世界選手権・女子SP 結果 | フィギュアスケート研究本

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フィギュアスケート:世界選手権・女子SP

村上が2位と好発進 浅田は4位、鈴木は5位から表彰台を目指す
順位 選手名 国名 得点
1位 アリーナ・レオノワ ロシア 64.61
2位 村上佳菜子 日本 62.67
3位 カロリーナ・コストナー イタリア 61.00
4位 浅田真央 日本 59.49
5位 鈴木明子 日本 59.38
6位 クセニア・マカロワ ロシア 58.51

詳細

30:ビクトリア・ヘルゲション (スウェーデン)

ビクトリア・ヘルゲションの演技がスタート。
世界選手権は5年連続の出場。今季は欧州選手権で5位。

トリプルトゥループ-トリプルトゥループ、トリプルループともにこらえながら着氷。ダブルアクセルはオーバーターン。
得点は54.19点(技術点28.35、演技構成点25.84)で10位に入った。

29:鈴木明子 (日本)

鈴木明子の演技がスタート。
世界選手権は2年ぶり2度目の出場。今季はGPファイナル2位。

冒頭にトリプルトゥループ-トリプルトゥループをきれいに決めたが、続くルッツがダブルに。ダブルアクセルはきれいに決めた。ルッツは少し意識しすぎたか。フィニッシュ後はとても悔しそうに天を仰いだ。
得点は59.38点(技術点30.67、演技構成点28.71)で暫定5位。
スピンとステップはすべてレベル4を獲得。

28:カロリーナ・コストナー (イタリア)

カロリーナ・コストナーの演技がスタート。
今季はGPファイナルと欧州選手権で優勝。世界選手権は初優勝を目指す。

冒頭にトリプルトゥループ-トリプルトゥループを決めたが、続くループがダブルに。ダブルアクセルはきれいな着氷。フィニッシュではやや残念そうな表情を見せた。
得点は61.00点(技術点30.26、演技構成点30.74)で暫定3位。
単独ジャンプはフリップからループに変えて守りの構成だったが、ミスが出た。レイバックスピンとコンビネーションスピンがレベル3。ステップとフライングシットスピンはレベル4。

27:村上佳菜子 (日本)

村上佳菜子の演技がスタート。
昨年の世界選手権は8位、今季は四大陸選手権で4位。

トリプルトゥループ-トリプルトゥループ、トリプルフリップ、ダブルアクセルともにすべて着氷し、ノーミスの素晴らしい演技。3回転-3回転は、1つ目でバランスを崩しかけたがセカンドジャンプにつなげた。フィニッシュでは満足そうな満面の笑顔。場内は大歓声でスタンディングオベーションに包まれた。
得点は62.67点(技術点34.61、演技構成点28.06)で暫定2位。
スピン、ステップはすべてレベル4を獲得。

26:アリッサ・シズニー (米国)

アリッサ・シズニーの演技がスタート。
昨年の世界選手権は5位。今季はGPファイナルで6位、全米選手権では2位。

トリプルルッツ、トリプルループと立て続けに転倒、回転も足りないか。ダブルアクセルでもステップアウトし、ジャンプがすべて決まらなかった。スピンではさすがの美しいポジションを披露。
キスアンドクライでは涙も。
得点は48.31点(技術点23.26、演技構成点27.05、減点2)で暫定12位。
スピンはすべてレベル4だが、ステップがレベル2に。

25:バレンティナ・マルケイ (イタリア)

バレンティナ・マルケイの演技がスタート。
世界選手権は4年ぶりの出場。今季は欧州選手権で8位。

トリプルルッツで着氷が詰まり、単独ジャンプに。続くトリプルサルコウにダブルトゥループをつけてリカバリし、ダブルアクセルも決めた。
得点は52.14点(技術点27.28、演技構成点24.86)で暫定7位。
レイバックスピンとステップがレベル3。残りのスピンはレベル4を獲得。

24:アシュリー・ワグナー (米国)

アシュリー・ワグナーの演技がスタート。
今季初めて全米女王となり、四大陸選手権で優勝。

冒頭、トリプルフリップがステップアウトし、コンビネーションにならず。続くトリプルループにダブルトゥループをつけてリカバリー、ダブルアクセルは決めた。フィニッシュでは一瞬悔しそうに視線を下げた。
自信あふれる笑顔で始まった演技だったが、リンクからはける際は全米女王として臨む初のワールドのプレッシャーもちらりとうかがえた。
得点は56.42点(技術点28.80、演技構成点27.62)と伸びず、暫定5位。
トリプルフリップはマイナス1.40点、レイバックスピンとステップがレベル3。

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23:サラ・ヘッケン (ドイツ)

サラ・ヘッケンの演技がスタート。
昨年の世界選手権は11位。国内選手権で優勝。

ドイツ応援団の太鼓が打ち鳴らされる中、演技開始。冒頭はトリプルトゥループ-ダブルトゥループで、連続3回転にはならず。トリプルサルコウは着氷後に転倒、ダブルアクセルは着氷。
得点は46.39点(技術点24.99、演技構成点22.40、減点1)で暫定14位。
レイバックスピンとステップがレベル3、ほか2つのスピンはレベル4。

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22:クセニア・マカロワ (ロシア)

クセニア・マカロワの演技がスタート。
昨年の世界選手権は7位、今季は欧州選手権6位。

トリプルトゥループ-トリプルトゥループ、トリプルループ、ダブルアクセルを決める。ループはややこらえながらの着氷となった。流れのある演技で大きなミスなくまとめた。
得点は58.51点(技術点31.30、演技構成点27.21)で暫定3位。
ステップがレベル3、スピンはすべてレベル4を獲得。

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21:エレネ・ゲデバニシビリ (グルジア)

エレネ・ゲデバニシビリの演技がスタート。
今季は欧州選手権で2度目の銅メダルを獲得した。

トリプルルッツ-トリプルトゥループに変更して見事着氷、トリプルサルコウも決めたがアクセルがシングルに。本人はアクセルのミスに悔しそうだが、笑顔がほころぶ。
得点は58.49点(技術点30.86、演技構成点27.63)で暫定3位。
冒頭の3回転-3回転は1.0の加点がついて11.10点のビッグジャンプとなった。

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20:アリーナ・レオノワ (ロシア)

アリーナ・レオノワの演技がスタート。
GPファイナルで3位、昨年の世界選手権は4位。

トリプルトゥループ-トリプルトゥループ、トリプルフリップ、ダブルアクセルをいずれもスピードに乗ってきれいに着氷。観客の大歓声を浴びて、演技後は大きなガッツポーズ。
得点は64.61点(技術点34.64、演技構成点29.97)で暫定トップ。
スピン、ステップは浅田同様すべてレベル4を獲得。

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19:浅田真央 (日本)

浅田真央の演技がスタート。
今季はロシア杯優勝、四大陸選手権2位。

冒頭、トリプルアクセルに挑戦するも回転不足で転倒。トリプルフリップ-ダブルループ、トリプルループは着氷。
得点は59.49点(技術点30.89、演技構成点29.60、減点1)。暫定トップだが厳しい点数となった。
トリプルアクセルはダウングレード+転倒でわずか1.80の得点。スピンとステップはすべてレベル4を獲得。

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18:ナタリア・ポポワ (ウクライナ)

ナタリア・ポポワの演技がスタート。
世界選手権は初出場。今季の欧州選手権で12位。

トリプルフリップ、トリプルトゥループ-トリプルトゥループ、ダブルアクセルをいずれもきれいに着氷。
得点は46.60点(技術点26.57、演技構成点20.03)で暫定9位。

17:アメリー・ラコステ (カナダ)

アメリー・ラコステの演技がスタート。
今季カナダ選手権で初優勝。世界選手権は昨年16位。

冒頭のダブルアクセルはきれいに着氷。トリプルループ-ダブルループの1つ目でオーバーターン、トリプルサルコウも着氷が乱れる。
最後まで代表争いももつれたが、それが災いした印象。本人の笑顔も固い。ループのコンビネーションは認められなかった模様。
得点は49.37点(技術点25.80、演技構成点23.57)で暫定3位。

16:イリサ・シリテ (フランス)

イリサ・シリテの演技がスタート。
世界選手権は初出場。欧州選手権で9位に入っている。

地元の大歓声に迎えられての演技。トリプルトゥループ-トリプルトゥループとダブルアクセルは着氷、トリプルループでステップアウト。
得点は48.42点(技術点27.60、演技構成点20.82)で暫定4位。

15:ビクトリア・ムニス (プエルトリコ)

ビクトリア・ムニスの演技がスタート。
予選は9位通過、世界選手権は2年ぶり4度目の出場。

トリプルルッツがステップアウト、トリプルフリップ-ダブルトゥループ、ダブルアクセルは着氷。
得点は43.27点(技術点24.56、演技構成点18.71)で暫定10位。

14:ジェナ・マコーケル (英国)

ジェナ・マコーケルの演技がスタート。
予選1位通過、昨年の世界選手権は24位。

ダブルアクセル、トリプルルッツ-ダブルトゥループ、トリプルトゥループをいずれも着氷。ルッツでややこらえた。
得点は50.42点(技術点27.56、演技構成点22.86)で暫定2位。

13:張可欣 (中国)

張可欣の演技がスタート。
世界選手権は初出場。四大陸選手権で5位に入っている。

トリプルトゥループ-トリプルトゥループ、トリプルルッツ、ダブルアクセルをいずれもきれいに着氷するクリーンな演技。本人もコーチも満足そうにしている。
得点は55.00点(技術点32.76、演技構成点22.24)、シーズンベストで暫定トップ。

12:カースティン・フランク (オーストリア)

カースティン・フランクの演技がスタート。
予選は5位で通過、世界選手権は2年ぶり3度目の出場。

得点は45.80点、(技術点26.86、演技構成点18.94)で暫定5位。

11:イザベル・ピーマン (ベルギー)

イザベル・ピーマンの演技がスタート。
今季の国内女王、欧州選手権は19位。

得点は38.45点(技術点21.59、演技構成点17.86、減点1)で暫定7位。

10:アリサ・ミコンサーリ (フィンランド)

アリサ・ミコンサーリの演技がスタート。
けがで欠場のキーラ・コルピに代わってエントリー。大きな国際大会は初出場。

得点は44.16点(技術点24.90、演技構成点19.26)で暫定5位。

9:アリーナ・ヒョードロワ (ラトビア)

アリーナ・ヒョードロワの演技がスタート。
予選は10位通過、世界選手権は初出場。

得点は38.06点(技術点22.11、演技構成点16.95、減点1)で暫定6位。

8:エレナ・グレボワ (エストニア)

エレナ・グレボワの演技がスタート。
予選は2位で通過。昨年のこの大会は22位。

得点は49.04点(技術点28.47、演技構成点21.57、減点1)で暫定トップ。

7:カク・ミンジョン (韓国)

カク・ミンジョンの演技がスタート。
昨年は予選15位で敗退、今季は四大陸選手権で10位に入っている。

得点は36.91点(技術点18.26、演技構成点18.65)で暫定5位。

6:レジェンヌ・マレ (南アフリカ)

レジェンヌ・マレの演技がスタート。
予選はギリギリの12位で通過。昨年は予選18位で敗退している。

得点は32.22点(技術点16.96、演技構成点16.26、減点1)で暫定6位。

5:ロミー・ビューラー (スイス)

ロミー・ビューラーの演技がスタート。
予選は6位で通過、世界選手権は初出場。

得点は44.02点(技術点23.78、演技構成点20.24)で暫定4位。

4:ソニア・ラフエンテ (スペイン)

ソニア・ラフエンテの演技がスタート。
予選は3位で通過、世界選手権は5度目の出場。

得点は47.36点(技術点26.98、演技構成点20.38)で暫定2位。

3:ポリーナ・コロベニコワ (ロシア)

ポリーナ・コロベニコワの演技がスタート。
予選は7位で通過、欧州選手権では4位に入っている。

得点は46.71、(技術点25.36、演技構成点21.35)で暫定2位。

2:ユーリア・トゥルッキラ (フィンランド)

ユーリア・トゥルッキラの演技がスタート。
昨年は20位。今季の欧州選手権では17位に入っている。

得点は、47.75点(技術点28.18、演技構成点19.57)で暫定トップ。

1: クララ・ピーターズ (アイルランド)

クララ・ピーターズの演技がスタート。
昨年は予選で敗退したが、今年は予選11位で通過している。

得点は、34.03点(技術点17.43、演技構成点16.60)。

↓リザルト

http://www.isuresults.com/results/wc2012/

↓プロトコル

http://www.isuresults.com/results/wc2012/WC2012_Ladies_SP_Scores.pdf

別ブログに女子SP動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11207693205.html
世界選手権女子SP動画


日本勢は、点数を抑えられていると思います。

特に鈴木選手です。

村上選手も、会心の出来の割には少し低いと思います。

浅田選手は3Aをミスしたものの、演技は良かったと思います。今季から、技術点とは切り離すと、都合の良いルールをつくったようですが、それを適用されるのはチャン選手のみです。

また、これぞとばかり、Aはダウングレードにしましたね。八木沼さんが回転はしていると言っていましたからね。チャン選手なら、転んでも認定でしょう。

Aの基準として、きちんと着氷した3Aはアンダー、ミスした3Aはダウンなのでしょう。

Aは○刑確定です……。


浅田選手はトップと5点差ですが、フリーでミスなくできれば逆転できる可能性はあると思います。



↓フリーに期待です。


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