「大龍寺」~小野市粟生~ | 播磨屋伝兵衛ブログ

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播磨エリアを中心に、神社仏閣・史跡巡り。時々、音楽中心に。

伝兵衛のぶらり街歩きシリーズ

「大龍寺~小野市~」

 

ちょうど二年前に歩いた小野市粟生町周辺ぶらりの2回目です。

1回目のブログは、こちらから。

JR加古川線「粟生」駅周辺ぶらり

前回訪れた「若一神社」から、ぐる~りみどころMAPの案内板を辿って、今回の目的地「大龍寺」へ向かいます。

広大な水田には、「山田錦」。美味しい日本酒になるのです。初めて見ましたが、背の高いしっかりとした稲穂です。

この日は、35度近い気温。水分補給は大切・・・なのに、私はなぜこれを買う?

大龍寺に到着。

大龍寺は、平安時代(791年~1191年)に五十一代平城天皇の第三皇子阿保親王(在原業平の父)の知行地であった西脇・阿形に阿弥陀如来を奉祀して建立されたとされています。

「夏木立 石棺仏の 古刹かな」の句碑。

播磨といえば、石棺仏。

石棺の底板に六地蔵の彫刻。南北朝期(1330年代)頃の作と伝えられています。

           山門

            本堂

            鐘楼

           韋駄天

   中国の明時代の仏師によって彫られたもの。

         豊川稲荷大明神

          日切大師堂

日を限って、一週間とか一ヶ月祈願すると諸病が平癒するとされています。

         播州握鋏元祖の碑

小野市の伝統産業のひとつである握鋏を小野で初めて製造した盛町宗兵衛を記念し、門弟が嘉永二年(1849年)に建立したものです。

この日の空は、サイコーの色合いとバランス。

何枚もシャッターを切り続けました。

まるで、「君の名は」「天気の子」の新海誠さんになった気分を味わいました。

播磨には素晴らしい自然がたくさんありますが、私はJR粟生駅周辺の景色、雰囲気が大好きです。

アクセス:JR加古川線「粟生」駅下車徒歩20分程度