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万年筆が好きなので書くことにこだわるようになった。

北方謙三は、品物に名前をつける癖があり、使っている3本の万年筆には「武蔵」「サム・スペード」、「狂四郎」という名前をつけ、書くのに苦渋しているときには「武蔵」を握って根性で書き、

頭が冴えわたっているときは「狂四郎」を握ってさらに冴え、ちょっと大量に書くときは、バタくさくてタフなヤツ、「サム・スペード」で書くらしい。



 おいらの愛用の万年筆は、仙台の大橋堂の手製、筆圧や指のスパーンなど計りこんで作ってもらった太字用、筆に取り付けた金属の重さのバランスで、筆圧を加減をしてくれる優れものだ。

大正元年の創業以来、エボナイトを足踏みろくろで削り上げるという手作りを守り続け、無料メンテナンス

の案内のはがきが15年経った今でも届くよ。


 モンブラン(マイスターシュテュック ル・グラン 太字用)は、友達から貰った遺品のおすそ分け、好みの太字タイプで 非常に書きやすい。

100年以上前から愛用され続けている名品だ。

  それともう一本は 下の娘がドイツに行ったとき買ってきてくれたお土産

マイスターシュテュック モーツアルト、これは携帯用のちっちゃいサイズ

コレクターも多い書きやすいい万年筆だ。

 

そして もう一つの自慢は、おいらオリジナルのインクを使ってるってことやねん。

銀座の伊東屋という老舗、ここの調合インクのブリザード117番、これがおいら専用の、世界に一つしかないインクなんや。『あなただけのインクを作りませんか』のコピーに速効踊らされ、黒に近い藍色を調合、そのレシピ名がブリザード117(冬の嵐)、ネーミングも付けれて自己満足感満帆に🎵


#歴史街道を歩く

#万年筆と手製インク

#外食頑張ろう

#キャンパー野外飯