『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』を公開初日に観てきました!
『SPY×FAMILY』初の劇場版である本作は、原作者の遠藤達哉さん監修による完全新作オリジナルエピソード!
テレビアニメ放送中に劇場版の公開というのもなんだか新鮮な感じもしつつ、テレビアニメでの『SPY×FAMILY』のその空気感のままに劇場のスクリーンで大ボリュームな完全新作エピソードを観ることができるというのも嬉しい。
【ストーリー】
学校で行われる調理実習でアーニャがステラを獲得できるよう、審査員長を務める校長の好物であるお菓子・メレメレを作ることを計画。
そして、その味の研究のためフォージャー家はメレメレの本場であるフリジス地方へと家族旅行で向かうことに。
しかし、その移動中の列車内でアーニャは怪しげなトランクケースを発見。
フォージャー家は世界を揺るがす大事態に巻き込まれていく…。
『SPY×FAMILY』らしさが詰まった内容で、フォージャー家が中心の物語ではありつつもお馴染みの面々も勢揃いな上に、本作オリジナルのクセのある登場人物たちも躍動し、さらにはテレビアニメではまだ描かれていない部分にも少しだけ触れられていたりと、オリジナルエピソードでありながらも今後その先にも繋がっていくような内容なのも良かった。
さまざまなすれ違いがあったり、『SPY×FAMILY』の最大の特徴である“仮初の家族である”という点にフィーチャーされている物語なので、フォージャー家のこれまでとこれからの物語をしっかりと堪能できるような作品ですごく良かったです!
そして、いったい我々は何を見せられているんだ…(褒め言葉)と感じる瞬間もあったりと(あのシーンの作画の良さよw)、笑いも多くあったり、家族エピソードだからこそのほっこりとするシーンも多かったり、熱い展開もあったりと、いろいろと絡み合った要素のその緩急がこの劇場版でも強く感じられる作品になっていて楽しかった。
また、『SPY×FAMILY』のことをまったく知らないという人でも楽しめるような感じの内容で、導入がこの作品はどういう物語なのかという部分から入るので、本当に大人から子供まで誰が観ても楽しめるような内容だと感じたし、冬休みシーズンの映画にぴったりだと思いました。
フリジス地方がクリスマスっぽい雰囲気なのも良い。
この劇場版の作品自体に、なんだかどこか懐かしい空気感も感じられて、自分が子供の頃に長期休暇期間に公開されている劇場版アニメを観に行った時のような感覚というか、それこそクレヨンしんちゃんの劇場作品に近いものを感じて、そういった意味でもすごく心温まる感覚を得られました。
あと、ロイドの心の声の時のボイス、低音の響きがほんとに良すぎたからマジで映画館で観るべき。
映画館の音響で聴くとこんなに響くのかと驚いたし、かっこよさがより増してやばかった。
あと、ボンドが大好きすぎるので劇場版のスクリーンで観られたのも最高だった!
入場者特典のコミックスの描き下ろし漫画もおもしろかったので是非映画館へ!!
メレメレ食べてみたすぎる!!