vol.783
経営の失敗…どころじゃない
昨日のブログでも書いた
ミネルヴァ法律事務所。
かなり闇が深いのではと記事がでていた。
過払い金CMの大手弁護士法人、「東京ミネルヴァ」破産の底知れぬ闇
これが本当なら…
ミネルヴァ法律事務所を元武富士の人が
実質的に牛耳っていて、
その被害にあったような人を相手に商売していた、
ということだよね
なんか…
マッチポンプみたいだ
(自分で火をつけてポンプで消火する)
いや、結局過払い金の返還金の
流用のようだから、返還を受けられない
依頼者の方も多いだろう。
消火すらできていない
しかし、こんな話があるんやね…
この話が本当だとしたら、
弁護士さんがいいようにやられたということ。
弁護士さん自分たちで
なんとかできなかったんだろうか
広告費があまりに大きすぎる、
このままでは法人は立ちゆかない…
そんなことは感じ取っているはずだと思うけど…。
しかし、いくら裏に黒幕のような人が
いたとしても、ここに所属していた弁護士さん、
大きな、大きなものを失ってしまった
それは…
信頼
だ。
依頼者の返還金を流用されるような、
弁護士さんをこれから誰が信頼してくれるだろう
まあ、その前に返還金の返済で
弁護士さん自身が破産に追い込まれるかもしれない。
そうなったら、弁護士も続けられないはず…
私達のような士業は
信頼が命だ。
士業の大事な大事な資源
それをどう積み重ねていくか、
どの分野で積み重ねていくか、
これを考えるのが士業の基本戦略。
それを失ってしまっては、
今後のプランが描けなくなってしまう
それを失いかねない行為、
信頼失墜につながる、
お客様の人生、自分の人生を壊す。
そう考えられなかったのかな
それができないほど牛耳られていたのだろうか。
ただ、これで心配なこと。
士業の広告行為にまた大きな制限が
掛かってしまわないか。
広告だって必要な時もある。
今回広告を沢山打っていた弁護士法人が
問題になった事案。
だけど、士業が広告すること自体が
悪いわけではない。
本来なら弁護士さんが責任をもって、
統制していくべき法律事務所を
そうでない人に牛耳られたことが問題
(記事が本当なら)
根本問題(牛耳られたこと)
を無視して、目先の規制(広告規制)
に走らないことを願っている。
根本問題が起きないような
体制を考えていこうぜ
最後まで読んでくれてありがとう
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