世界選手権、女子フリーへ | フィギュアスケート研究本

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浅田、巻き返しなるか 村上は表彰台に期待

2012.3.30 09:21 産経ニュース

フィギュアスケート世界選手権で女子はSPが終わり、31日(日本時間4月1日未明)にフリーを残すのみ。ショートプログラム(SP)でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を失敗し4位と出遅れた浅田真央は、どこまで巻き返せるか。

 2大会ぶりの優勝が厳しくなった浅田だが「悔いなく終わるのが一番」と前を向く。次のフリーでトリプルアクセルをしっかり跳べば高得点も期待でき、逆転優勝の可能性は、まだまだ残る。

 SPで日本勢トップの2位と好発進の村上は、苦手のフリーを最後まで演じきれば、初の表彰台が見えてくる。「たくさん練習した」という自負を結実したい。難度の高い3回転ルッツが2回転になってSP5位の鈴木は、「追いかける側なので、できることを出し切りたい」との思いをリンクにぶつける。(田中充)

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女子SPで演技する浅田真央=ニース(共同)

佳菜子SP2位!真央は4位に「満足いく演技ではなかった」

 フィギュアスケートの世界選手権第4日は29日、フランスのニースで女子ショートプログラム(SP)を行い、17歳の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が2連続3回転ジャンプを決めるほぼ完璧な演技で62・67点を出し、2位につけた。

 2年ぶり3度目の優勝を目指す浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の回転が足りずに転倒し、59・49点で4位。2年ぶりに出場した鈴木明子(邦和スポーツランド)は59・38点で5位だった。アリョーナ・レオノワ(ロシア)が64・61点でリードした。

 フリーは31日に行われる。前回優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)は今季休養している。

 ▼浅田真央の話 やってきたことが全て出せたわけではないので悔しい。トリプルアクセルの失敗は取り返しがつかないので、満足いく演技ではなかった。日本でやっていた時の方が良かった。

 ▼村上佳菜子の話 練習が悪かったことを考えると(本番は)すごく良かった。去年と比べて気持ちが一番成長した。今季はフリーでボロボロになっているが、たくさん練習してきたので自信を持って頑張る。

 ▼鈴木明子の話 悔しいの一言。(これまで)ミスのなかった3回転ルッツを失敗して自分でも弱いなと思った。フリーは追い掛ける側なので、今できることを思い切り出し切りたい。

 ▼アリョーナ・レオノワの話 全てを出し切った。一つのミスもないベストの演技で、すごくうれしい。フリーも前向きで落ち着いた気持ちで臨みたい。(共同)

2012年3月29日 23:58 スポニチ

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浅田真央 仏入り後に調子急降下 3回転半34回挑戦も

フィギュアスケート世界選手権第4日 (3月29日 フランス・ニース)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、2年ぶり3度目の優勝を目指す浅田真央(21=中京大)は冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒。59・49点と今季2番目の低スコアで、4位スタートとなった。

 今大会に向け、日本で積んだ練習では絶好調だった。関係者が「これなら3回転半と認定してもらえる」と話す状態だった。だが、26日のニース入り以降、浅田が「原因は分からない」と首をかしげるほど調子が急降下。34度のトライで完璧な着氷はなし。それでも、「(トリプルアクセルを)やらなかったら気持ち良くいけない」と果敢に挑戦し、そして転倒した。

2012年3月30日 07:52 スポニチ

浅田真央3回転半失敗4位!競技の前に何かあったの?

2012/3/30 12:27テレビウォッチ

 フランス・ニースで開かれているフィギュアスケート世界選手権で、浅田真央は2年ぶり3度目の優勝を目指してショートプログラムに挑んだ。しかし、トリプルアクセルで両足着氷になり転倒し、その後の連続ジャンプなどはまとめたものの、得点は伸びずに第4位に終わった。浅田は「やってきたことが全て出せたわけではないので悔しい。満足いく演技ではなかった」と話している。
自信なかったが「女王返り咲き」狙って果敢に挑戦
司会の加藤浩次は「国内ではすべて成功していたのに、なぜ今回は失敗してしまったのだろうか」と言う。フィギュアスケート解説者の佐野稔はトリプルアクセル失敗をこう分析した。

「完璧に飛べる自信がないと彼女は話していました。それでもあえて挑戦したのは、世界女王に返り咲きたいという強い願望があったからでしょう」

まだフリーで逆転のチャンス
コメンテーターの八代英輝(国際弁護士)が「フィギュアスケートはほんのちょっとの些細なことも、演技を大きく左右します。演技前に何かがあったのではないでしょうか」と妙なことを言い出した。
加藤「なにがあったのだろう?」
阿部「でも、まだチャンスはあります。佐野さんによれば、現在トップのアリョーナ・レオノワ(ロシア)選手はSPは得意ですが、フリーは苦手だそうです。フリーで浅田選手がトリプルアクセルを成功させれば女王への可能性は十分あるということでした」
フリーは日本時間4月1日未明の予定だ。

阿部祐二リポーター「2位につけている村上佳菜子選手は子供の頃から飛び慣れている2連続3回転ジャンプを決め、地味な滑りでしたがほぼ完璧な演技でした」

真央転倒3回転半失敗/フィギュア

<フィギュアスケート:世界選手権>◇4日目◇29日◇フランス・ニース

 2年ぶり3度目の優勝を狙う浅田真央(21=中京大)が、世界選手権と五輪を通じて2番目に低い59・49点と出遅れ、4位発進となった。1年ぶりの成功にかけたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は両足着氷で2回転半になった上に転倒。代名詞復活にかけた大舞台で厳しい結果が待っていた。村上佳菜子(17)が2位につけ、鈴木明子(27)が5位、アリョーナ・レオノワ(ロシア)が64・61点で首位となった。

 南仏の太陽のようなまばゆい笑顔は、またも見ることはできなかった。演技後、点数を待つ浅田は、口を開けたままぼうぜんとしていた。「転倒してしまったのは取り返しが付かない。今の気持ちは満足していないです」。取材陣に受け答えする時に前で組んだ手の指先は、小刻みに震えていた。悔しさが込み上げているようだった。世界選手権と五輪を通じて自己ワースト58・66点だった昨年大会に次ぐ低得点。雪辱を誓って積み上げてきた1年間の成果を発揮できなかった。

 復活を期した冒頭の3回転半が無残に散った。着氷で両足が絡み、転んで両手をついた。現地入りしてから5度の公式練習、さらに直前の6分間練習の1回も含めて、34回挑戦してすべて失敗していた。それでも「このためにやってきた。やらなかったら気持ち良くいけないんじゃないか」と演技直前に決意。佐藤コーチに「やります」と告げて向かったが、思いは実らなかった。日本での好調さは鳴りを潜め、「下降気味になってしまった。(原因は)わからないです」と唇をかんだ。

 今季は安定感に欠く得意技を封印。2月の4大陸選手権で3大会ぶりにSP、フリーともに解禁したが、惜しくも回転不足。最大目標の今大会に向け、最後の2週間は中京大で佐藤コーチが付きっきりで指導。従来は同コーチの練習拠点の横浜に通うことも多かったが、移動時間を惜しんでまで、完璧なジャンプを目指していた。それだけに失望感は深かった。

 チャンスはあと1回。フリーに逆転女王も、そして何より「ジャンプの真央」完全復活をかける。「悔いなく終わることが一番の目標です」。悔しさを喜びに変えることは、自分しかできない。【阿部健吾】

 [2012年3月30日8時40分 紙面から]日刊スポーツ

真央、トリプルアクセル転倒で4位発進

「フィギュアスケート世界選手権第4日」(29日、ニース)

 女子SPを行い、2年ぶり3度目の優勝を目指す浅田真央(21)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の回転が足りずに転倒し、59・49点で4位だった。村上佳菜子(17)=愛知・中京大中京高=が2連続3回転ジャンプを決めるほぼ完璧な演技で62・67点を出し、日本人トップの2位につけた。鈴木明子(邦和スポーツランド)は5位。アリョーナ・レオノワ(ロシア)が64・61点でトップに立った。30人で争い、上位24人が31日のフリーに進む。

 悔いの残るSPだった。冒頭でトリプルアクセルに挑んだ浅田は、両足着氷になり転倒。その後、連続ジャンプなどはまとめたものの、得点は伸びなかった。09年の世界国別対抗戦で出した自己ベストの75・84点に遠く及ばない59・49点にとどまった。

 「やってきたことが全て出せたわけではないので悔しい。トリプルアクセルの失敗は取り返しがつかない。満足いく演技ではなかった」。感情を押し殺すように、唇をかんだ。

 今大会でのトリプルアクセル成功に向け、全力を尽くしてきた。2月の四大陸選手権ではSP、フリーとも挑戦し、ともにわずかな回転不足に終わった。その後も重点を置いて調整し、大会前には体操男子のエース・内村航平にも回転の“コツ”を聞きにいったという。

 ただ、ニース入り後の本番リンクでは思うように決まらず、失敗が続いていた。出遅れが許されないSP。選択を迫られていたが、あえて挑戦することを選んだ。

 フリーでは、3年ぶりに連続3回転ジャンプを入れる可能性もある。2連覇を狙った昨年はジャンプが安定せず、世界選手権では自己最低の6位に沈んだ。どん底からはい上がり、昨年12月に母・匡子さん(享年48)を亡くす不幸に見舞われながらたどり着いた雪辱の舞台だ。

 「昨季の悔しさを、ニースで納得のいく滑りに変えたい」。2年ぶりの女王返り咲きへ、次こそ会心の舞を披露する。

(2012年3月30日)デイリーニュース

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女子SPで演技する浅田真央=ニース(共同)

浅田、トリプルアクセル決まらず=世界フィギュア

 SP4位から巻き返しを狙う女子の浅田真央(中京大)は、翌日のフリーへ向けた午前の公式練習でトリプルアクセル(3回転半)を確認したが決まらず、両足での着氷や転倒が続いた。
 他のジャンプはまずまずで、得点を稼げるフリップ-ループの連続3回転や2回転半-3回転トーループはしっかり着氷。首位と約5点差のフリーへ「悔いなく終わるのが一番」と話していたが、トリプルアクセルへの判断をどうするか。

(ニース時事)(2012/03/30-21:45)

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真央 3回転半は不調 連続3回転は好調

 フィギュアスケートの世界選手権で31日夜(日本時間4月1日未明)の女子フリーに臨む日本勢が30日、フランスのニースで調整し、2年ぶり3度目の優勝を目指す浅田真央(中京大)は4位と出遅れたショートプログラム(SP)で転倒したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の修正に努めたが、回転不足や回転が抜けるミスが続いた。

 新たな得点源として期待される連続3回転や2回転半―3回転の連続ジャンプは好調だった。

 SP2位の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は3回転ループが安定せず、不安を残した。

 5位から巻き返しを狙う鈴木明子(邦和スポーツランド)は2回転半―3回転などのジャンプを入念にチェックした。(共同)

[ 2012年3月30日 19:33 ]スポニチ

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女子フリーに向け調整する浅田真央
Photo By 共同

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女子フリーに向け調整する鈴木明子=ニース(共同)

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女子フリーに向け調整する村上佳菜子=ニース(共同)

中々、生身の体ですから、ノーミスでというのは簡単にいかないですよね。

でも、それは他の選手も同じです。

あとはどれだけ冷静に、ミスを少なくするしかないのだと思います。

しかし、日本では調子の良かった3Aが、なぜニースでは、調子が良くないのでしょうか。

もしかして、氷が固い所為でしょうか。選手から、固いと苦情が出ていたらしいですからね……。

やはり、氷の質でも、滑りやすさはあるのでしょう。

3Aは、もしかすると回避して、3-3に集中するかもしれません。

しかし、浅田選手をもってしても、環境が変わって、3-3は跳べて、3Aが跳べないのは、やはり、3-3などより、トリプルアクセルが、どれだけ難しいかという証明だと思います。

真央ちゃんが悔いのないような選択をして、自信をもってフリーに挑んでほしいと思います。

あっこさん、佳菜子さんにも、ベストをつくしていただきたいと思います。


女子FSは日本時間、4/1(日) 深夜1:30からです。

滑走順

Warm-Up Group 1
1 Alisa MIKONSAARI FIN 23 44.16
2 Polina KOROBEYNIKOVA RUS 19 46.71
3 Romy BワHLER SUI 24 44.02
4 Natalia POPOVA UKR 20 46.60
5 Sarah HECKEN GER 21 46.39
6 Kerstin FRANK AUT 22 45.80

Warm-Up Group 2
7 Sonia LAFUENTE ESP 18 47.36
8 Juulia TURKKILA FIN 17 47.75
9 Elena GLEBOVA EST 14 49.04
10 Amelie LACOSTE CAN 13 49.37
11 Alissa CZISNY USA 16 48.31
12 Yretha SILETE FRA 15 48.42

Warm-Up Group 3
13 Valentina MARCHEI ITA 11 52.14
14 Kexin ZHANG CHN 9 55.00
15 Jenna MCCORKELL GBR 12 50.42
16 Elene GEDEVANISHVILI GEO 7 58.49
17 Viktoria HELGESSON  SWE 10 54.19
18 Ashley WAGNER USA 8 56.42

Warm-Up Group 4
19 Alena LEONOVA RUS 1 64.61
20 Mao ASADA JPN 4 59.49
21 Kanako MURAKAMI JPN 2 62.67
22 Carolina KOSTNER ITA 3 61.00
23 Akiko SUZUKI JPN 5 59.38
24 Ksenia MAKAROVA RUS 6 58.51

放送

女子フリー
4月1日(日)19:00~21:54

放送は、明日ですね。残念、ライブ放送は無理でしたね。

本当は、BSフジで深夜、生放送すれば良いと思うのですがね……。

女子は、SPから一日開きました。いつもSPは男子から始まるのに、今回は女子からでした。

そしてフリーは、男子からと、女子には優しい、男子は少し辛い日程のようですね。

その一日が、女子に有利になると良いと思います。



↓フリー大応援です。音譜


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