箱山温泉で
自家源泉のかけ流しを堪能
ちょうどいい路線バスもないし
小型のスーツケースを
引っ張りながら湯田中の春を
ノンビリと歩きます
桜に囲まれた「山之内城」。
●●●山之内城史●●●
武田信玄の攻勢に敗れた
諏訪氏の家臣・毒沢氏は敗残の兵100を率い、
上杉家を頼ろうと、
途中山之内に立ち寄り、
諏訪氏攻めのため開き城となっていた
山之内城での籠城を開始する。
その報を聞いた武田信玄は
弟・武田信繁に1000の兵を率いさせ
山之内城の攻撃を指示する。
急行した武田信繁軍は兵を展開し
山之内城をむ囲むが、折しも季節は冬。
雪のため攻城は思うように進まず、
信繁は雪のなくなる春まで待つこととする。
春を迎え、改めて山之内城を囲んだ
1000の兵を率いた武田信繁軍。
一方の毒沢軍は、敗残の兵が噂話聞きつけ
籠城の兵は200を超えるほどになっており、
意気は盛んであった。
信繁軍が一斉攻撃の準備を整えたその時、
山之内城は満開の桜が咲き誇り、
城郭はピンク色に染まっていた。
桜が散る前までに城攻めを完了する
つもりでいた武田信繁だったが、
この桜の美しさを惜しみ、急遽攻城を中止。
信玄に急使をおくり和平を注進する。
桜が散り、桃の花が咲きほこる頃、
毒沢氏は信繁軍に無条件降伏し、
山之内城は無血開城した。
その後、信繁の家臣となった毒沢氏は
川中島の合戦で
信繁の身代わりとなって戦死した。
●●●Wusohidea●●●
戦争は繰り返され、悲しいですな。
箱山温泉から山之内城の歴史を
思い浮かべながら歩くこと1時間。
湯田中温泉の明星の湯までやって来ました
ここでも満開の桜が迎えてくれます。
湯田中の温泉街を抜けると
あれれ？
目指す安代温泉はこの山の上かい？
そうかそうか。
地図ではわからなかったなあ～
(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
人生には3つの坂があるんだよ。
上り坂、下り坂、まさか！
私の人生の最大の「まさか」に比べれば
このくらいの上り坂は何でもないよ！
坂の先には平和観音の参道
今年の桜は、熊谷では4月の頭に
あっという間に去って行ったのですが
渋温泉ではまさに旬でした！
ならばと、当初計画になかった
桜の名所「平和観音」へ！
何処が桜の撮影ポイントかなあ？
と、うろうろしていると、
ちょうどカメラの三脚を仕舞った
おじさんがいたので、そのあとへ
あ。間違いなくここだわ（笑）
≪Canon IXで撮影≫
本殿には清水寺や西国三十三番札所の
観音の写しの本尊もあるそうなので
時間があれば酔ってみるのもいいですね
てか、「よって」って打つと
「寄って」なくて「酔って」って
なぜか変換するんだよ
ぶーっ。
これは私の責任じゃないからねっ！
本殿（有料）は寄らなかったけど
鐘は撞きました。
「撞く」ことに心を込め「憧れ」に！
希望を込めて撞きました♡
平和観音の正式名称は
「世界平和聖観世音菩薩」。
高さは約25mで現存する金属製の立像では
東洋一の大きさなんですって
湯田中の桜の道をのんびりお散歩
と言いながら、
予約した日帰り温泉の時刻まで
あと10分。
いつも通り分刻みのスケジュールです
（笑）