【他社戦略】ニーズに応えようとすることが強みの源泉! | 経営戦略で進むべき道を照らす!迷える後継者専門、「福井県後継者軍師」谷川俊太郎のブログ

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先代後継者との間の経営方針の違い、承継した会社の舵取りに迷う、そんな迷える後継者に経営戦略で進むべき道を照らす!福井県の迷える後継者専門軍師の谷川俊太郎です。経営戦略、経営お役立ちブログを毎日更新中!公認会計士・税理士・中小企業診断士の資格も保有してます!

水曜日【他社戦略】です!

 

 

お客様のニーズから

研究開発が始まる。

そんなこともあるだろう。

 

 

今回紹介するのは

まさにお客様のニーズから

研究開発した事例。

 

 

独自資源にもなっていそうニコニコ

 

 

記事の要約はコチラ下矢印

 

 

 高知の老舗酒造会社、菊水酒造(高知県安芸市)は日本酒の生酒をパウチに入れ急速冷凍した商品を開発した。出来たての味が劣化しない点を生かし、早ければ年内にも欧米などに輸出する。輸送コストを抑えることなどでSDGs(持続可能な開発目標)にもつながる。国内の業務用向けに8月からテスト販売を始めた。

~中略~

同社は2010年から欧米や中国などに輸出しており、21年に取引のある商社から「生酒を輸出できないか」と打診があった。

 日本酒は通常、酵母の殺菌や酵素の失活、生菌の殺菌などのため2回火入れをすることで品質を維持する。生酒は加熱していないため劣化が早く、味が変わってしまう。輸出には不向きで、ほとんど例がないという。

 春田和城社長は冷凍することで可能ではないか、と発想した。同社は日本酒や果実酒といった醸造酒のほか、焼酎やウイスキー、ラムなどの蒸留酒、果汁を使ったリキュールなどの混成酒も手掛けている。果汁の保存のため冷凍庫はあった。急速冷凍機を導入し、生酒の瓶を凍結した。

 凍結には成功したものの、瓶は輸送時や半解凍後の再冷凍で割れるリスクが高いことが分かった。安全性のため、日本酒で以前使っていたパウチ充填機の活用を思いついた。パウチは瓶よりも軽く、取り扱いが簡単になった。

 

(日経MJ2022/9/16  P9)

 

 

 

 

生酒の輸出は味が変わるのでできない。

でもやってほしい

そんなニーズがあった。

 

 

そこから出てきた

急速冷凍技術爆  笑

 

 

ニーズは技術の母やね照れ

断らずに何とか工夫しようと

したのも素晴らしいウインク

 

 

と、いうわけで注目した点は以下の通り下矢印



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【記事で特に注目した点】
ニーズから新技術を開発している点
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<注目した背景>

今回これに注目した理由の理論は佐藤義典先生の、

「戦略BASiCS」から。以下、「戦略BASiCS」を簡単に説明する。

 

 

戦略BASiCSの解説

この「戦略BASiCS」は、佐藤義典先生の

中核的な理論。この理論、見た目は簡単でも、非常に奥が深い。ここで書くのは、あくまでもさわりのところだけ。詳しくは是非佐藤義典先生の本を読んでみて!!

 

 

「戦略BASiCS」とは、

経営戦略・マーケティング理論は

世の中に数多あるが、まとめると5つのパターンに分類され、それを再構築した経営戦略理論。

 

その5つを一貫性具体性を持って考えることで

強い経営戦略ができるという実践理論。

その5つは以下の通り下矢印

 

 

attlefield (戦場・競合)

sset (独自資源)

trength (強み)

i

ustomer (顧客)
Sellingmessage (メッセージ)

 

 

頭文字をとって「BASiCS(ベーシックス)」。

それぞれを簡単に説明すると、

 

 

 :自社が戦っている戦場・

戦っている相手(競合)を明確にし

 :競合が真似できない強みを支える

独自な資源を構築し

S :資源を強み(買ってもらえる理由)にし、

 :自社の強みを選んでくれるお客様に対し

Sm :メッセージを伝えて選んでもらおう

 

 

とこのような考え方で構築される理論。

「お客様(C)が、競合(B)でなく、自社を選んでもらう理由を強み(S)とし、それを独自資源(A)で支え、それを伝えよう(Sm)」

という言ってみれば当たり前のこと。

 

 

だけど、これを自社で考えると難しい。

この理論、すべてにおいて

「一貫性」を持つことが重要。

 

 

例えば、とても高品質なワンピースを作れる

縫製技術(A)があるが、

それを「ウチの強み(S)は『安さ』です!」

といって売り出していたら?

 

 

『安さ』といっても、高品質なもの。

ユニクロと比べて安いか?しまむらと比べては?

こう考えると、この会社は、「独自資源(A)」と

「強み(S)」の一貫性がとれていないよね。

 

 

一貫性を5つ全てでとるというのは、非常に難しい。

この一貫性だけど、以下の「3つの差別化軸」で考えると一貫性を取りやすくなるウインク



※3つの差別化軸

佐藤先生の理論では、

上記強み(S)のパターンは大別して3つしかない。

 

 

商品軸:(競合より)高品質・新技術

密着軸:(競合より)個別ニーズに対応

手軽軸:(競合より)早い、安い、便利

 

 

強みはこの3つのパターンしかないので、

これを考えることで一貫性がとりやすくなる。

 


例えば、先ほどの縫製技術の話だったら、

他社よりも「破れにくい」という強み(S)を

生み出せる技術力(A)があるなら、安くするのではなく、高くても「破れにくい服を欲しがるお客様」(C)を探す。といった感じ(具体性はないが…)。

 

 

これは①商品軸の例。このように、自社が戦える(戦いたい)軸は何かを考え、それに合わせて一貫性を取った戦略を作っていくことで、BASiCSの一貫性がとれるようになる。

 

 

非常に難しいが、できればとても強い経営戦略となる。そうしたら自信を持って、経営戦略を遂行していくだけ!是非この「戦略BASiCS」考えてみよう!!

 

 

日本酒美味しいよね照れ

生酒ももちろんウインク

是非世界中の人に飲んでほしい。

 

 

でも味が変わってしまうガーン

美味しくないと思われると

酒蔵としての沽券にかかわる。

 

 

だから普通は

生酒の輸出の話が来ても

「できません」

という話になるだろう。

 

 

だけど、そこからが勝負だ。

「できません」から

いかにしたらできるか」

に思考を変えているウインク

 

 

ニーズは技術の母

いや

ニーズに応えようとする思考が技術の母

 

 

冷凍して輸出できる生酒

これは強みになってくるだろう。

海外でも生酒を飲める

というウインク

 

 

 

 

それを可能にした技術も

強みを支える独自資源

になっていくだろうウインク

 

 

ウチの業界はコレだから~

というのは強みと

独自資源を作ることを

逃してしまうことになる。

 

 

まずは業界がどうではなく、

いかにニーズに応えるか

この意識を持つのが大事だねウインク

 

 

この会社の凍結生酒。

どんなものか飲んでみたいな照れ

 

 

最後まで読んでくれてありがとう!!

 

 

vol.1599

 

経営をシンプルに考えられる理論

・佐藤義典先生の戦略BASiCS

・MG(マネジメントゲーム)

・TOC

この3つのシンプル経営理論を駆使し

劣等感、停滞感、焦燥感、孤独感に悩む

凡才経営者を救う!

凡才の逆襲コンサルタント

FSAコンサルティング株式会社

代表取締役谷川俊太郎

 

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