伝兵衛のぶらり街歩きシリーズ
「加古川お散歩④」~JR宝殿駅~
先日訪れた神吉町の常楽寺のさらに北方に「神吉八幡神社」が鎮座されているということなので、日を改めて歩いてみました。
JR宝殿駅からまっすぐ北へと向かいます。
ぶらり街歩きのいつものパターンで、左手の家屋の上に見える小さな森が気になります。
やはり、神社でした。しかも、偶然ですが訪れようとしていた「神吉八幡神社 下之宮」でした。
神吉八幡神社は、応永三年(1397年)の創立後、この地(大国村)に遷座されました。
ご祭神は誉田別命(応神天皇)。
1441年嘉吉の乱で焼き討ちに遭い、社殿を焼失。応仁二年(1468年)この地にあった神吉八幡神社を現在地宮山に遷座。
旧地であるこの場所は御旅所となりました。
(御旅所:神社の祭礼の際に、神様が巡幸の途中で休憩また
は宿泊する場所)
摂社・末社。
稲荷大明神。八坂神社。大歳神社。愛宕神社。
天照皇大神宮。大年神社。
境内の一部は公園や公民館になっていますが、歴史と由緒の片鱗を残す神社です。
神吉八幡神社のご由緒など詳細は、上の宮へ到着してからご案内します。
神社のすぐそばに、大きな屋根の寺院がありました。
常福寺です。
境内には二基の石棺仏がありました。
左は家形石棺の蓋に阿弥陀像。右は組み合わせ式石棺の底に地蔵像。
いずれも南北朝時代から室町時代にかけてのものだと思われます。
とてもきれいなお寺でした。
さて、さらに街道を目的地の宮山へと歩きます。
続きは、次回へ。
アクセス:JR神戸線「宝殿駅」下車