今晩の料理：ポークソテー

その前に今日のランチ。今日はバタバタしてね、駅弁シリーズと相成った。

「岡山名物大集合」という名の駅弁。

まあ、あれこれちょこちょことまとめられちょるもんじゃ。岡山らしいといえば、えびめし、バラ寿司そしてきびだんご。たった、これだけで１３００円ちょっと。昨日のチャーシュー麺も１３００円ちょっと。これをどう見るかじゃが、やっぱり高い。

で、今晩の料理じゃが、仕事帰りなんで手の込んだことは無理。買ってきたものと合わせて、献立を組み立てた。

ちしゃもみ。山口の郷土料理じゃね。北浦の方じゃと、ちしゃなますともいわれよった気が。調べてみれば、広島にもちしゃもみはあるみたいで、関ヶ原で防長二州に押し込められた毛利様じゃが、もともと広島なんで、そっちから入ってきたんかもしれんね。最近はチシャがないんよね。長いことみたことがありません。よく似た野菜でサニーレタスというんがあるけど、あれって、株ごと収穫するでしょ。でも、チシャは上に伸びるんよね。だから、下の方から葉っぱを一枚、一枚ちぎるのが収穫のしかた。これを「かぐ」というんよ。もう一つ、かぐ（一枚一枚ちぎる）という収穫をする野菜があります。それは高菜。

ちしゃもみというのは、酢味噌和えなんじゃが、本来はいりこを煎ってからすり鉢ですって、そこへ味噌、砂糖、酢を入れていりこ入りの酢味噌を作り、チシャと混ぜる。チシャがしなっとなったぐらいが食べ頃。我が家では昔からいりこじゃなくて、メバルの身を焼いて酢味噌を作ります。先祖代々由緒正しき貧乏人の家系のくせに、ちしゃもみだけは超贅沢。メバルを使う家は滅多にないはず。今日はメバルがなかったので、アジの開きを焼いて使いました。ちなみに、今日使ったのは、チシャみたいなレタスです。

ハマチの南蛮漬け。これはスーパーで買ってきたもの。

ツワ、タケノコ、油揚げの炊いたん。こないだ作ったヤツの残りですが、あれから毎日火をいれているんで、よく味がしみてます。生臭坊主はさらにもう少し色が黒くなったぐらいの方が好き。

ショウサイフグのお刺身。この時期になると、トラフグよりもショウサイフグを見ることが多いから。ショウサイフグはトラフグに負けんぐらいのおいしさ。

ポークソテー。市販のバルサミコ醤油をソースにしてみました。使ったお肉は豚の肩ロース。生臭坊主はとんかつにしろ、ポークソテーにしろ、薄切りでいうと生姜焼きでもですね、以前は肩ロースを使うことがありませんでした。ちょっと堅いのと、豚独特の匂いがきついような気がするから。最近はあまり匂わなくなりましたね。それと、既製品ですが、バルサミコ醤油というのがうまい。甘酸っぱいソースですが、豚肉によくあう。

ちょっと疲れているのか、体が弱っているのが感じられます。アルコールが入らんのよね。今朝なんか、缶ビール１本、中身がそのままの状態で発見。たぶん、プシューってしただけで、そのまま寝たんでしょう。酒飲みが酒が飲めないとなると体に異常を来しているサイン。わかりやすいっちゃわかりやすいんですが・・・。