昨日3月17日日曜日、「musicるAWARD2013」に夏うた2位のバンドとして出演してきました。

このくっそ場違いな場に出てきて思った事は、


ほっんとーに出てよかった!スッゲー楽しかった。


普段ライブに来てくれてる人達からすると「なんで?」って思うかもしれない。

でも俺達にとっては本当にかけがえのない大事な経験になったって素直に思えます。


冒頭にも書いた通り、他の出演者に比べて明らかに色も違けりゃ、雰囲気も違う。
そんなアウェイの中での戦いが緊張感あって、さらに自分達は受け入れられるのかって不安もあったりでなかなか感じる事のなかった空気を凄く感じた一日だった。


ライブ自体はというと、、、

俺個人としては、というかバンドメンバー全員思ってることだと思うけど、



俺等ができる事はやりきる事ができたって胸を張っていいたい。



結果は何の賞にもひっかからない惨敗に終わってはしまったけど、それ以上になんか大事な物をもの凄く与えてくれたイベントだった。

改めて、もっとこのバンドやりたいって純粋にそう思えた。

俺達はいつだって笑っているように見えると思う。

でもメンバーそれぞれが色んな事を考えたり、感じたりしていて、
それをうまく共有できていない時間もいっぱいあって、
そういうのが重なると、皆の前では笑っていてもしっくりこない瞬間とかもあって、、

そんなのを繰り返してるうちに、Jayの事件があって、、、

まったくバンドとして動かない期間、正直メンバー全員がこのまま辞める事も考えた。

「STACKERS」をやっていれば楽しいはずだったのに、いつの間にか「STACKERS」をやっているから苦しいって思う事もあったから。

それでも俺達はまた集まって活動を再開する事を決めて、
"musicるAWARD2013"のステージに立った。

誰がなんと言うおうと自信をもって言える!


あの日のステージを一番楽しんだのは俺達STACKERSだって。


それをメンバー4人が心から共感できている。

賞が取れなくても、今は4人共スッゲーいい気分。

次のライブが楽しみでしょうがない!

忘れてたこの感覚を今回のイベントは思い出させてくれた。


負けた事は本当に悔しい。

でも俺達前しか向けねーよ。

色んな事がいままでありすぎて、もはや何が正しくて何が間違っているのかなんて全然分かんないけど、今はっきり言える事は、


このバンドでもっといいバンドになって、もっと良い曲つくって、もっといいライブやって、もっとたくさんの人達に出会いたい。


今は純粋にそれしか思えません。


もし、一人でも日曜の俺達を見て、はたまたyoutubeを見て、このブログを見て、気になる人がいるなら、是非ライブハウスに足を運んで俺達に声をかけてほしい。

すっげー声かけづらいと思うけど、俺達誰も無下にはしない。
それだけは約束する。

今回musicるの企画に参加した事によってこんなにも大きな気持ちを貰えたんだから、一人との出会いからもスッゲー「ポジティブバイブ」を貰えるって信じてるから!

だから勇気だして声をかけて欲しい!

そんでもって、もっともっとでっかいでっかいサークルを俺はつくっていきたいって本当に思います。





今回俺等のような場違いなバンドを心よく受け入れてくれ、貴重な経験を与えてくれた「musicる」関系者の皆様には本当に心から感謝しております。

そして、ユーストリーム、ハングアウトでのうざい絡みにとことん付き合ってくれたヒャダインさん、暖かいコメントをくれた綾小路翔さんにも心よりメンバー一同感謝しています。


そして、まったく知らないにも関わらず俺達と一緒になって楽しんでくれた皆さん、いつも支えてくれてる仲間達、なんて言ったらいいか分からないくらい本当にありがとうって思ってます!!



さあ、STACKERS、どこまでもどこまでも行くとしよう!!

musicるAWARD2013
昨日、明日15日に行われるライブの出演を表明しましたが、
やはりキャンセルする事になりました。

多くの方からの応援、励ましのメッセージを頂いたにも関わらずこういった結果になってしまった事をメンバー一同、深くお詫びいたします。

尚、今後のスケジュールに関しましても全てキャンセルさせて頂きました。

活動再開の時期などにつきましては改めてお知らせさせて頂きます。


多大なご心配とご迷惑をおかけしてしまった事を改めてお詫びいたします。


STACKERS
今週土曜日、9月15日に渋谷乙にて行われるライブについて、
皆さんにどうしてもお伝えしたい事があります。

タイトルの「切実なお願い」というのは単純にこのライブに来て頂きたいという事です。



もちろんやってるライブ全てにいつでも皆さんに来て欲しいという気持ちは常に持っていますが、今回のライブに関しましては、特別な想いがあります。

その経緯を話させて頂きます。



先週末、我々STACKERSはオーストラリアから来日しているバンドTHE BENNIESのサポートで名古屋、福井とライブを行ってきました。
THE BENNIESはバンド的にも人的にも最高でメンバーとすぐに仲良くなりすごくいい時間を過ごせました。STACKERS自体のライブも自分達で納得のいくいいライブができたと思っております。

いい事しかなかった週末、福井から帰る直前に事件は起こりました。

ご存知の方も多いと思いますが、我々STACKERS4人は本当に悪ふざけが過ぎるバンドです。
その為なのかこれまでにも幾度となく大変な想いをしてきたにも関わらず同じ過ちを繰り返してしまいました。

皆に別れを告げ、後は東京に帰るだけというその時、テンションの上がったJAYは、ふざけて車のボンネットに乗っかりました。そんなJAYを見てさらにテンションが上がった私は「いつものノリ」で車を少し発進させました、、、、

それが大きな間違いでした。

ブレーキをかけると思ったよりスピードが出ていたのか、JAYはそのまま車から落ちる格好になり車の少し先に仰向けに倒れました。

初めはふざけているのだと思い、車の中から様子を見ていたのですが、あまりにもJAYが動かない為、慌ててメンバーがJAYの元に駆け寄ると、目を開けたまま意識の飛んでしまってるJAYが静かに呼吸だけをしていました。

何度呼びかけてもなんの返事もなく、目も空いたままの状態。
すぐに近くにいた人に救急車を呼ぶようお願いし、その後もJAYの意識を戻そうと呼び続けました。
少しするとJAYは右腕をゆっくりと動かし、何かを言おうとしました。

駆けつけた救急隊が病院へ搬送しようとすると、JAYはおもむろに起き上がり、ろれつのまわってない口調で何やら言葉を発しましたが、メンバーの誰一人JAYが何を言いたかったのか分かりませんでした。

救急車にはYOSHIが同乗し、自分とTACさんとで車で搬送先の病院まで向かいました。
頭の中が真っ白でした。

病院に着くとYOSHIが待ち合い室に一人座っていて、今治療中という事で3人で待ち合い室でひたすらJAYの様子が分かるのを待ちました。

金沢のBONUS TRACKのゆうじ君とななちゃんも心配して駆けつけてくれました。

しばらくすると治療を施した医師が現れ、代表として自分がJAYの現在の状況を聞きに行きました。


診断結果は、



頭蓋骨骨折、脳挫傷(脳出血)



初めこの医者は何を言っているのだろうと思いました。


深夜だった為、救急にはこれ以上残れないと言う事で、最後にJAYに一目会ってからその日は福井に滞在する事を決めました。

JAYに会いに行こうとすると、医者から

「あまりにも暴れるので右腕をしばらさせて頂いてます。」

こんな状況なのにJAYは「大丈夫、帰る!!」と暴れたらしいです。


JAYの側に行くと意識がもうろうとしているせいか、呼びかけても「うーん」くらいの返事しか出来ず、会話をする事はできませんでした。

病院を後にし、今後の事を話合おうにも3人とも何をどうしていいのか分からず、とにかく明日JAYにもう一度会ってみて、様子を見て決めようという話になりました。

翌日、朝方に病院へ行くとJAYは静かに眠っていました。
脳神経外科の主治医に話を聞くと、2、3日の間は断言する事は難しいものの、今の段階では身体のどこかに麻痺が残るなどの心配はないとの事でした。

夕方、再び病院へ訪れ、JAYにひとまず自分達は東京に帰る事を伝え病院を後にしました。

帰りの道中もJAYの様子が気になってしかたありませんでした。

火曜日にYOSHIが病院へ電話してみた所、電話では病状は伝えられないが経過は良好ということで、早ければ1週間で退院ができるという事を聞きました。

意識もだんだんはっきりしてきたという事で、JAYに「これ読んだら速攻連絡してくれ」というメールを送りました。

昨日、仕事中、JAYからの着信があり慌ててかけ直してみましたが、残念ながらつながらず、今日になって改めて朝の11時前にJAYの携帯に電話をかけてみました。

するとすこしだるそうな声をしながらJAYは電話にでました。

「JAY大丈夫かよ?調子どう?」

「んー、まあ大丈夫。」

「とりあえず、俺等金曜の夜に迎えに行くからそれまではゆっくりしてな。」

「んー、そっか、今日帰りたかったんだけどな。」

「分かるけど、もう少しだけ、、、俺等行くから」

直接顔を見てる訳でもないので、今のJAYの本当の様子が分かる訳ではないし、人としてこれは聞かないのがあたりまえなのかもしれませんが、俺はSTACKERSなのでJAYに聞いてみました。

「JAY、今週末どうするよ?ライブやる?JAYできないならキャンセルするけど。」

自分は8割キャンセルする方向で考えていました。主催者にも話はしてあったのですが、最後までJAYの意思を尊重したいと思い、あえてキャンセルにはせず、JAYの判断に委ねました。

「んー大丈夫じゃね?多分できるよ。」

俺は何度も「本気か?」と尋ねましたが、JAYの口から「じゃあ止めとく」という言葉は出ませんでした。

頭蓋骨を骨折した奴が一週間しか経ってない内にライブをやる。
普通だったら考えられない事。
それでもJAYはやるって言ってます。

俺はそんな奴と一緒にバンドをやれてる事に感動してるし、JAYに感謝してるし、何よりそんなメンバーを誇りに思います。

この決心に対し、色んな意見があると思う。

危険、絶対に止めた方がいい、死んだらどうする?

そこまで考えてるかと言われればそうじゃないのかもしれない。

ただ、一つ言えるのは今回のJAYに起きた事が他のSTACKERSのメンバーに起きてたとしても同じ答えを出すと思う。


「ライブをやる」


俺達はどうしようもないアホです。死ななきゃ直りません。
でも、死んでもライブをやりたいんです。


大けがをしたのにステージに立つ男の生き様を、
ギタリストとしての生き様を、
ミュージシャンとしての生き様を、
STACKERSとしての生き様を、
中沢純という男の生き様を、
15日だけは本当に多くの人に見て頂きたいです。


JAYの出した答えが間違いじゃなかったって俺はJAYにおもいっきり伝えたいです。
お願いします。

STACKERSは2番目の18:40に出演します。

9月15日(土)
@渋谷 乙(きのと)http://kinoto.jp/
BRIDGE SOUNDS pre.【ALL FOR YOUTH】
open 17:30/start 18:00
前売り:2000/当日:2500
w/ STACKERS, THE BENNIES (AUSTRALIA), Valve Drive, Coquettish, U Cant Say No!, Meat Buns