2011年7月18日発売
STACKERS 日本デビューアルバム
「PUNK IS PUNK」

この告知を出してから早5ヶ月くらいになる。
そして発売当日を迎え、、、レコ発をむかえ、、レコ発ツアーに、、
今日までの日々が本当に怒濤に過ぎていっている。
今思い返してもあまりにも時間が早く立ち過ぎていて、
何がいつ起こったのかはっきり思い出せない。
それくらい、一つ一つの出来事が印象的で俺の中ではデカイ事だった。
二年前から始めたレコーディング、初めはどういった形で出すのかも分からないまま、
新たに加入したYOSHIの音が入った音源を作りたく必至にとりかかった。
それでも、いきなり入ったメンバーはこれまでの俺達のスタイルに戸惑いを隠せず、
色んな部分でうまくいかない事もあった。
レコーディングにしろ、ライブにしろ、はたまたバンド活動自体の方向性にしろ、
当時の俺達は皆が皆、「迷い」を持っていた。
そんな中でも、このバンドだけは止める訳にはいかなかった。
すげーきつい時期もあったけど、そこは意地になって
「ぜってーこのバンドだけはつぶさね~!!」
って気持ちだけで一本一本のライブ、一回一回のレコーディング、それ以外の時間にも
全てなにかしらの「意味」を持たせようと必至だった。
その結果、バンドがどんどんよくなっていくのを自分でも実感できた。
なにがきっかけ、とかはっきりした事はない。
積み重ね、でしかなかった。
それぞれが持つ音楽への気持ち、お互いへの気持ち、バンドへの気持ち、ライブへの気持ち、
一曲への気持ち、見に来てくれている人への気持ち、支えてくれている人への気持ち、
そんなたくさんの気持ちがどんどんどんどん積み重なっていった時、バンドとして大きく成長できてる事を実感できた。
なんの迷いもなかった。
やるなら今だ!!って思えた。
俺は自分自身で「ATTENTION PUNX」というレーベルを立ち上げそこからSTACKERSを世界に発信していく事を決めた。
まったくコネも力もましてや金なんてまったくないド無名レーベル。
でも、俺等が積み重ねてきた事を無駄にはしない為にも俺自身がやりたかった。
戸惑う事ばかり。まったくの無知で始めたレーベル。
人から話を聞いたり、調べたり、
それでも果たして正しいのか正しくないのかも分からないまま、ただひたすら。
俺が自分達の音楽を聞かせたい人は俺達の音楽からエネルギーを貰ってくれる人なのに、
そうじゃないCDショップなどに頭を下げに行くのは本当に嫌で仕方がなかった。
「自分で始めるって決めた事なんだから最後まで責任もってやれ!!」
と自分自身に活をいれ、なんとかやってはみたものの、
俺の中で、STACKERSのShunとしてこれを嫌々やる事が正しい事なのかって迷いも正直あった。
迎えたリリース。
不安しかなかった。
お金のないレーベルからのリリースで宣伝もろくに打ててない。
でも本当に気持ちだけは込めまくった作品。
気持ちだけではどうにもならない事も十分分かってた。
だからこそ、不安でしかたなかった。
「リリース」
という言葉を聞くと、皆「おめでとう!」なんて言葉をかけてくれるけど、
俺にとっては何もめでたくはなかったし、何もなかったかのように時間が経ってしまうのも
恐かった。
その日、俺達STACKERSは東日本大震災の被災地「山元町」にいた。
朝、一番に目が覚めたYOSHIが叫んだ。
「一位だ!!」
タワレコインディースチャート一位。
タワレコだけのランキングなんで全体でみればたいした事ないのかもしれない。
でも、ここまで書いたとおり、本当に本当に俺達4人がここまでくるのには時間がかかり、
そして本当にたくさんの人に助けられ、迷いや不安や恐怖を抱えながらも進んできた道。
そこにしっかりと「爪痕」を残せた事に4人が心から喜んだ。
その後はレコ発を最高な形で迎えられ、ツアーに。
毎週末の金土日、全国を駆け回っている。
ガラガラの箱でやるなんて事もざら。
対バンしかいねーじゃん!!って日も何度かあった。
それでも今のSTACKERSは一本もライブを投げる事はなかった。
対バンしかいないなら、
「よっしゃー、じゃあ今日は対バンの奴らにごっそりCD売りつけてやろう!!」
そう4人で言って、お客さんではない対バンに対して本気のライブをやった。
その結果、そこにいたバンドマン達は物販に来て、CDを買っていってくれた。
一本一本のライブにしっかり目標を掲げ、そしてうまくいかなかった時にはしっかり4人で話し合い、
次のライブはもっといいものにする。
それが今のSTACKESには出来ている。
バンドとしての状態はすごくいいと思う。
でも、俺には今でも不安や恐怖や迷いがある。
俺には目標もでっかい夢もある。
それに到達するには、まだまだ力も努力も足りない。
そんな事は百も承知だけど、ふと弱くなってしまう時がある。
最高のライブをした後であっても考えなくちゃいけない事が山ほどあったり、
やらなくちゃいけない事が山ずみになってたり、
そんな時、全部投げ出したくなる衝動にかられる事もある。
「もうしらねーよ」
その一言を残して消えてやろうか!とも考えた事すらある。
それでも、俺にはやっぱりそんな事はできなかった。
不安も恐怖も迷いもあるけど、それ以上にこれから起こるかもしれない事への
「期待」の方がでっかくなっていくから。
自分がどれくらいの人間なのか、どこまでできるのか、
今はまだ分からない。
それでも、もがいてもがいて、自分が定めた目標に少しでも近づけるように、
自分の夢を少しでも実現できるように、
やるしかないって思う。
10月30日、長かったツアーのファイナルがある。
ツアーの集大成、バンドの成長、初のワンマン、
色んな事を言ってるが、俺は純粋に俺が、俺達が今を生きる為に必要な
場所での生き様を見て欲しいと思う。
だから来る予定じゃなかった人に言いたい。
本当に、本当に来て欲しい。
俺はこのツアーファイナルが終わった瞬間だけは何も考えられない、
そんなライブにするつもりだし、そこに色んな人にいてもらいたい。
今までの俺達を知ってるとか知らないとか関係なしに、
毎日を必至に、バンドに人生をかけたアホのおっさん4人の生き様をしっかりと見て欲しい。
そこには絶対に伝わるものがあるって俺は信じてる。
そこに何もないのなら俺はバンドなんか辞める。
俺達はもっともっとたくさんの事を積み重ね、そして伝えていきたい。
10月30日、色々な事情があるとは思うけど、これを読んでくれた人が一人でも多くの人が
渋谷屋根裏に来てくれると祈っています。
【PUNK IS PUNK TOUR FINAL】
~STACKERS ワンマン~
10月30日(日)@渋谷 屋根裏
open18:00/start18:30
前売り:1500/当日:2000
第一部:18:30~19:30 STACKERSドキュメンタリーフィルム上映
第二部:19:30~21:00 STACKERS LIVE!!
第三部:21:00~22:00 AFTER PARTY!!
e+( イープラス)にて前売り券が
発売になりました!!
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002065266P0050001P006001P0030001
STACKERS 日本デビューアルバム
「PUNK IS PUNK」

この告知を出してから早5ヶ月くらいになる。
そして発売当日を迎え、、、レコ発をむかえ、、レコ発ツアーに、、
今日までの日々が本当に怒濤に過ぎていっている。
今思い返してもあまりにも時間が早く立ち過ぎていて、
何がいつ起こったのかはっきり思い出せない。
それくらい、一つ一つの出来事が印象的で俺の中ではデカイ事だった。
二年前から始めたレコーディング、初めはどういった形で出すのかも分からないまま、
新たに加入したYOSHIの音が入った音源を作りたく必至にとりかかった。
それでも、いきなり入ったメンバーはこれまでの俺達のスタイルに戸惑いを隠せず、
色んな部分でうまくいかない事もあった。
レコーディングにしろ、ライブにしろ、はたまたバンド活動自体の方向性にしろ、
当時の俺達は皆が皆、「迷い」を持っていた。
そんな中でも、このバンドだけは止める訳にはいかなかった。
すげーきつい時期もあったけど、そこは意地になって
「ぜってーこのバンドだけはつぶさね~!!」
って気持ちだけで一本一本のライブ、一回一回のレコーディング、それ以外の時間にも
全てなにかしらの「意味」を持たせようと必至だった。
その結果、バンドがどんどんよくなっていくのを自分でも実感できた。
なにがきっかけ、とかはっきりした事はない。
積み重ね、でしかなかった。
それぞれが持つ音楽への気持ち、お互いへの気持ち、バンドへの気持ち、ライブへの気持ち、
一曲への気持ち、見に来てくれている人への気持ち、支えてくれている人への気持ち、
そんなたくさんの気持ちがどんどんどんどん積み重なっていった時、バンドとして大きく成長できてる事を実感できた。
なんの迷いもなかった。
やるなら今だ!!って思えた。
俺は自分自身で「ATTENTION PUNX」というレーベルを立ち上げそこからSTACKERSを世界に発信していく事を決めた。
まったくコネも力もましてや金なんてまったくないド無名レーベル。
でも、俺等が積み重ねてきた事を無駄にはしない為にも俺自身がやりたかった。
戸惑う事ばかり。まったくの無知で始めたレーベル。
人から話を聞いたり、調べたり、
それでも果たして正しいのか正しくないのかも分からないまま、ただひたすら。
俺が自分達の音楽を聞かせたい人は俺達の音楽からエネルギーを貰ってくれる人なのに、
そうじゃないCDショップなどに頭を下げに行くのは本当に嫌で仕方がなかった。
「自分で始めるって決めた事なんだから最後まで責任もってやれ!!」
と自分自身に活をいれ、なんとかやってはみたものの、
俺の中で、STACKERSのShunとしてこれを嫌々やる事が正しい事なのかって迷いも正直あった。
迎えたリリース。
不安しかなかった。
お金のないレーベルからのリリースで宣伝もろくに打ててない。
でも本当に気持ちだけは込めまくった作品。
気持ちだけではどうにもならない事も十分分かってた。
だからこそ、不安でしかたなかった。
「リリース」
という言葉を聞くと、皆「おめでとう!」なんて言葉をかけてくれるけど、
俺にとっては何もめでたくはなかったし、何もなかったかのように時間が経ってしまうのも
恐かった。
その日、俺達STACKERSは東日本大震災の被災地「山元町」にいた。
朝、一番に目が覚めたYOSHIが叫んだ。
「一位だ!!」
タワレコインディースチャート一位。
タワレコだけのランキングなんで全体でみればたいした事ないのかもしれない。
でも、ここまで書いたとおり、本当に本当に俺達4人がここまでくるのには時間がかかり、
そして本当にたくさんの人に助けられ、迷いや不安や恐怖を抱えながらも進んできた道。
そこにしっかりと「爪痕」を残せた事に4人が心から喜んだ。
その後はレコ発を最高な形で迎えられ、ツアーに。
毎週末の金土日、全国を駆け回っている。
ガラガラの箱でやるなんて事もざら。
対バンしかいねーじゃん!!って日も何度かあった。
それでも今のSTACKERSは一本もライブを投げる事はなかった。
対バンしかいないなら、
「よっしゃー、じゃあ今日は対バンの奴らにごっそりCD売りつけてやろう!!」
そう4人で言って、お客さんではない対バンに対して本気のライブをやった。
その結果、そこにいたバンドマン達は物販に来て、CDを買っていってくれた。
一本一本のライブにしっかり目標を掲げ、そしてうまくいかなかった時にはしっかり4人で話し合い、
次のライブはもっといいものにする。
それが今のSTACKESには出来ている。
バンドとしての状態はすごくいいと思う。
でも、俺には今でも不安や恐怖や迷いがある。
俺には目標もでっかい夢もある。
それに到達するには、まだまだ力も努力も足りない。
そんな事は百も承知だけど、ふと弱くなってしまう時がある。
最高のライブをした後であっても考えなくちゃいけない事が山ほどあったり、
やらなくちゃいけない事が山ずみになってたり、
そんな時、全部投げ出したくなる衝動にかられる事もある。
「もうしらねーよ」
その一言を残して消えてやろうか!とも考えた事すらある。
それでも、俺にはやっぱりそんな事はできなかった。
不安も恐怖も迷いもあるけど、それ以上にこれから起こるかもしれない事への
「期待」の方がでっかくなっていくから。
自分がどれくらいの人間なのか、どこまでできるのか、
今はまだ分からない。
それでも、もがいてもがいて、自分が定めた目標に少しでも近づけるように、
自分の夢を少しでも実現できるように、
やるしかないって思う。
10月30日、長かったツアーのファイナルがある。
ツアーの集大成、バンドの成長、初のワンマン、
色んな事を言ってるが、俺は純粋に俺が、俺達が今を生きる為に必要な
場所での生き様を見て欲しいと思う。
だから来る予定じゃなかった人に言いたい。
本当に、本当に来て欲しい。
俺はこのツアーファイナルが終わった瞬間だけは何も考えられない、
そんなライブにするつもりだし、そこに色んな人にいてもらいたい。
今までの俺達を知ってるとか知らないとか関係なしに、
毎日を必至に、バンドに人生をかけたアホのおっさん4人の生き様をしっかりと見て欲しい。
そこには絶対に伝わるものがあるって俺は信じてる。
そこに何もないのなら俺はバンドなんか辞める。
俺達はもっともっとたくさんの事を積み重ね、そして伝えていきたい。
10月30日、色々な事情があるとは思うけど、これを読んでくれた人が一人でも多くの人が
渋谷屋根裏に来てくれると祈っています。
【PUNK IS PUNK TOUR FINAL】
~STACKERS ワンマン~
10月30日(日)@渋谷 屋根裏
open18:00/start18:30
前売り:1500/当日:2000
第一部:18:30~19:30 STACKERSドキュメンタリーフィルム上映
第二部:19:30~21:00 STACKERS LIVE!!
第三部:21:00~22:00 AFTER PARTY!!
e+( イープラス)にて前売り券が
発売になりました!!
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