ニートと就労支援 | 占いカウンセラー朱麗の   まったり開運日記

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( ̄  ̄〃)

今日の新聞に国の就労支援事業開始とあった。
つまり、ニート対策。
ニート〈Not in Employment, Education or Training〉
確かに増えている。
座敷パンダの周囲にも何人かいるし。
でもね、簡単じゃないんだよね。
すぐに解決できる問題じゃない感じがするよ。



産業カウンセラーの仲間にキャリアコンサルタントやキャリアカウンセラー
の人がけっこういる。
公の就労支援とかに関わっている人たちの話を聞くと大変だよ。
30代、40代のニートや引きこもりの人がたくさんいる。


国や自治体は生活保護をやめて働いてほしい、働いてちゃんと
税金払ってほしい。
働くとかえって収入が減ってしまう母子家庭なんかの人は、
働きたくないというのは、是非はともかく、なんとなく理解ができる。


けれど、母親といっしょに一度は相談に来ても、また引きこもって
しまったり、人間関係が作れなくて人と接しない仕事を希望したり・・・。
これって、なんとも言えない。
カウンセリングしようにも、来てくれない。

カウンセリングしたとしても時間がかかる。


社会学の大学の先生が講演会で、「哲学的理由によるニート」について
語ったらしい。
「では現場の人間はどうしたら、この人たちに働いてもらうようにできるん
でしょうか?」という問いには、「どうしたらいいんでしょうねぇ」という
答えだったらしい。
脱力・・・だったらしい。


そりゃ、答えがすぐ出るもんじゃないでしょうけど。
社会現象として分析する側と、直接対面している側の違い。
学問の場と現場の違いなんだろうね。
日々、生身の人間と対峙してる人は大変なんだよね。

ある意味、必死です。


自分で働いて自分の生活をしていくのって、昔は当たり前のことだった。
当たり前が必ずしも、正しいとか、良いとかは思わないけど、
特にやりたいことがないのに、ニートっていうのは、正直よく分からない。


社会のせいなのか、家庭のせいなのか、個人のせいなのか。
本当によく分からない。
でも、就労支援の現場の人たちは、それでも働く気が少しでもあるなら
力になりたいと考えている。
それが必ずしも結果につながらなくても。


そんな力になってくれる周囲の人たちや、家族のことをちょっとで
いいから、振り返ってほしいなぁ。


というわけで
今日の開運ポイントは、「10年後、20年後、30年後の自分を想像してみよう」。