2012年3月29日23時56分 朝日新聞デジタル
スケートの世界選手権は２９日、フランスのニースで女子ショートプログラム（ＳＰ）があり、２大会ぶり３度目の優勝を目指す浅田真央（中京大）は冒頭のトリプルアクセル（３回転半）で転倒し、５９．４９点の４位スタートとなった。前回大会８位の村上佳菜子（愛知・中京大中京高）はノーミスの演技で６２．６７点で２位と好位置につけ、鈴木明子（邦和スポーツランド）はジャンプのミスが響き５９．３８点の５位と出遅れた。６４．６１点のアリョーナ・レオノワ（ロシア）がＳＰ首位に立った。
女子ＳＰで演技する浅田真央＝遠藤啓生撮影
女子ＳＰで２位につけた村上佳菜子＝遠藤啓生撮影
女子ＳＰで５位となった鈴木明子＝遠藤啓生撮影
村上完璧 ＳＰ２位 フィギュアスケート世界選手権
2012年3月30日 朝刊 東京新聞
【ニース（フランス）＝鈴木智行】フィギュアスケートの世界選手権第４日は２９日、当地で女子ショートプログラム（ＳＰ）を行い、村上佳菜子（愛知・中京大中京高）は２連続３回転ジャンプを決めるほぼ完璧な演技で６２・６７点の２位と好発進した。
２年ぶり３度目の優勝を目指す浅田真央（中京大）はトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）で転倒したが、その後は無難にまとめ、５９・４９点で４位。２年ぶりに出場した鈴木明子（邦和スポーツランド）は５９・３８点で５位だった。アリョーナ・レオノワ（ロシア）が６４・６１点で首位に立った。
◆「気持ちの面が成長」
どこを見回しても日だまりのようなニースの街には、この笑顔がぴったりはまる。演技後の村上の表情は、屋内のリンクにいたどの観客にも明るさと温かさを届けた。
冒頭の連続３回転ジャンプが鮮やかに決まった。一つ目は飛距離があり、二つ目は十分な高さ。昨季のようなはじける若さではなく、実の詰まった若さが表れた連続技だった。
その後も大きなミスはなし。「ドラマのある曲の方が得意だと思う」という自信を胸に、苦しみから脱しようともがくストーリーを見事に演じきった。
現地入り直前に愛知県選手権に出場。きつい日程がたたり、ニースに着いた飛行機を降りた時には体調を崩していた。
最初の１日はほとんど食事も取れない状態。乗り越えられたのは「誰と比べても自分が下だった」と思い知らされた昨季の世界選手権の悔しさと、靴が合わずに苦しんだ今季前半戦から立ち直った経験があったからだ。
「昨年と比べて気持ちの面が成長した。試合でパニックにならなくなった」。こう話す村上は「練習から調子が悪く、不安が大きかった。そのことを考えると、すごく良かった。フリーも自信を持って頑張る」と笑顔で続けた。
トップと１・９４差の２位。表彰台は目の前だ。 （鈴木智行）
村上佳菜子が女子ＳＰ２位 浅田４位、鈴木５位
2012.3.30 00:19 産経ニュース
ニース（フランス）＝田中充】フィギュアスケートの世界選手権第４日は２９日、フランスのニースで女子ショートプログラム（ＳＰ）が行われ、２大会ぶり３度目の優勝を目指す浅田真央（中京大）はトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）の回転が足りずに転倒し、５９・４９点で４位。
２度目の出場となる１７歳の村上佳菜子（愛知・中京大中京高）は、３回転－３回転の連続ジャンプを決めるなどして６２・６７点で２位につけた。鈴木明子（邦和スポーツランド）は５９・３８点で５位だった。アリョーナ・レオノワ（ロシア）が６４・６１点で首位。
女子ＳＰの演技を終え、声援に応える村上佳菜子＝ニース（ロイター＝共同）
村上、ＳＰ２位発進 世界フィギュア
2012年3月30日 00時24分
女子ＳＰで華麗な演技を見せる村上佳菜子＝フランス・ニースで（内山田正夫撮影）
【ニース（フランス）＝鈴木智行】フィギュアスケートの世界選手権第４日は２９日、当地で女子ショートプログラム（ＳＰ）を行い、村上佳菜子（愛知・中京大中京高）は２連続３回転ジャンプを決めるほぼ完璧な演技で６２・６７点の２位と好発進した。
２年ぶり３度目の優勝を目指す浅田真央（中京大）はトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）で転倒したが、その後は無難にまとめ、５９・４９点で４位。２年ぶりに出場した鈴木明子（邦和スポーツランド）は５９・３８点で５位だった。アリョーナ・レオノワ（ロシア）が６４・６１点で首位に立った。
女子ＳＰは３０人で争い、上位２４人が３１日のフリーに進む。（記録は共同）
（中日新聞）
女子ＳＰで華麗な演技を見せる村上佳菜子＝フランス・ニースで（内山田正夫撮影）
浅田が転倒し４位、村上は２位 世界フィギュアＳＰ
2012/3/30 0:14日本経済新聞
【ニース（フランス）＝共同】フィギュアスケートの世界選手権第４日は29日、フランスのニースで女子ショートプログラム（ＳＰ）を行い、17歳の村上佳菜子（愛知・中京大中京高）が２連続３回転ジャンプを決めるほぼ完璧な演技で62.67点を出し、２位につけた。
２年ぶり３度目の優勝を目指す浅田真央（中京大）はトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）の回転が足りずに転倒し、59.49点で４位。２年ぶりに出場した鈴木明子（邦和スポーツランド）は59.38点で５位だった。アリョーナ・レオノワ（ロシア）が64.61点でリードした。
フリーは31日に行われる。前回優勝の安藤美姫（トヨタ自動車）は今季休養している。
女子ＳＰのジャンプで転倒する浅田真央＝共同
浅田真央、３回転半決まらず転倒し４位発進
【ニース（仏）＝若水浩】フィギュアスケートの世界選手権は２９日、女子ショートプログラム（ＳＰ）が行われ、村上佳菜子（愛知・中京大中京高）が６２・６７点で２位につけた。
２年ぶり３度目の優勝を目指す浅田真央（中京大）はトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）で転倒し、５９・４９点で４位発進となった。鈴木明子（邦和スポーツランド）は５９・３８点で５位。アリョーナ・レオノワ（ロシア）が６４・６１で首位に立った。
（2012年3月30日00時21分 読売新聞）
フィギュア世界選手権女子ＳＰで転倒した浅田真央（２９日、フランス・ニースで）＝高橋美帆撮影
フィギュア女子 村上選手２位
3月30日 0時57分
フランスで行われているフィギュアスケートの世界選手権は、２９日、女子シングルの前半、ショートプログラムが行われ、村上佳菜子選手が日本選手トップの２位につけました。
女子シングルには、日本から、浅田真央選手、鈴木明子選手、村上選手の３人が出場しました。
このうち２年連続出場の１７歳、村上選手は、冒頭で３回転の連続ジャンプを決めるなどミスの無い演技で６２．６７をマークし、トップとおよそ２点差の２位につけました。
浅田選手は最初の３回転半ジャンプ、トリプルアクセルで転倒し、５９．４９の得点で４位でした。
また鈴木選手は５位でした。
前半トップに立ったのは、ロシアのアリョーナ・レオノワ選手で、得点は６４．６１でした。
ショートプログラムで２位につけた村上佳菜子選手は「ミスが無く演技ができて終わったあとは気持ちよく、うれしかった。後半のフリーはとても練習してきたので、結果がよくても悪くても、思い切り頑張りたい」と笑顔で話していました。
また、浅田真央選手は「落ち着いて演技はできたが、ミスがあったので満足できない。フリーに向けては気持ちを切り替えて、今までやってきたことを出せるように頑張りたい」と悔しそうに話していました。
佳菜子「自信持ってやる」／フィギュア
＜フィギュアスケート：世界選手権＞◇４日目◇２９日◇フランス・ニース
２年連続２度目の出場となる村上佳菜子（１７＝中京大中京高）が完璧な演技をみせ、６２・６７点で２位の好発進を決めた。冒頭の連続３回転ジャンプを決めると「不安だった」という中盤のダブルアクセル（２回転半ジャンプ）にも成功。「めちゃくちゃうれしかった」と演技後には思わず小さくジャンプし、全身で喜びを表現した。「ＳＰがいいといつもフリーがボロボロになる。自信をもってやりたい」と３１日のフリーをにらんだ。
［2012年3月30日2時12分］日刊スポーツ
世界フィギュア・談話
◇満足できない
浅田真央 気持ちとしては満足できない。悪かったことしか浮かばない。（３回転半の）転倒は取り返しがつかない。やってきたことが全て出せたわけではなく、悔しい。
◇気持ちが成長した
村上佳菜子 昨年と比べて気持ちの面が成長した。試合でパニックにならなくなった。練習から調子が悪く、不安が大きかった。それを思うと、すごく良かった。フリーも自信を持って頑張る。
◇悔しいの一言
鈴木明子 悔しいの一言。（ルッツは）慎重になり過ぎた。連続３回転が成功して、いけると思ったのが落とし穴。弱い。他で得点を取るしかないと思って、諦めずに滑った。
（時事）（2012/03/30-00:20）
５位鈴木「力が入りすぎた」／フィギュア
フィギュア世界選手権◇４日目◇２９日◇フランス・ニース◇女子ＳＰ
２年ぶり２度目の出場となった鈴木明子（２７＝邦和スポーツランド）はジャンプのミスが響き、５９・３８点で５位でＳＰの演技を終えた。２番目のジャンプの３回転ルッツが２回転になった上にエラー判定となり、得点を大きく失った。「冒頭の連続３回転が決まって、『よし、いこう』と力が入りすぎてしまった。落とし穴というか…」と振り返った。表彰台を狙って巻き返しを図る３１日のフリーに向けて「できることしかできない。出し切りたい」と誓った。
［2012年3月30日2時14分］日刊スポーツ
真央悔しい…３アクセル失敗／フィギュア
＜フィギュアスケート：世界選手権＞◇４日目◇２９日◇フランス・ニース
２年ぶり３度目の女王返り咲きを狙う浅田真央（２１＝中京大）は勝負をかけた冒頭のトリプルアクセルの失敗が響いて、５９・４９点で４位発進となった。「このためにやってきた。やらなかったら気持ち良くいけない」と挑戦を決意したが、２回転半になったうえに転倒と、悔しい結果が待っていた。その後は立て直して演技をまとめたが「やってきたことをすべて出せたわけじゃないので悔しい」と険しい表情だった。
［2012年3月30日2時12分］日刊スポーツ
真央「日本の方がよかった」／フィギュア
＜フィギュアスケート：世界選手権＞◇４日目◇２９日◇フランス・ニース
女子ショートプログラムで４位の浅田真央の話 やってきたことが全て出せたわけではないので悔しい。トリプルアクセルの失敗は取り返しがつかないので、満足いく演技ではなかった。日本でやっていた時の方が良かった。すべてが決まらないと自分でも納得しないし、全体の流れもとぎれてしまう。自分の納得いくショートプログラムを滑ることができなかった。フリー（演技）まで１日あるので気持ちを切りかえて頑張ります。
［2012年3月29日23時58分］日刊スポーツ
世界フィギュアで王座奪還を狙う浅田真央
2012年03月29日 17:09
【3月29日 AFP】フランスのニース（Nice）で開催されている世界フィギュアスケート選手権（ISU World Figure Skating Championships 2012）で、日本フィギュアスケート界のスターである浅田真央（Mao Asada）は世界王座の奪還を目指している。
2010年バンクーバー五輪の銀メダリストで、2008年大会（ISU World Figure Skating Championships 2008）、2010年大会（ISU World Figure Skating Championships 2010）で優勝している浅田だが、ここ数シーズンはトレードマークにもなっているトリプルアクセル（3回転半ジャンプ）に苦しめられた。
現在、トリプルアクセルを頻繁に演技に取り入れる女性フィギュアスケーターは浅田のみだったが、2011年大会（ISU World Figure Skating Championships 2011）ではショートプログラム（SP）とフリースケーティング（FS）の両方で同ジャンプに失敗し、結果も6位に終わった。
その後の11-12フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ第4戦のNHK杯（NHK Trophy 2011）では準優勝、第6戦のロシア杯（Cup of Russia 2011）では優勝を飾ったものの、武器であったトリプルアクセルは封印したままだった。
しかし今シーズン、浅田はトリプルアクセルの精度を取り戻しつつある。2月に行われたフィギュアスケート四大陸選手権（ISU Four Continents Figure Skating Championships 2012）では、SPとFSの両方でトリプルアクセルを披露し、回転不足と判定されたものの、準優勝を果たした。
浅田は、「またトリプルアクセルに挑戦できるようになったことがとても嬉しい」と、再び競技の中でチャレンジできたと満足気に話した。
また浅田は、2011年12月に行われたグランプリ（GP）ファイナルを母の浅田匡子（Kyoko Asada）さんの病状悪化を理由に欠場し、帰国の途に就いた。匡子さんは急逝したものの、浅田は同月行われたフィギュアスケート全日本選手権では2年ぶりの優勝を果たした。
今大会は、バンクーバー五輪で金メダルを獲得した韓国の金妍児（Yu-Na Kim、キム・ヨナ）や2007年（ISU World Figure Skating Championships 2007）、2011年大会で優勝した安藤美姫（Miki Ando）が出場を見送っているため、浅田のライバルは四大陸選手権で及ばなかった米国のアシュリー・ワグナー（Ashley Wagner）やイタリアのカロリーナ・コストナー（Carolina Kostner）になるとみられている。
女子シングルは、29日にSPが行われ、31日にはFSが行われる。
(c)AFP/Shigemi Sato
浅田、ＳＰ４位
フィギュアスケートの世界選手権第４日は２９日、フランスのニースで女子ショートプログラムが行われ、２年ぶり３度目の優勝を目指す浅田真央は５９．４９点で４位となった。トリプルアクセルは決まらなかった。 【時事通信社】
鈴木はＳＰ５位
フィギュアスケート世界選手権、女子ショートプログラムで演技する鈴木明子。鈴木は５９．３８点で５位だった＝２９日、フランス・ニース 【時事通信社】
村上はＳＰ２位
フィギュアスケート世界選手権、女子ショートプログラムで演技する村上佳菜子。冒頭の連続３回転トーループを決めるなどほぼミスのない演技で６２．６７点をマークし、２位と好発進した＝２９日、フランス・ニース 【時事通信社】
SPのトップは、レオノワさんでした。
ノーミスの演技でしたから、納得ですが、只、彼女の演技自体に飽きてしまったのが本音でした。
何度も見てしまったので、パイレーツの演技に新鮮さがありませんでした。(例の方の007も、アメリカでは飽きられていたそうですね。)
それは、技術的な難度が足りない所為ではないでしょうか。
彼女の技術は、まだ少々、荒いので、演技力はあるのですが、それ以上のものがないのですよね。
今までショートでは分かりにくかったのですが、フリーでは顕著だったと思います。
モロゾフコーチ特有の振付けだったのですが、レオノワさんがやっていると、安藤選手がどれほど上手だったのかと、比較対象的な演技と言ったら、失礼ですが、それだけ安藤選手との幅を感じてしまったのです。
レオノワさんがやっていると、本当に一生懸命、体力の限りを使い尽くしているという印象です。
実力の違いと言ったら、それまでですが、モロゾフコーチの振付けに変わった途端にレオノワ選手の成績はアップした訳ですから、彼の採点傾向の対策は凄いという事になるのだと思います。
レオノワさんの演技構成点に9点代をつけているジャッジがいます。
上下カットで反映されていないと思いますが、ノーミスだから良い点なのは分かります。
チャレンジアカップでも、コストナー選手に、9点代がついていました。
↓プロトコル
http://www.isuresults.com/results/wc2012/WC2012_Ladies_SP_Scores.pdf
しかし、今までは、例の方以外に、そんな点数はつきませんでしたよね。
また、ステップもです。今回、上位5人までが、レベル4を獲得しました。
例の方がいる時は、なぜか滅多に出なかったステップでのレベル4が大判振る舞い状態です。
例の方が、恩恵採点されているのに、ステップたけは、レベル3に納まっているのは別の意味で、おかしいと思っていましたが、どんなにヒイキしても、彼女のステップには、レベル3以上はつけられなかったという、今回の採点は、その証明のようなものですよね。
スピードだけの判断だと、今回、村上選手の演技は迫力があったと思います。
只、得意のものだけの構成という懸念はあります。
今後の課題として、不得意の克服、フリーでの演技でノーミスという課題があると思うのです。
また演技的な観点で、感動が薄いのも気になります。
演技自体で比較すると、浅田選手のシェヘェラザードの演技は、細かい振付けと技術が目立っていました。
しかし、PCSは7点代です。また、ループジャンプのGOEでマイナスになっていました。そんなに気にならなかったのですがね……。
もう少し、得点があっても良かったと思います。
鈴木選手のPCSも少し低いと思いました。
コストナー選手と、ミスは同じです。しかし演技構成点で離されました。
また鈴木選手のダブルとなったルッツは、e判定でした。
フィンランド杯、あっこさんのルッツとフリップの両方にeがついた事がありました。一体どちらがエッジエラーなのでしょうか。ここも○ンチキ○さいです。
しかし3T+3Tの認定率は、良いですよね。これは五輪でも同じでした。
浅田選手の3F＋3Loはどうなのでしょうか。
もし、きちんと跳べても回転認定しなかったら、暴動を起こしたい気分です。
ノーミスの選手が上位に行く、それは納得ですが、例の方とチャン選手だけには当てはまらない、採点ルールと基準は出たらめです。
チャン選手は、スケーティングスキルが高い、またコーチのニコルさんが、自分をジャッジにアピールしてくれるおかげで等……で得点がいただけるのならば、フリーの愛の夢は、ニコルさんの振付けです。
ニコルさん、ジャッジにアピールお願いいたしますよ～。(＾～＾)
ジョニーウィアー選手が言っていたのですが、フィギュアスケートは政治だそうです。
なので、同じ国の選手が複数、台乗りはないそうです……。
今回、少々、本音を吐かせていただきました……。（;´▽｀A``
それでも、フリーで良い演技を期待しております。
採点ではなく、選手がノーミスで滑って、満たされる結果を望みます。
↓皆様の健闘をお祈りいたします。(｡-人-｡)
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