どうしても真央ちゃんを絡めたい5 | フィギュアスケート研究本

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フィギュア:オーサー氏解雇、真相めぐり師弟対立(5/5)

冷たい真実なのか、ささいな誤解なのか

米国のキャロル氏? ロシアの3人?

キャロル氏はバンクーバー冬季五輪男子金メダリストのエバン・ライサチェク(25)や伝説的な女子フィギュアスケーター、ミシェル・クワン(30)=引退=を育てた。クワンはキャロル氏の指導を受けた1996、98、2000、01年の世界選手権で1位になり、98年の長野冬季五輪では銀メダルを獲得した。

タチアナ・タラソワ氏(63)=ロシア=は「チャンピオン製造機」だ。本人の最高成績は1965年の世界選手権7位だったが、指導者兼振付師としてはソルトレーク・シティー冬季五輪男子金メダリストのアレクセイ・ヤグディン(30)=ロシア=などを育てた。

その教え子たちが手にした五輪金メダルは九つ。2008年から浅田真央(19)を指導している。アレクセイ・ミーシン氏(69)=ロシア=も忘れてはならない人物だ。1969年の世界選手権ペアで2位という実績を持ち、指導したエフゲニー・プルシェンコ(27)との相性は最高だった。

ニコライ・モロゾフ氏(34)=ロシア=は1994年の世界選手権アイスダンスで21位という平凡な選手だったが、指導者としては成功している。モロゾフ氏は2007年の世界選手権で優勝した安藤美姫の指導を4年以上続けている。

世界的コーチもキム・ヨナとオーサー氏のように契約?

 コーチと選手の間で交わされる契約の形はさまざまだ。主にレッスン代という形で毎月の給与を決めているが、年間数千万ウォン-1億ウォン(1000万ウォン=約71万円、1億ウォン=約710万円)に達することもある。振り付けは誰がするかにより額に差があるが、普通は1作品400-500万ウォン(約28-35万円)ほどだ。

カナダの女性振付師、ローリー・ニコル氏は、現在女子世界ランキング10位以内にいる選手のうち5人に振り付けしているだけに、知名度が高い。選手は利害関係によりコーチや振付師を変え、再び手を組むこともある。

より良い成績を出そうと、シーズン中にコーチを変えることもある。2006年のトリノ冬季五輪女子金メダリストの荒川静香(28)は、五輪2カ月前にコーチをタラソワ氏からモロゾフ氏に変えた。ステップの完成度を高めるため冒険し、それが功を奏したのだ。

浅田真央は先シーズン、タラソワ氏に作品をすべて任せたが、2010-11シーズンのフリー作品は2年前に振り付けを担当したローリー・ニコル氏に依頼している。

キム・ヨナもジュニア時代まで韓国人コーチ4人から指導を受けた。オーサー氏が今年のバンクーバー冬季五輪後、浅田側から間接的にコーチ就任要請を受けたことは、韓国人にとっては気分が良くないことだが、特に珍しいことではないのだ。

陳仲彦(チン・ジュンオン)記者

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
勝手に次のコーチを推測していますが、タラソワコーチとモロゾフコーチは絶対に受けないでしょう。またミーシンコーチもありえません。唯一、キャロル氏がミッシェル・クワンを見ていたという理由で名前をあげていますが、前に長洲選手が自分が最後のフランク・キャロルの弟子になるだろうとコメントしていました。年齢的に新しい弟子は無理でしょう。
五輪まで真剣にやる気がないヨナさんは、次がソチだからといって、ロシア系のコーチに以来することはあり得ないと思います。しかし韓国のマスコミはヨナさんにソチまで出てほしいので、こういう妄想的発想の願望を含めて、記事を書きたてるのでしょうね。