慈善試合②~In This Country | 修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!

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◆12球団慈善試合 中日6─3巨人(3日・ナゴヤドーム) ど真ん中に入って来る甘い直球をめがけて、ラミレスは思い切りバットを振り下ろした。1点を追う6回2死。3ボールからカウントを取りに来た左腕・岡田の投球を、見逃さずにとらえた。「いい球がきたらいくつもりだった。打った瞬間に入ると思ったし、完ぺきなスイングができて満足しているよ」。高々と舞い上がった打球は、左翼席中段に飛び込んだ。一時は同点となるソロに、ベンチに戻ると表情を緩ませた。

 前日(2日)の同カードでは、先制打を含む2安打2打点。チャリティーマッチでの連日の活躍に、「この2試合は全力でやったし、ホームランを見せることができてよかった」と喜んだ。本来なら、本塁打の際に「WE ARE ONE(私たちはひとつ)頑張ろうニッポン」というフレーズをカメラを通し、手話でファンや被災地に発信する予定だったが、カメラ位置の都合で断念。それでも「シーズンまでとっておくよ」と、開幕後にはパフォーマンスを見せると約束した。

 開幕までの実戦は5、6日の阪神戦(ともに相模原)と8日の横浜戦(横浜)の3試合のみ。飛びにくいとされる統一球の導入に、一時期は不安を漏らしていたラミちゃんだが、先月31日の広島戦(広島)で1か月ぶりにアーチを放つなど調子を上げてきた。「コンディションはいいし、状態を保てている。これを続けて行ければ」。昨季の2冠王(49発、129打点)は、今年も健在だ。


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アルバラデホが投じた145キロの直球に、4番・和田のバットは動かなかった。2月24日の韓国・ハンファ戦(那覇)以来となる2イニング登板を志願。ブランコに一発を浴びたが、1安打1失点3奪三振。「調子は非常にいい」と納得の内容で、山口との守護神争いで猛アピールした。

 教育リーグを含め、実戦9試合に登板。防御率は山口の0・00に比べて6・55と良くないが、昨年にヤンキース傘下3Aで46セーブを挙げた実力を取り戻した。直球は常時140キロ後半を計測し、原監督は「だいぶ上がってきていると思いますね」と評価した。

 開幕まで残り3試合。川口コーチも、5、6日の阪神戦に連投させて最終チェックする考え。笑顔が絶えない愛きょうたっぷりの巨漢は「勝ち取らないといけない」と守護神を譲るつもりはない。(以上、スポーツ報知)


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こんにちは。


ラミちゃんの打棒は今年も健在・・これまで「飛ばない」統一球に悩まされ、飛距離が伸びず苦しんでいたが、彼が目指すものに一点の曇りもない。昨年の2冠王はダテではない。


彼が成功を掴んだ日本の地が、未曾有の大災害に見舞われた・・彼は不退転の覚悟で今シーズンを戦ってくれる、そう確信させてくれる一発が出た、そう思っていいだろう。


アルバラデホもまた、この地で成功を掴もうと必死でチームに喰らいついている・・守護神争いは山口との競争だが、左の中継ぎが手薄になる事を考えれば、アルバラデホが収まる事がベストだろう。


マーク・クルーンだって、来日当初は最初から守護神を嘱望されていたいた訳ではなかった。日本で守護身を張るためには日本の野球を熟知する必要がある・・外国人に守護神を託す以上、ある程度の時間的猶予は与えるべきだろう。まして、ジャイアンツは近年ミセリで失敗しているし・・


異国の地で成功を収めるために人知れず「見えない敵」と戦っている外国人選手・・ましてや今は、誰もが想像だにしなかった天変地異の起きた後。私なら、仕事どころではなく、真っ先に国へ帰りたいと思うかもしれない。だから、バニスターの帰国問題はプロとして失格と思う一方で、その心情も理解出来ない事ではない。


しかし、ジャイアンツには、「このチームで成功を収める」覚悟を決めた選手たちが日本に残ってくれた。グライ・ゴン・ライアル・ロメロ・トーレス・ファン・リンetc...


そして、ラミちゃん。彼は日本人選手扱いを受け、もう気持ちは日本人なのかもしれない。


かつて、「地球の裏側には、もうひとつの『野球』があった。それは『ベースボール』とは到底言えない代物だった」と言い放った外国人選手がいたが、時は流れ、日本のプロ野球で成功を収める事もひとつのサクセス・ストーリーとして捉えられる、そんな時代になったと言っても過言ではあるまい。


もし、その選手が今回のような天災に見舞われたらどうだっただろう。我先にと日本から逃げ帰っていったかもしれない。もちろん、そうしたところでそれを嘲笑う事はしないけれど、先に挙げた選手たちは逃げずに残ってくれた。それだけでも称賛に値する。


彼らは、あくまで「助っ人」なのかもしれない。しかし、その「助っ人」にすら「定位置」は与えられない現実。彼らの日本での成功を祈る。



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では、この項の最後は、この曲でお別れです。





シルベスター・スタローン主演・映画「オーバー・ザ・トップ」(1986)の主題歌、“In This Country”・・日本ではかつてフジテレビの「F1グランプリ中継」のエンディング曲に使われていたことがありますね。


外国人選手の日本での成功を祈りつつ、


がんばろう東日本、被災地の一日も早い復興を!


では、また。



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