世界選手権・男子SP 結果 | フィギュアスケート研究本

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フィギュアスケート:世界選手権・男子SP

トップはチャン、高橋は3位から逆転V狙う 羽生は7位、小塚は13位

順位 選手名 国名 得点

1位 パトリック・チャン カナダ 89.41
2位 ミハル・ブレジナ チェコ 87.67
3位 高橋大輔 日本 85.72
4位 ブライアン・ジュベール フランス 83.47
7位 羽生結弦 日本 77.07
13位 小塚崇彦 日本 71.78

詳細

総括


フィギュアスケートの世界選手権は30日、フランスのニースで男子シングルのショートプログラム(SP)が行われ、日本の高橋大輔は85.72点で3位につけた。初出場の羽生結弦は77.07点で7位、昨年の銀メダリスト、小塚崇彦は71.78点で13位と出遅れた。ディフェンディングチャンピオンのパトリック・チャン(カナダ)が89.41点でトップに立ち、2位はミハル・ブレジナ(チェコ)。

高橋は冒頭、4回転トゥループを降りたが、3回転トゥループを強引につけて両手をつくミス。回転不足(ダウングレード)判定を受けた。ステップやスピンでは高得点を獲得、演技構成点でも高評価を得てトップと約4点差につけた。
羽生も冒頭に4回転トゥループ-ダブルトゥループを決めたが、トリプルルッツが1回転になるミス。小塚は4回転とトリプルアクセルで転倒があり、ジャンプがすべてクリーンに決まらず大きく出遅れた。

フリースケーティングは31日に行われる。

<全順位>

1: パトリック・チャン (カナダ) 89.41
2: ミハル・ブレジナ (チェコ) 87.67
3: 高橋大輔 (日本) 85.72
4: ブライアン・ジュベール (フランス) 83.47
5: ハビエル・フェルナンデス (スペイン) 81.87
6: フローラン・アモディオ (フランス) 79.96
7: 羽生結弦 (日本) 77.07
8: デニス・テン (カザフスタン) 76.00
9: ジェレミー・アボット (米国) 74.85
10: アダム・リッポン (米国) 73.55
11: サミュエル・コンテスティ (イタリア) 73.55
12: ケビン・レイノルズ (カナダ) 72.95
13: 小塚崇彦 (日本) 71.78
14: トマシュ・ベルネル (チェコ) 70.38
15: 宋楠 (中国) 69.58
16: アルトゥール・ガチンスキー (ロシア) 68.50
17: セルゲイ・ボロノフ (ロシア) 66.81
18: ケビン・バン・デル・ペレン (ベルギー) 66.38
19: ミーシャ・ジー (ウズベキスタン) 65.29
20: クリストファー・カルザ (フィリピン) 61.87
21: ビクター・パイファー (オーストリア) 60.61
22: キム・ ルシーヌ (モナコ) 59.93
23: ペテル・リーバース (ドイツ) 58.21
24: ハビエル・ラヤ (スペイン) 57.22

<以上24名がフリーに進出>

25: マチェイ・チェプルハ (ポーランド) 57.18
26: アレクサンデル・マヨロフ (スウェーデン) 56.57
27: キム・ミンスク (韓国) 55.41
28: ドミトリー・イグナテンコ (ウクライナ) 52.93
29: アレクセイ・ビチェンコ (イスラエル) 52.76
30: ユストゥス・ストリード (デンマーク) 50.55

30: トマシュ・ベルネル (チェコ)

トマシュ・ベルネルの演技がスタート。
昨年の世界選手権は12位。欧州選手権では5位。

4回転は回転がほどけて2回転に。トリプルアクセルは着氷、トリプルルッツ-トリプルトゥループもなんとか着氷した。
得点は70.38(技術点33.10、演技構成点37.28)と伸びず、14位。
フライングアップライトスピンがレベル3、足換えのシットスピンがレベル2。あとはレベル4を獲得。

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29: ハビエル・フェルナンデス (スペイン)

ハビエル・フェルナンデスの演技がスタート。
今季はGPファイナルで3位、欧州選手権では10位。世界選手権は6年連続の出場。

4回転はやや前傾になったが着氷、トリプルルッツ-トリプルトゥループもきれいに着氷。トリプルアクセルではオーバーターン。わずかなミスに抑えて本人は満足のガッツポーズ。
得点は81.87点(技術点43.72、演技構成点38.15)で暫定5位。
ステップがレベル3、スピンはすべてレベル4を獲得。4回転とアクセルは減点。

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28: 小塚崇彦 (日本)

小塚崇彦の演技がスタート。
昨年の銀メダリスト。連続の表彰台を目指す。

4回転は回転不足気味の着氷で転倒。続くトリプルアクセルもなんとか着氷したように見えたが転倒。トリプルルッツ-トリプルトゥループも何とかこらえて降りた。クリーンなジャンプが1つもなく、本人も悔しそうに視線を上にあげた。
得点は71.78点(技術点35.96、演技構成点37.82、減点2)で暫定12位。
4回転はアンダ―ローテーション、ステップがレベル3、スピンはすべてレベル4を獲得。

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27: 羽生結弦 (日本)

羽生結弦の演技がスタート。
世界選手権初出場。今季はGPファイナル4位。

4回転のコンビネーションはセカンドを2回転に。イーグルからのトリプルアクセルは持ちこたえながら着氷したが、最後のトリプルルッツが抜けて1回転になってしまった。初出場の大舞台で緊張感があったか。フィニッシュではとても悔しそうな表情。
得点は77.07点(技術点38.68、演技構成点38.39)で暫定6位。
ステップはレベル3、スピンはすべてレベル4を獲得。

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26: フローラン・アモディオ (フランス)

フローラン・アモディオの演技がスタート。
昨年の世界選手権は7位、今季は欧州選手権で銅メダル。

地元期待の若手の登場に会場は大歓声。4回転サルコウは転倒、続くトリプルルッツ-トリプルトゥループは着氷。トリプルアクセルはやや前のめりになったがこらえた。ステップでは大きな動きを見せた。大技の失敗に表情は晴れない。
得点は79.96点(技術点42.82、演技構成点38.14、減点1)で暫定5位。
4回転サルコウは認定。足換えのコンビネーションスピンがレベル4、ステップと足換えの嫉妬スピンがレベル3、フライングキャメルスピンがレベル2。

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25: アルトゥール・ガチンスキー (ロシア)

アルトゥール・ガチンスキーの演技がスタート。
昨年の銅メダリスト。今季は欧州選手権でも銀メダルを獲得している。

冒頭の4回転は軸が斜めになり2回転-2回転に。イーグルからのトリプルアクセル、トリプルループは余裕を持って着氷。演技後は悔しそうに両手で頭をポンポンとたたいた。
得点は68.50点(技術点31.39、演技構成点37.11)で暫定11位。
フライングキャメルスピンとステップでレベル4、ほか2つのスピンはレベル3。

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24: ケビン・バン・デル・ペレン (ベルギー)

ケビン・バン・デル・ペレンの演技がスタート。
今季で引退をほのめかしているベテラン。欧州選手権ではけがでフリー直前に棄権している。

冒頭は4回転の予定がトリプルトゥループ-トリプルトゥループに。アクセルもダブルに。トリプルルッツはきれいに決まった。
得点は66.38点(技術点32.63、演技構成点33.75)で暫定12位。
足換えのキャメルスピンとステップがレベル3、あとはレベル4を獲得。

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23: ジェレミー・アボット (米国)

ジェレミー・アボットの演技がスタート。
世界選手権は2年ぶりの出場。今季はGPファイナル5位。2年ぶりに全米王者に返り咲いた。

トリプルフリップ-トリプルトゥループはバランスを崩しながらまとめようとしたがセカンドジャンプで転倒。トリプルアクセルはきれいに決めたが、トリプルルッツでは途中で回転が開いて2回転の両足着氷となってしまった。
得点は74.85点(技術点34.64、演技構成点41.21、減点1)で暫定6位。
フライングアップライトスピンがレベル1、ほかはすべてレベル4を獲得。

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22: 高橋大輔 (日本)

高橋大輔の演技がスタート。
昨年は5位。今季はGPファイナルと四大陸選手権で2位。

4回転トゥループを着氷したが、続けた3回転トゥループで回転不足の着氷となり両手をつく。トリプルアクセル、トリプルルッツはきれいに決めた。ステップでは観客から掛け声が飛ぶ。演技後はちょっと舌を出して首をかしげた。
得点は85.72点(技術点43.43、演技構成点42.29)で暫定3位。
コンビネーションのトゥループはダウングレード、足換えのキャメルスピンでレベル3、ほかはすべてレベル4を獲得。

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21: ミハル・ブレジナ (チェコ)

ミハル・ブレジナの演技がスタート。
世界選手権は2年連続の4位。今季はGPファイナル6位、欧州選手権4位。

トリプルアクセル、トリプルフリップ-トリプルトゥループ、4回転サルコウという高難度のジャンプ構成をすべて着氷。スピンではややスピードに欠けたが、悲願の表彰台へ気合の演技。フィニッシュでは大きなガッツポーズ。
得点は87.67点(技術点48.70、演技構成点38.97)で暫定2位。
スピンとステップではすべてレベル4を獲得。

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20: サミュエル・コンテスティ (イタリア)

サミュエル・コンテスティの演技がスタート。
世界選手権は4年連続の出場。今季は欧州選手権で7位。

昨季から持ち越していたプログラムを変更。トリプルルッツ-トリプルトゥループを着氷、トリプルアクセルもやや前のめりになったが着氷。トリプルフリップは流れのあるきれいな着氷。演技後はガッツポーズ。
得点は73.55点(技術点37.58、演技構成点35.97)で暫定5位。

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19: パトリック・チャン (カナダ)

パトリック・チャンの演技がスタート。
今季はすべての試合で負けなし。圧倒的な強さで2連覇を狙う。

4回転トゥループでオーバーターンし、コンビネーションにならず。トリプルアクセルは流れのある着氷。トリプルルッツにトリプルトゥループをつけてリカバリーし、きれいに決めた。ストレートラインステップではわずかにバランスを崩す。盤石な演技とはいかなかったが、ミスは最小限にとどめた。フィニッシュでは残念そうな表情。
得点は89.41点(技術点46.24、演技構成点43.17)で暫定トップ。
4回転の減点は0.86。バランスを崩したステップはレベル3、スピンはすべてレベル4。

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18: アダム・リッポン (米国)

アダム・リッポンの演技がスタート。
世界選手権は2年ぶり2度目の出場。今季は四大陸選手権で4位。

トリプルフリップ-トリプルトゥループはきれいに決めたが、トリプルアクセルでステップアウト、両手を挙げたトリプルルッツでもステップアウト。フィニッシュでは心境複雑そうな笑顔。
得点は73.55点(技術点37.77、演技構成点35.78)で暫定3位。
足換えのキャメルスピンでレベル3、ほかはすべてレベル4を獲得。

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17: アレクサンデル・マヨロフ (スウェーデン)

アレクサンデル・マヨロフの演技がスタート。
予選を7位で通過。世界選手権は2年連続の出場。昨年の世界ジュニア銅メダリスト。

トリプルアクセルは決めたが、トリプルルッツで軸が流れて豪快に転倒すると、続くトリプルフリップも途中で回転が開き、同じように転倒。大きなミスが立て続けに出てしまった。
得点は56.57点(技術点28.34、演技構成点30.23、減点2)で暫定13位。

16: ブライアン・ジュベール (フランス)

ブライアン・ジュベールの演技がスタート。
今季は欧州選手権で8位。2007年にチャンピオンとなっている。

地元の大声援の中登場。4回転トゥループ-トリプルトゥループはやや流れを欠いたが着氷。トリプルアクセルは前に体重がかかったがこらえ、トリプルルッツも着氷。ステップでは観客をあおり、のびのびとした演技。大きなミスなく演じ切り、ガッツポーズが飛び出した。会場からは音が聞こえないくらいの大歓声。
得点は83.47点(技術点44.35、演技構成点39.12)で暫定トップ。
トリプルアクセルはやや減点、フライングアップライトスピンとステップがレベル3、あとはレベル4を獲得。

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15: マチェイ・チェプルハ (ポーランド)

マチェイ・チェプルハの演技がスタート。
予選は3位で通過、世界選手権は2年ぶり2度目の出場。

ダブルアクセル、トリプルルッツ-ダブルトゥループ、トリプルループといずれも着氷。
得点は57.18(技術点29.11、演技構成点28.07)で暫定11位。

14: ビクター・パイファー (オーストリア)

ビクター・パイファーの演技がスタート。
予選は6位で通過、世界選手権は6度目の出場。

片手を挙げたトリプルルッツ、トリプルサルコウ-トリプルトゥループをきれいに着氷。ダブルアクセルはこややらえながらの着氷。演技の途中でズボンの裾の留め具が外れてしまい、膝までまくり上げてしのいだ。
得点は60.61点(技術点31.28、演技構成点29.33)で暫定7位。

13: 宋楠 (中国)

宋楠の演技がスタート。
予選を1位で通過、今季はGP2試合で表彰台に上がり、四大陸選手権では11位。

4回転トゥループを降りたあと壁に近づいたが3回転トゥループにつなげた。トリプルアクセルは前のめりになったがこらえる。トリプルルッツで転倒。
得点は69.58点(技術点39.48、演技構成点31.10、減点1)で暫定3位。
故障しているという情報も。冒頭のジャンプは加点込みで14.97点のビッグジャンプに。ルッツは認定。

12: ミーシャ・ジー (ウズベキスタン)

ミーシャ・ジーの演技がスタート。
予選は4位で通過、今季は四大陸選手権で9位に入っている。

トリプルアクセルはわずかに両足着氷、トリプルフリップ-トリプルトゥループは決めた。トリプルルッツはややこらえたが着氷。最後は曲の余韻を残しながらフィニッシュ。
得点は65.29点(技術点33.72、演技構成点31.57)で暫定4位。

11: クリストファー・カルザ (フィリピン)

クリストファー・カルザの演技がスタート。
予選を8位で通過、世界選手権は初出場。今季は四大陸選手権で12位。

ダブルアクセル、トリプルルッツ-トリプルトゥループ、トリプルループといずれも着氷。コンビネーションでは2つ目でにフリーレッグがかすったか。ステップでは拍手が沸いた。フィニッシュでは大きなガッツポーズを何度も繰り返す。
得点は61.87点(技術点31.76、演技構成点30.11)で暫定4位。

10: ドミトリー・イグナテンコ (ウクライナ)

ドミトリー・イグナテンコの演技がスタート。
世界選手権は初出場、今季は欧州選手権で21位。

ダブルアクセル、トリプルルッツ-トリプルトゥループ、トリプルループとすべてきれいに着氷。
得点は52.93点(技術点29.40、演技構成点23.53)で暫定8位。

9: キム・ ルシーヌ (モナコ)

キム・ ルシーヌの演技がスタート。
予選を5位で通過、世界選手権は2年連続の出場。今季は欧州選手権で13位。

ダブルアクセルと最後のトリプルルッツはきれいに着氷、コンビネーションのフリップがオーバーターンになり、そこからトリプルトゥループにつなげた。
得点は59.93点(技術点31.33、演技構成点28.60)で暫定4位。

8: デニス・テン (カザフスタン)

デニス・テンの演技がスタート。
世界選手権は4年連連続4回目の出場。今季は四大陸選手権で6位。

トリプルアクセルをきれいに着氷、トリプルフリップ-トリプルトゥループはセカンドでややバランスを崩す。トリプルルッツは着氷。スピードに乗って伸びやかな演技だったが、やや悔しそうな表情。
得点は76.00点(技術点41.64、演技構成点34.36)で暫定トップ。
スピン、ステップすべてでレベル4を獲得。

7: ケビン・レイノルズ (カナダ)

ケビン・レイノルズの演技がスタート。
世界選手権は3年連続3回目の出場、今季は四大陸選手権で8位に入っている。

4回転サルコウ-トリプルトゥループ、トリプルアクセル、トリプルルッツとすべて着氷。演技後はガッツポーズも。会場は今日初めてのスタンディングオベーション。
得点は72.95点(技術点39.49、演技構成点33.46)で暫定トップ。
4回転サルコウはアンダーローテーション、ステップと最後のスピンがレベル3、ほかはレベル4。

6: ユストゥス・ストリード (デンマーク)

ユストゥス・ストリードの演技がスタート。
予選を10位で通過、世界選手権は2年連続2回目の出場。

得点は50.55点(技術点27.38、演技構成点25.17、減点2)で暫定6位。

5: ペテル・リーバース (ドイツ)

ペテル・リーバースの演技がスタート。
世界選手権は5年連続5度目の出場。今季は欧州選手権で15位。

得点は58.21点(技術点31.64、演技構成点28.57、減点2)で暫定2位。

4: ハビエル・ラヤ (スペイン)

ハビエル・ラヤの演技がスタート。
予選を9位で通過、世界選手権は初出場。

得点は57.22点(技術点29.30、演技構成点27.92)で暫定2位。

3: キム・ミンスク (韓国)

キム・ミンスクの演技がスタート。
予選を11位で通過、世界選手権は4年連続4度目の出場。

得点は55.41点(技術点28.58、演技構成点26.83)で暫定2位。

2: アレクセイ・ビチェンコ (イスラエル)

アレクセイ・ビチェンコの演技がスタート。
予選を12位で通過、世界選手権は初出場。

得点は52.76点(技術点26.50、演技構成点26.26)で暫定2位。

1: セルゲイ・ボロノフ (ロシア)

セルゲイ・ボロノフの演技がスタート。
世界選手権は2年ぶりの出場。今季は欧州選手権で10位、ロシア選手権では3位に入った。

4回転トゥループ-トリプルトゥループを決めるも、アクセルがダブルに。
得点は66.81点(技術点36.52、演技構成点30.29)。


↓リザルト

http://www.isuresults.com/results/wc2012/index.htm

↓プロトコル

http://www.isuresults.com/results/wc2012/WC2012_Men_SP_Scores.pdf

↓別ブログに、男子SP動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11208680982.html
世界選手権 男子SP動画

世界フィギュア:高橋SP3位 羽生7位 小塚13位

 【ニース(フランス)芳賀竜也】フィギュアスケートの世界選手権第5日は30日、当地で男子のショートプログラム(SP)を行い、2季ぶりの優勝を狙う高橋大輔(関大大学院)は85.72点で3位だった。トップは前回王者のパトリック・チャン(カナダ)で89.41点。初出場の羽生結弦(宮城・東北高)は77.07点で7位、前回銀メダルの小塚崇彦(トヨタ自動車)は2度の転倒が響いて71.78点で13位と出遅れた。

    ◇

 第4日は29日、アイスダンスのフリーを行い、ショートダンス(SD)1位のテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)が合計182.65点で2年ぶり2回目の優勝を果たした。


世界フィギュア、高橋はSP3位

【ニース(フランス)共同】フィギュアスケートの世界選手権第5日は30日、フランスのニースで男子ショートプログラム(SP)を行い、2年ぶり2度目の優勝を目指す高橋大輔は連続ジャンプで4回転の後の3回転が大きく乱れるミスはあったが、85・72点で3位だった。
 17歳で初出場の羽生結弦も4回転を決めたが、他のジャンプでミスがあり、77・07点で7位。前回銀メダルの小塚崇彦は2度転倒し、71・78点で13位と大きく出遅れた。
 2連覇を狙うパトリック・チャン(カナダ)が89・41点でトップに立ち、前回4位のミハル・ブレジナ(チェコ)が87・67点で2位につけた。

(2012年3月31日)

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男子SPで演技する高橋大輔=ニース(共同)

高橋選手が4-3に挑戦しました。

お手付きは残念でしたが、4T+3T<<で、ダウングレードですね。

チャン選手なら、転んでも、認定?

とりあえず転倒扱いにはなっていなかったので、良かったです。

4CCの時に、チャン選手の転倒を見逃したので、転倒扱いにはしなかったのでしょう。

羽生選手も、コンビネーションに挑戦しました。4T+2Tとなりましたが、成功しました。

ルッツが1回転となってしまったのが惜しかたったと思います。

やはり、疲れが出てしまったのだと思います。

また小塚選手もジャンプで、二つもミスしてしまいました。

残念です。しかし、去年も、フリーで巻き返しました。

今季も、期待したいと思います。



↓4回転のチャレンジは、素晴らしいです。(°∀°)b


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