キーラ·コルピはワールドカップを棄権する必要があります
ローカルニュース| 16/03/2012 15時18分| Meritaヘディン
フィギュアスケート、キーラコルピは、世界選手権に出場することはできません。1月に、欧州選手権、銀メダルのコルピは、彼女の訓練を妨げてきた足の怪我に苦しんで滑りました。
3月と4月のニースのスケート世界選手権、女性シングルには、コルピの代わりにアリサ・ミッコサーリ、Juulia Turkkilaが参加します。
フィギュアスケートキーラコルピは、世界選手権に出場することはできません。1月に、欧州選手権、銀のコルピは、彼女の訓練を妨げてきた足の怪我に苦しんで滑りました。
http://www.mtv3.fi/urheilu/muutlajit/uutiset.shtml/2012/03/1513110/kiira-korpi-jaa-pois-mm-kilpailuista?taitoluistelu
http://hbl.fi/sport/2012-03-16/kiira-korpi-missar-vm
↑こちらのニュースでは、どうやら、去年の夏に負傷した足の怪我のせいで、ヨーロッパ選手権の時にも、ずっと股関節の痛みがあったそうです。(数週間前に、太ももを痛めたそうです。)
また、そのせいで腰にも痛みが移り、最近は足の甲も痛くなって、練習ができなくなってしまったそうです。そして、世界選手権で滑る事ができなくなったみたいです。
物理療法の治療をしていましたが、完全には治らないので、将来の為にリハビリに専念するようです。
↓こちらに、コルピさんの棄権を伝える英語のニュースがありました。
http://www.examiner.com/figure-skating-in-national/podium-contender-korpi-out-of-worlds-mikonsaari-to-replace
表彰台候補キーラ・コルピ、代役はミッコサーリ
内容を要約しますと、世界選手権、銅メダリスト、ラウラ・レピスト選手も失っている今、コルピ選手まで不在となるとなると、フィンランドにとっては大打撃だと、書かれています。
そして、フィンランド代表として、出場するアリサ・ミッコサーリ選手(フィンランド選手権6位)と、Juulia Turkkila選手では、レベルが未熟で、技術的にキーラ・コルピ選手より、強くないので、出場枠の2枠を維持するのは難しいだろとも評しています。
2枠維持には、二人の合計が28までです。
Juulia Turkkila選手は、2011年世界選手権で20位、今季のジュニア世界選手権で19位、アリサ・ミッコサーリ選手は、国内のジュニア選手権のチャンピオンですが、大きな国際大会には参加した事がないそうです。
国際大会で活躍したレピスト選手とコルピ選手を、大事な世界選手権に出場させる事ができなくなってしまったフィンランドですが、これは、彼らの野心の所為ではないでしょうか。
もちろん、二人の怪我は心配ですし、とても悲劇な事だと思います。
しかし、彼女たちの怪我の原因、まして二人ともと考えますと、これは、実力以上の評価を急に受けてしまった選手たちが、周りの期待に答えようと、無理をして練習した結果のような気がしてなりませんでした。
偶然なのかもしれませんが、彼女たちが獲得した評価により、それよりも更にもっと上を求められた、または自分でも、もっと評価されようと(落とすことはできないので)、焦った結果のようで、とても悲劇的です。
レピスト選手は、2シーズンも試合に出られません。アイスショーには出られるようですが、後遺症みたいなものがあり、競技で求められる難しいポーズや、ジャンプを跳ぶ事ができないのでしょう。
彼女も、もうすぐ24歳です。このままだと、現役に復帰できぬまま、引退という事になってしまう可能性もあるでしょう。
来季は試合に戻れるのか、分かりませんが、怪我のせいで練習もままならなくなっていると思います。そうなると、練習不足での技術低下からの復帰と、滑り切る体力の回復に、また時間がかかると思います。
コルピ選手も、今年24歳です。現役でいられる年齢は限られてきています。
そしてフィンランド女子の後輩は、まだ育っていない状態です。これはカナダ女子と似ています。
国の威信と、フィンランドフィギュアスケート連盟のエゴで、良かれと思ってやった事が、選手を潰してしまっているとしたら、これは本末転倒であり、また自業自得と言わざるを得ませんよね……。
二人の怪我が早く治る事を望んでおります。
↓フィンランドの野心が生んだ悲劇ですね。
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