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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!


 ◆阪神2─4巨人(26日・甲子園) ルーキー沢村が、天敵の能見に投げ勝ち、4勝目を挙げた。力のある速球 を武器に7回を6安打無失点。このカード3年越しの8連勝中だった猛虎のエースに黒星をつけた上、通算73奪三振でリーグトップに立った。オーダーを組み 替えた打線は、3番に戻った長野が3安打でチャンスを作り、4番のラミレスが初回に先制、7回にはダメ押しと2打点。9回はアルバラデホの乱調で2点差に 迫られたが、無死一、二塁から登板した山口が締めて3連敗を阻止。1日で3位に浮上した。



 負の流れはすべて断ち切りたかった。沢村はギアをトップに入れた。3点リードの4回。1死から、亀井の失策で走者を許して打席にはブラゼル。「僕 もこれまで野手の方のエラーをカバーできないこともあった」。ここで助けられなければ、勝利はない。148キロの内角直球で、一ゴロ併殺に仕留めた。前日 までの2試合は、ミスが失点に直結。勝負所は分かっていた。



 堂々とした投球で、試合を支配した。足を高く上げ、腕を強く振ることを意識した。時折、抜けた変化球も、腕を思い切り振るから痛打されない。直球 も140キロ前半から、最速152キロと投げ分けた。7回を6安打無失点の力投で4勝目。3年越しでカード8連勝のGキラーの能見との投げ合いを制し、東 野、内海を立てて喫した連敗を2で止めた。三振も5つ奪って73とし、この日3奪三振に終わった相手のエース左腕に1差をつけ、リーグトップに立った。 「(チームが)連敗して苦しい時に、勝てて良かったです」とほっと息をついた。



 実は勝利を予告していた。3勝目をつかんだ19日の西武戦(東京D)。その登板を前に遠投を取り入れるなどハードな練習で調整した。それを徐々に 落として臨んだ今回の伝統の一戦。これまでにないくらい体が軽く感じた。だから、これまで8連敗中と天敵の能見との投げ合いを前に「胸を借りるつもりで投 げますが…勝たせていただきます」と、一歩も引かなかった。



 調子は上昇の一途を描く。プロ初の連勝をマークし、自身の成績を五分に戻すまであと1勝とした。原監督も「相手を見ながら投球できるようになってきた」 と成長を認めた。「これまでチームになかなか貢献できずにふがいなかった。これからはチームが苦しいときに勝てる投手になりたい」。自信を身につけた剛腕 ルーキーが、いよいよノンストップ・モードに入った。






 心の叫びが、ガッツポーズになった。脇谷は三塁ベースに滑り込むと、三塁ベンチめがけて拳を突き上げた。1点リードの4回2死一、二塁から左中間2点三塁打。「チャンスの場面で一本出て良かった」とうなずいた。


 6月8日のソフトバンク戦(ヤフーD)以来の先発出場だった。このところ「8番・二塁」で先発していた藤村が阪神投手陣に封じられ、出番が回って きた。1点リードの2回無死一、三塁では浅い中飛に倒れ、得点できず「次は絶対に打とうと思った」と執念で結果を出した。原監督は「効果的だった。でも、 1打席目で1点取れていれば満点だった」と注文も忘れない。4月20日の同カード(甲子園)で、二塁後方への飛球をいったん落球したように見えたが、 ジャッジはアウト。それから阪神ファンから執ようなブーイングが続いた。「ここ何試合かもあってつらさはありましたけど、切り替えた」と嫌な記憶も払拭し た。



 リーグ戦が再開し、宿敵に連敗。打線がつながらず、指揮官は3番・長野、5番・小笠原、8番・脇谷とスタメンを入れ替えただけでなく、試合でも積 極的に采配を振るった。1回からエンドランのサインを出し続けた。7回2死一塁、長野の打席で亀井とのエンドランがこの試合4度目の試みで初めて成功し、 得点につなげた。長野は三盗を狙うなど、足で相手バッテリーを揺さぶった。「チーム打率などを考えると、攻めないと点は入らない。凡走に見えた走塁、戦術 もありましたが、動かないときれいな水も流れてこない」と原監督は説明。積極タクトで突破口を開き、3連敗を阻止した。(以上、スポーツ報知)



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こんにちは。


澤村の「虎キラー」ぶりが目立った試合・・・そう簡単に3連敗してたまるか!このまま3タテ食らったらズルズルいってしまいかねなかっただけに、この1勝は大きい。



あれだけ打てなかった、勝てなかった相手エース・能見の前に昨日はありとあらゆる手を打って攻略した・・それを呼び込んだのは澤村の力投だということは、ここは素直に認めようではないか。



甲子園の独特の雰囲気・・澤村は「自分はけっこう好き」と言っているのだという。この雰囲気に呑み込まれていく選手が多い中、こんな発言の出来る選手は頼もしい。勝ち星がつかずに苦しんできたが、「全てが経験、全てが勉強、これが今の自分の実力」だと思って欲しいのだ。そして、この雰囲気を「楽しむ」余裕が出来たのならば、もう恐れるものは何もない。



「あれはアウトですよ」・・twitterへの不用意な書き込みをしたために大炎上を起こして以来、ちょっと元気がなかった気がした(?)脇谷が、甲子園で「リベンジ」を果たした。今回の件で、「ネット社会の怖さ」をイヤでも思い知らされただろう。これも経験、これも勉強だ。これで吹っ切れたならば、これからは思いっきり野球に集中して欲しい。



鎌ヶ谷で斎藤佑樹からHRを打つなど、昨日の活躍の下地は彼の中であったはずだ。ルーキーの頃、当時弱体化したチームの中にあって、「新しい風を吹かせるかもしれない」と期待させた人材こそ、この男だった。



野球選手としての方向性がなかなか定まらずに、迷走を続けている感アリアリの脇谷だが、「こいつが何かやりそうな気がする」が、それだけで終わらないよう、更なる奮起を促したいところだ。



脇谷と澤村・・・この2人には「経験と勉強」を重ねた成果をこれから開花させて欲しい。持っている能力は誰もが認めているのだから。



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