑いが沢山散りばめてあって、ちょっと多いな(笑)と思うところもありましたが、とてもいい映画でした。

一番笑いを誘っていたのは大島蓉子さんでした(~_~)

とても魅力的で素敵でした♪

筒井真理子さん、坂本あきらさん、筒井道隆さん、水崎綾女さん、鈴木Ｑ太郎さん、キャストの皆さんとてもよかった。

そして何より、奥田瑛二さんが今までのイメージとは全く違う役をしていて、それがまた素晴らしくて。

奥田瑛二さんと言えば近年は強面の役が多かったから、ここまで弱い役はないよなって。

本当に弱くてやさしすぎる父、妻の死を受け入れられない男の姿があって、ここまで見せるのか…凄いなと…。

それぞれにいろんな現実と思いを抱えて、バラバラになっていた家族が、洗骨と新たな命の誕生で再び繋る。

ラストはちょっと涙潤みました。

初めてお会いする奥田瑛二さんはテレビやスクリーンで観るよりもスリムで顔が小さくて格好良くて、オジサマ好きの私にはたまりませんでした♪

映画の後のミニトークショーは時間が短くて、あっという間でした。

短い時間の中でも『洗骨』出演を決めた時のことや、撮影現場でのエピソードを。

その後にウィンクあいちで特別講座があったので、続きをたっぷり。

『洗骨』のエピソードだけでなく、熊井啓監督との出会いや、神代辰巳監督の『棒の哀しみ』、監督作の『少女』の撮影や『長い散歩』の緒形拳さんのエピソードなど、もう作品への思いがいっぱいのトークを、ちょっとモノマネ入った感じでお話してくださって、２時間があっという間！

とても貴重で面白くて楽しい時間でした☆

シネコンで上映するメジャー映画と、ミニシアターで上映する映画と、出演を決める時のお話がとても素敵で、テレビドラマやメジャー映画と独立プロの映画を自由に行き来できる心のフットワーク、何を大切にしているか、そして監督として映画も作り、奥田瑛二さんのような方が日本映画を支えているのだな☆としみじみ感じました。

もっといろいろ聞きたかった。

私的にはシネマスコーレ木全さん絡みの特別講座ですから、『身も心も』『この国の空』の荒井晴彦監督のエピソードも聞きたかったな〜と思っていたのだけど、なくて残念でした。

詳細はまだ出せないけれど、秋にまたシネマスコーレに来館されるということなので、またいろんなお話聞けるといいな♪

秋を楽しみに待ちます☆(~_~)

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