「加古川市お散歩②」~東神吉町、加古川町河原~ | 播磨屋伝兵衛ブログ

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播磨エリアを中心に、神社仏閣・史跡巡り。時々、音楽中心に。

伝兵衛のぶらり街歩きシリーズ

「東神吉町~出河原町~加古川町河原」ー加古川市ー

 

新型コロナウイルス感染防止のため、しばらく隠れ家に隠遁中。さすがに髪の毛もごわごわしてきたので、三日ぶりにお風呂に入り(汚ったね~)、キレイさっぱり。

デスクにばかり座ってるのも気が滅入るので、軽い運動でもと思い、夕食のお買い物がてら、お散歩に出かけました。

隠れ家近くを流れる加古川右岸(西側)の山裾にお寺の屋根が見えていたので、今日はそこまで歩いてみようと思い、河川敷を上流へぶらぶら。

わがまち加古川60選に選ばれている全長462mの水道管上の

歩道橋を対右岸へと渡りました。

万治元年(1658年)から三年かけて築堤された「升田堤」跡の堤防下に「風土記の道」碑。

用水路沿いの桜はまだ五分咲でしたが、癒される景色です。

左岸から見えていた屋根は、浄土真宗本願寺派「妙顕寺」でした。

永世十三年(1516年)の開基。綺麗なお寺で、LIVEなども開催されているそうです。

寺の裏手は、標高105m升田山。

東面にある自然の石段「八十の岩橋」。

この岩橋を使い、80人衆の神様が天と地を行き来していたという伝説が「播磨風土記」に記載されているそうです。

加古川を挟んで、升田山の向かい側には、日岡山古墳群や日岡御陵、様々な神話が残る「日岡山」があります。

この升田山にも多くの古墳が残っているそうです。

次回準備をして歩いてみようと思います。

今回は、採石場跡の岩盤を歩いて、登山道途中にある祠まで登って山を下り、南方向に見える神社らしき森へ向かいました。

村社の「益気(ましけ)神社」でした。

寛永十七年(1640年)社殿造営。

ここからさらに街道を南へ歩くと、加古川バイパス側道に突きあたります。

加古川大橋を左岸に渡り、側道を東へ進みます。

側道沿いに建つのが曹洞宗「願成寺」。

慶安二年(1650年)創刹。

小さな境内に「三宝荒神」、約六百年前の石棺仏、梵鐘や約四百年前の八幡様、観音様などがありました。

軽い腹ごなしのお散歩のつもりで出かけたのですが、まさに灯台下暗し!

隠れ家から徒歩圏内にも、歴史を物語る史跡がまだまだたくさん。結局二時間半テクテク。新しい発見の連続でした。

 

アクセス:JR「加古川駅」「日岡駅」徒歩圏内