神戸中央医療センター呼吸器内科の主治医の見解の録音を

⤵️倫子がもじにおこしてくれた。以下、倫子から


文字にしてみたよ。50分近くあったので、何分頃というのも入れてます。


00:00

・息を吸ったり吐いたりする検査


息が切れてない時も足りてない。吐くときも途中で詰まってしまって、波形がしっかりできていない。

声帯のところ、空気の通り道の、肺よりも上のところに狭窄がある。


01:13

あまり苦しさは感じられてないが、強制的に呼吸をすると、ここの狭窄っていうのが、息をすることに関して悪さをしている。



01:41

12秒間吸って吐いてを繰り返す検査。

年齢と体格からみる予測の値よりも、その半分ぐらいしかできてない。


02:07

息を吸って吐いて、換気をするという面において、普通の人よりも、予備が低い。一生懸命しなきゃいけない時に、できる範囲が狭まってる。


『肺活量とは、安静時の呼吸状態でさらに最大限に息を吸い込み(予備吸気量)、力いっぱい努力して吐ききる空気量(予備呼気量)のこと』


2.20

運動したりとか、息をいっぱい吸わないといけない時、これぐらいやらなきゃいけないってなると、ちょっと足りない。


02:42

人より少なそうだなというような結果でした。


今は病状として考えられることと、今回の入院中どうしたかということと、今後のことでちょっとお話したい。


問題点としてはいくつかありそうで、一つはやっぱり睡眠時無呼吸っていうのはありそうだと。


03:20

ちょっとこれ模式図なんですけど横から見たところ。これは口で、これが舌ですね。その口の奥と、こっちの食道にコウテキ器官?に行く方にわかれます。

そこで、睡眠時無呼吸っていうのは、いびきをかいて、そこが詰まってしまうわけですけど、この舌の奥ですね、ここのスペースのことです。


03:41

普通はしっかり開いてるんですけれども、寝てしまうとこっちの背中の方が下になります。垂れ下がってしまうと、緊張が緩む。息の通り道がふさがってしまうと、それが完全に潰れてしまい、無呼吸になりますし、完全にふさがってなくても低呼吸になり、息があまりできなくなる。


というのがここの問題です。

確かに、その睡眠時無呼吸の方で、それが原因で酸素が下がったりとか、二酸化炭素が溜まるっていうのは、普通はあまり起こりません。


04:18

というのは、もちろんふさがれば下がるんですけれども、起きたら、ここが開きますので、普通はそういうふうにはならないんですよね。

もう一つ明らかになったのは、声帯っていうところ。


04:40

気管の入口のところです。普通息を吸って吐くと空気が通るんですけれども、息を吐いたときにここを通ることで、ここから声が出る。あとは飲み込んだ時に、食事がこっちに行かないように、ここはふさがってくれてですね、その食事は食道の方に行く、そういう役割を果たしています。


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声帯が息を吸っても吐いても開かない。息がうまく通らない。普通はもっと開く。

これだけで二酸化炭素がたまることは普通はあまりない。

脳の神経の問題もある。

呼吸中枢が鈍くなっている。

睡眠時無呼吸症候群は、肥満の人に多い。


肥満低換気症候群

声帯機能不全もかなりある。


なぜ悪くなったか。

神経の病気というのは、なさそう。

笹生病院で口から管を入れることを何回かすることによって、声帯がぎゅっと押しやられた。


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やむをえなかったが、繰り返し行うことで、声帯の機能が……


なぜ最初にソウカンになったか、

肥満睡眠時無呼吸呼吸中枢の機能低下で肥満低換気症候群により、二酸化炭素が溜まってきている。送管してよくなって、23回繰り返しているうちに、声帯の機能が悪くなり、合併するようになり、より重症度が高くなった。


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治療

治そうと思うと気管切開。

穴を開けチューブを入れる。

これにより声帯、無呼吸は無視できる。

一気に楽になる。


声を出しにくい。出ない場合もある。

食事を飲み込みにくくなる。

風船を入れるので食道を圧迫。

生活の質が下がる。

耳鼻科の先生はそこまでしたくない。経過によって、その選択をすることもあれば、命に関わったとしても、しないという選択もある。


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ここが細いと痰、食べ物がつまると、息を吸ってもほとんどあかないので、一気に窒息のリスクが高い。


二酸化炭素 7060に下がっている。

呼吸中枢と睡眠時無呼吸には、マスクが役立っている。

高い圧力をあてても、ふつうより1.5倍二酸化炭素がたまっている。40くらいがふつう。

肥満低換気症候群にはマスクが有効。


今後、笹生病院ではふだんのケア。

退院後、1ヶ月以内に神戸の病院。

その後、23ヶ月に一回、神戸の病院で、悪くなってないかのチェック。

圧力は限界。これ以上悪くなったら気管切開。

救急車には、ここがかかりつけだと言うこと。

とはいえ、状況による。


気管切開のチューブは10センチ。みため、1センチくらいのチューブがでている。

喋れるタイプ。


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ふたつの問題だったら正常値まで戻るはず。

だけど、中枢性の脳の呼吸をしなさい、という指令が送りにくいものが合併されているとすれば、これをつけても、少しは二酸化炭素が下がると思うけど、溜まった状況が続く。

夜、人工呼吸が必要になるかもしれないし、やってみないと分からない。今、もし気管切開を受けるとなると、日中はこのまま気管切開だけでいける。夜、人工呼吸をつけるのか、もしくはいらない。やってみないと分からない。


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状態が急変、もしくは窒息した時、人工呼吸を使用した場合、経過が異なる。

例えば脳死に近い場合、意識が戻らない、意識が戻ってもぼんやりした場合、意識が戻っても呼吸が弱ってしまって今よりも二酸化炭素炭酸ガスがたまりやすくなっている状況。

この状況で、気管切開をするとどうなるか、想像もつかない。もしかすると24時間人工呼吸をすることもある。


笹生病院では口から入れる人工呼吸だったけれど、喉を切開しての人工呼吸をすることも決めておいた方がいい。


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今のお父さんの考え。

延命としての人工呼吸は考えていない。

医師「救命なのか、延命なのか、人工呼吸をつける時は分からない場合が多い。どういう形で生きていきたいか決める」


人工呼吸とマスクの呼吸は同じ。

機能は同じ。


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ぼーっとしたり、フラフラしたりする時、すぐ病院へ連れていくけれど、鼻からじゃなくマスクの呼吸器をつけることもひとつの手である。

二酸化炭素が下がるかも。

いったん笹生病院へ行ってから神戸の病院へ行くのも手である。

重症度が高い時は神戸の病院。

今の治療を続けつつ、万一の時どうするかを決めておく。

気管切開をこれからどうするか。  以上。




これを兄貴に見せて

僕がこう書いた。

ICUにその都度、肺に挿管するので

それが一因かも、とも。まあ、昔から山歩きで息がざぁーざぁーいってたからなぁ、声帯が狭いのはせまかったよ。

気道を開けると声を出すリハビリはまぁまあ大変らしいし上手くいかないことも。食事も飲み込むがうまく行きにくいことも。

しかし、今以上声帯が狭まるとなんかの拍子に詰まらせて窒息となりやすい。いずれにせよ手術するなら早い方が安心だ。


まあ、今のまま、なりゆきに任せて倒れるリスクを分かった上で今の生活の質を維持するのか、切開して二酸化炭素の不安から逃れ不自由を承知した生活をするのかの選択やなぁ。』


兄貴の叱責が

『おい!

開きなおるのも良い加減にしろよ!

足掻いて足掻いて生き切るのが当然じゃないか。

側にいる久美ちゃんの身にもなって見ろ。』


兄弟はありがたいなぁ。


姉貴からも

『ここの友達薬剤師だつた人でのどを火災で痛め声帯を失い筆談で生活してる食事は普通に食べてる。60代声をうしなつても元気でここの花壇で毎日花ずくりしてるよ命が一番どんなことになつても生きてほしい一番いい方法で生きてほしい、謙ちゃん久美ちゃんの為にもね』