○自分だけの
近所のそば屋で好きだった
あの醤油味の中華そばと
こってりボソボソなカレーライス
母親が作った茶碗蒸しと
婆ちゃんが作った
切り干し大根の甘味噌煮
どれも自分では再現が出来ない
思い出の味
唯一自分が作れるのは
母が作ったネギまぶし玉子焼きくらい
（醤油マヨネーズを付ける）
名前は格好いいが
要するにネギ混ぜて焼くだけ（笑）
時々 思い出して
少しセンチメンタルに食べる😆
昔 母が
「あれはアタシが考えた」と
随分偉そうに言うから
どうして作ったのか詳しく聞いてみたら
冷蔵庫で腐りかけてたネギを入れたと判明し
ゲラゲラ笑い合ったのを思い出す
でも だから 今の俺でも作れる代物
そんなんでも あって良かったと思う
そういう母の
明るかったところを共有したいのに
身内ではすこぶる 評判が悪い母
それはそれで寂しいが
まあ それでもいいかと
思える歳にもなった
自分だけの きらきら