今回は西宮の方に行ってきた。
兵庫県ですな。
兵庫県といえば、神戸や六甲、有馬といろいろ観るところはいっぱいあるのだけど、今回は西宮。
行ったのは、西宮市大谷記念美術館。
ここは以前から行ってみたいと思っていた美術館だったのだけど、遠いというイメージがあってなかなか腰があがらなくていつかいつか思いながら気が付けば十年以上たっていたと。
情けないことに、何でそんなに行きたかったのかという理由さえ曖昧に。
たぶん、庭が綺麗だったからだったろ思うのだけど……
で、夏休み前にボローニャ国際絵本原画展が今年はここで開催されるというのを知って、これは行かねばと、とうとう重い腰をあげたしだい。
ボローニャも毎年やってるんだけど、気になりつつやはりうだうだしている間に開催期間が終わるということを繰り返していたのだった。
ググってみたら一時間強で着くことが判明。
最寄りの駅からも案外近かった。
ランチのためのお店もチェックしていたんだけど、これも駅の近くで美術館への通り道だったので通りすがりに位置確認。
美術館のあるところは閑静な住宅街って感じのところ。
家もなんだかおしゃれな感じで、大阪や京都とはまた違った趣。
学校が近くにあるんだけど、あんまり子どもの声も聞こえなくて、ホントに静かだった。
行きたかった理由と思われるきれいな庭なんだけど、確かにあったんだけどそれはガラス越しにしか見られないみたい。
時間がなくて美術館自体をじっくり眺めることができなかったから、本当はどこかからその庭に行けたのかも知れないが。
ボローニャ国際絵本原画展のポスター。
館内は撮影禁止なんだけど、この前でだけは撮ってもいいことになっていたのでパシャリ。
これは赤ずきんちゃん。
何点ぐらいあったのかはちょっとわからないんだけど、結構あった。
CGを使った作品もあったし、画材も技法もさまざまで観ていて楽しかったのだけど、やはり出来上がるまでの過程のほうが気になってしまう。
どうやって描いたんだろうって。
絵本原画は、全ページ展示されてるわけじゃなく、大体一作四枚ぐらいが展示されていた。
説明書きには使った画材ぐらいしかかいてないので、話の内容は想像するしかなくて、それはそれで楽しい作業ではあった。
イランやイラクの人の作品もあって、これは偏見なのだろうけど、戦争ばっかりしてるって印象があってそんな中でもこういった芸術作品を描いて発表する場がというか人がいるんだなってことに驚いた。
そういう人は国の中でも裕福な人なんだろうかとか、苦しいなかでも情熱だけで頑張ってるひとなんだろうかとか、勝手に考えたりして、
絵とは関係ないんだけど。そういう作家のことを考えるのもまた一興。
国による特徴というのはもはやないのかも知れない。
今やどこにいても世界中の画像が見られるし、お金と意志さえあればどこででも勉強できるし。
影響されるものが自国のものだけとは限らないし。
アジアの人がヨーロッパっぽいというのはあるけど、ヨーロッパとかアメリカの人がアジアっぽい作品を描くというのはあまり観たことがないように思うんだけど、これも思いこみかも知れない。
一度近代絵画ってどんなことになってんのか勉強してみたいな。
こういうところに来ると、たまにウンチク語りながら観てる人がいて、そういうのの後ろにくっついて聞き耳立てるのも結構楽しかったりする。
この日は家を出るのが遅かったので、たったたった先に進む。
次に行ったのは美術館のすぐ近くにある「ソラミミブンコ」というところ。
マップに載っていた写真をみると、店内に絵本が並んでいた絵本の専門店っぽい感じ。
この店が住宅街に一角にあるんだけど、道に面した場所じゃなくちょっと入ったところにあってしかも店らしくない。
何度か通り過ぎてしまった。
ちょっと写真撮るの忘れちゃったんだけど、店と言えば店に見えるんだけど店らしくない。
よく見るとちっちゃい看板が出てた。
でも中に入りずらい感じ。
どうしようか迷ったんだけど、ここまで来たんだからと勇気を出して入ってみた。
絵本専門という感じだけど、さほど多くの本があるわけじゃなかった。
ていうか、絵本の売買はしていない様子。
古い絵本を閲覧って感じかな。
あと、壁に何枚か絵が飾られていて、むしろそっちがメインのよう。
どちらかというとだだっ広い所よりこじんまりした狭い空間のほうが好きなんだけど、この店のスペースは狭すぎて落ち着かない。
先客もいたことだし、適当に絵本をみて絵ハガキを一枚買って出た。
通いつめると居心地も良くなりそうな感じはあるんだけど、通い詰めるほど近くないからな。
その店を出るといい感じにお昼時。
駅の近くまで戻って、ランチはここでって決めていた店に入る。
「BEANS」というお店。
思っていたより庶民的だった。
いつもはカフェって看板にある店に行くんだけど、ここはDAINWE'S BAR。
BARってだけあって、カウンターの棚にはお酒がずらり。
お昼はついでって感じだった。
といってもメニューがいいかげんってわけじゃないけど。
ちっさな子どもをつれた家族づれもいて、あんまりBARって感じはしない。
まぁ、お昼だし。
ランチにカレーセットがあったので、それを頼むことに。
グリーンカレー(結構辛いです)、とあったので警戒していたんだけど、それほど辛くなくて安心。
おいしかった。
グリーンカレーって見た目全然からそうじゃないのに、食べたらあとからばばばぁーって辛さがやってくるように思うんだけど、どうだろう。
この店のマスターがなんだか楽しそうな人で、なじみのお客さんなんかと和気あいあいで、ここの常連になるときっと楽しいだろうなって思わせてくれる店だった。
帰りは「お気をつけて」って言ってくれて、それがおざなりじゃなくてすごく心地よくて、また行ようって思わせる感じ。
また大谷美術館に来ることがあったら、今度もここでお昼を食べようと誓うのであった。
そのあと、少し歩いて白鹿 酒ミュージアム に。
ここを選んだのは、それ、どれ、あれ。
試飲をできるんじゃないかと思ったから。
途中夙川の川沿い(なんかすてきな名前が付いていたんだけど、控えなかったので忘れた)を歩くことに。
桜並木で、春に来たらすごくきれいだろうなぁと思って。
今度来るときは、絶対春だな。
で、15分ぐらい歩いてミュージアムにつく。
記念館と酒蔵館に分かれていて、まずは記念館。
シーンと静まり返って誰もいなくて、おいおいこれで大丈夫かと心配するほどなんだけど、ゆっくり観られたんでよかった。
なぜか今回何にもメモとってなくて、肝心なところが全然書けないんだけど。
え、こんな作家さんとの交流がって思ったのに、作家の名前が出てこない。
申し訳ない。
白鹿だけに、白い鹿の絵がいっぱいあったり、お酒にまつわる道具なんかを展示してる。
記念館をでて別棟の酒蔵館へ。
ここでは酒づくりが再現されていて、お人形が働いてまふ。
ここも人っ子ひとりいず。
平日だからこんなもんか、と思いつつまじかでじっくり眺められるんでよかった。
ここの展示は近づくとセンサーが反応して音声が出る仕組みになっていたんだけど、最初それに気付かなかったもんだから、いきなりズリズリとか作業に合わせた音が出たビビった。
作り方は昔の方法だから、今はどの程度まで人間がしているのかわからないけど、とにかく大変な仕事。
蒸したり混ぜたり。
途中震災で倒壊した蔵の一部がそのまま展示されているところがあって、地震のすごさを再確認した。
それからそこまで倒壊したものをまったくそのあとを感じさせないぐらいもとに戻っている街並みをみて、人のすごさもまた再確認。
人ってその気になればなんとかできちゃうんじゃないかと、楽観的ではあるけれど思ってしまった。
日本人ガンバ。
おちょこがずらり。
どれも味があって、一度こういう味のある杯で飲んでみたいもんだなとか考える。
先日買ったガラス物もいいんだけど、やっぱり陶器は暖かみがあってよいわ。
そして利き酒のほうだけど、ミュージアムとは別に白鹿のレストランがあって、そこでできるみたいで。
レストランに入って利き酒だけさせてとはさすがに言えず、かといえさっきお昼を食べたばかりなので何か食べてってこともできず断念。
帰ってからミュージアムのチラシをみて気づいたんだけど、レストランの横っちょにショップがあってそこで利き酒もできるし、量り売りもしてくれるとのこと。
ショックだわ。
よく考えたら、蔵元なんだからお酒売ってるだろって話だよ。
なんで気づかなかったんだろう。
多分それは、記念館のほうで酒蔵館で記念品がありますのでって言われて、ちっさなお酒の瓶貰って気をよくしていたからに違いない。
利き酒したかったな~とぼやきながら酒蔵館を後にして、本当はそのあと駅の向こう側にある「辰馬考古資料館」に行くつもりだったんだけど、駅に着いた時点で力尽きた。
駅の高架の下にある雑貨やでベビーリーフと野イチゴを買ってしまったし。
下の写真に載っているペットボトルみたいなのがそれ。
植えるだけでいいの。
ずぼらで水やりを忘れがちなわしにはぴったりの商品。
ペットボトルに水を入れてあるから、毎日の水やりなしにすくすく育つという寸法。
というわけで、上のが今回のお買いもの+頂き物。
日本酒とベリーリーフと野イチゴの種と、画集。
「リスベート・ツヴェルガーの世界」2300円なり。
高かったけど、画集なんでこんなもんだろ。
水彩画はやわらかくていい。
こういう風にうまく塗れたらと思うんだけど、なかなか。
長くなっちゃったわりには内容のない今日の記事だけど。
なんだかんだ言って、四回目の歩こうかいも無事終了。
次回は京都美術館へ行くつもり、なんだけど。
さてさて、どうなることやら。




