努力する場所を変える | 経営戦略で進むべき道を照らす!迷える後継者専門、「福井県後継者軍師」谷川俊太郎のブログ

経営戦略で進むべき道を照らす!迷える後継者専門、「福井県後継者軍師」谷川俊太郎のブログ

先代後継者との間の経営方針の違い、承継した会社の舵取りに迷う、そんな迷える後継者に経営戦略で進むべき道を照らす!福井県の迷える後継者専門軍師の谷川俊太郎です。経営戦略、経営お役立ちブログを毎日更新中!公認会計士・税理士・中小企業診断士の資格も保有してます!

こんばんは!
経営者の想いをカタチ(戦略)に、実行までサポートする、谷川会計総合事務所、所長の谷川俊太郎です。

外部環境分析という言葉、知っていますか?外部環境とは、自社を取り巻く経営環境を分析してみるものです。有名なところですと、ポーター先生の5力(ファイブフォース)分析ですね。同業者間の競争環境、買い手(お客様)の交渉力、売り手(仕入先など)の交渉力、新規参入先、代替品、とこの経営環境を取り巻く状況を分析するものです。

ここで、5つの環境全てが不利な状況下でしたら、どんなに努力しても利益を上げることは難しいかもしれません。ですが戦う場所を変えれば、脅威(5つの環境)が今よりもマシなところがでてくるかもしれません。

例えば、居酒屋だとしても、万人向けのチェーン居酒屋と同じようなやりかたをとって、大手よりも「万人」に受け入れられるお店作りを作りをしていくことは大変です。ですが、「女性向け居酒屋」としたら状況は変わるかもしれません。そういった居酒屋を展開した方が、お客様(ターゲットである女性)もお店を選びやすいでしょう。そうなると買い手(お客様)は居酒屋の値段だけでは選ばず、自分達が一番楽しめる場所を選ぶことにのるので、多少値段が高くなっても大丈夫かもしれません。買い手の力が薄れて少し環境が良くなりますよね。自社の立ち位置を考えて決めた方が努力が報われるのかもしれません。

せっかく努力するのですから、努力しがいがあるところで努力したいですよね。

自社のおかれている状況を考え、少しでも良い立ち位置がないか考える。これもとても重要なことですよ!