出版を目指すなら、バックエンドを明確にした方がいい
商業出版を目指す場合、あからさまな宣伝本を出版しようとされる人がいらっしゃいます。
しかし、お金を出して本を購入してくれた読者からしたら、お金を払って広告を買わされるようなものですから、逆効果になってしまいます。
なので、バックエンドにつなげる事自体をあまりよく思わない著者や編集者がいるようです。
でも、私はバックエンドを明確にした方がいいといい続けています。
当然ながら、それには明確な理由がいくつかあります。
今日は、そのうち大きな理由を2つ説明しようと思います。
ひとつ目は、バックエンドを明確にし、そこに誘導されるような本にすることで、本が売れれば売れるほど自分の売上になりますので、本の販促に対するモチベーションが維持されます。
でも、そうでなかったとしたらどうでしょう?
本の販促というのは、お金も手間もかかる地道な活動です。
すでに多くのファンがいて、いつでも出版したら買ってもらえる状態であるなら構いませんが、そうでないなら本当に大変な活動だったりします。
しかも、頑張っても何の見返りがないんだとしたら…。
多くの著者さんが、「しっかり販促しますね」といって、何人が増刷するまで頑張りきれず挫折したことでしょう。
本を売るのは本当に大変ですからね。
自分のモチベーションを維持させるためにも、バックエンドを明確にし、そこに誘導するような本にしてみてください。
そして、ふたつ目の理由です。
それはターゲットを明確化させることができるから。
本を書くのに絶対必要な読者ターゲットの設定。
この読者ターゲットに向けて本を書いていくことになるわけですが、頭で考えた読者ターゲットだと本当のところが理解できていないのと、そこに対する熱意が高くないので話しがボヤケてしまいます。
やはり、読者を明確にすることとで、そこに刺さる言葉が出てきますからね。
だとするなら、現在のお仕事、つまり、バックエンドを想定することで、読者も明確になり、その人達が抱える悩みや望む到達点なども手に取るように分かるでしょうし、どんな言葉を投げかけたら喜んでもらえるのか、より理解してもらえるのかも容易に想像できるでしょう。
つまり、読者に刺さる原稿が書けるようになるということです。
他にもいくつも理由はありますが、この2つだけでも十分意義があると思います。
もし、まだバックエンドに自信がない、バックエンドがあやふやだということであるなら、出版を目指すよりも先にバックエンドを固めるようにしてくださいね。
私はバックエンドの専門家ではありませんので、そこへのアドバイスはなかなかできませんが、私が信頼している著者さんに大中尚一さんという人がいらっしゃいます。
この大中さんは、バックエンドの専門家でいらっしゃいますので、是非、お話しを聞いてみてください。
実は、9月に出版✗バックエンドということで、コラボセミナーを開催します。
私の出版に関する話しは聞き飽きたかもしれませんが、大中さんのバックエンドのお話は、目から鱗の話ばかりです。
より確実に出版を実現させるためにも、是非、このコラボセミナーにもご参加いただけたら嬉しいです。
コンテンツを活用して、商業出版と高額商品販売を同時に叶える方法
えっ! このセミナー無料だったんだ…笑
無料なら、もう参加しない理由なんて何もありませんよね?