俺たちのF(ふくい)
というイベントが先月の25日に
開催された
福井のエルパという商業施設で
福井YEGさんが主催した
ふくい冬まつりという
イベントの内の一つだ。
何をしていたかというと、
福井の冬の風物詩、
水ようかんの販売だ
色々な水ようかんや
この日限定の水ようかんが販売された
私がこれに関わっていたのかって
直接かかわってはいないのだが、
このイベント普通とは大きく違う点がある。
学校祭のように出店だけしている
とおもいきや…
経営計画をして
出店して販売して
結果を決算する
という経営の模擬体験を
できる形で開催されたのだ
福井YEGさんのビジネス委員会で
このような形で開催することを
決定された
この経営計画と決算の部分を
お手伝いさせてもらった
(出店の日は少しだけ見学)
中にはメンバーの娘さんが
「子ども商店ANA」として出店
小学生も経営計画から決算までやっていた
そして先日その結果を決算してみて計算。
どうなったかというと…
5店中赤字3店、黒字2店。
ちなみに小学生のお店は
堂々の黒字で利益は2位
スゴイな、この子…
トータルした結果がまた面白く、
売上高が1番高かったお店があったが、
なんと利益は最下位
私がこのブログにもよく書いているが、
売上は利益を決めない
売上が高いからといって
利益がそれについてくるわけではないのだ。
それは勉強してもう知っている
私のブログを読んでくれている人には
そんな人も多くいるだろう。
(多くいる…よね??)
では聞いてみたい。
全社の内4割の売上高を占める
事業を切る決断はできますか
ちなみに事業を止めたら人は
辞めてもらうことができるという前提で。
実は売上トップのお店は
今回出店企業合計の売上高の
約4割の売上高を上げていた
だけど結果は一番赤字なのだ。
でも今の会社の事業の年商(売上高)の
4割も稼いでいる事業。
もし実際に直面すると
判断に迷うのではないだろうか
いや、もしかしたらこういった
数字もとれていないかもしれない
すると会社は赤字が垂れ流しになる…
トップの決断が必要なのにできない。
本当に今回の出店の結果は面白かった。
「俺たちのF」という会社が
不採算部門を見つけて、それにどう対処するか。
そんなシミュレーションができたのでは
ないかと思う
皆さんの会社も事業の
採算分析はできてますか
それは
「売上高は利益を決めない」
という原則を計算できていますか
トップとして決断が必要な時がある。
例え非情な決断だとしても。
これを考えさせられる結果だった。
またこういうイベントやりたいな
しかし、小学生の子が本当にすごかった…。
最後まで読んでくれてありがとう
vol.1779
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