1994年1月6日、フィギュアスケートのリレハンメル五輪の選考会を兼ねた全米選手権の会場で、練習を終えた金メダル候補のナンシー・ケリガンの膝を、ライバルのトーニャ・ハーディングが元夫に殴打させたという事件が起こり、世界を驚かせた。
その真実を描いたとされる映画「アイ・トーニャ 史上最大のスキャンダル」が5月4日に日本でも公開される。
それに先駆けて、試写会にご招待いただいた。
数多くの映画の字幕を手掛けていらっしゃる友人の中沢志乃さんが、この映画も担当され、私達をご招待くださったのだ。
私達というのは、先日平昌五輪のスケート徹底解説でご一緒した元五輪代表の恩田美栄さんと、フィギュアスケートコラムニストのいとうみほさんと、オマケの私である。
徹底解説で意気投合した私達は、グループラインを作成して、毎日のようにスケートについて熱く語り合っている。
アイ・トーニャについても盛り上がっている最中ではあるが、公開前にネタバラシのようになってしまってはいけないからさわりだけ。。。
あの事件から24年の月日が経ち、「トーニャ・ハーディングの事件」は、彼女本人がライバルを傷つけたとか、重傷を負わせたなんていう記憶にすり替わってしまっている私達の曖昧な記憶と、当時の曖昧な報道にメスを入れる内容になっている。事実は、彼女の生い立ちや、その取り巻く劣悪な環境と、抜け出せない悪の人間関係のループが事件を引き起こしたと言っても過言ではない。
平素から和顔愛語を心掛け、つまらぬいさかいから身を滅ぼさぬよう教えてくれた映画でもある。
アイ・トーニャ、光と陰、愛と暴力、そして栄光と挫折を描いた話題作です。

