タイから帰って3


36度のタイから今朝の宇都宮はマイナス2度。38度の温度差にも体調は良好


暑ければ脱ぐ、寒ければ着る、そんなシンプルな感覚で良いのだ


ただどこに行っても起きたらまず瞑想して、散歩して、朝ご飯をゆっくりいただく朝のルーティーンは崩さないこと、心を落ち着けて気持ちよく過ごすこと




あとはツアー先では不規則になりがちだけれど、なるべく栄養のあるものを食べ、夜はしっかり寝るのが健康の秘訣かなと思っている




未知の世界に足を踏み入れていく


そのチャレンジャー精神を片時も忘れないでいたい


今回のタイツアーも、サクソフォン・パブを除けば初めての会場ばかりで完全にアウェイの状態。菊田俊介を知らないオーディエンスの前でいかに喜んでもらえるライブをやるか。胃がきゅっとなるような緊張感やプレッシャーを感じるし、そして場合によっては途中で席を立つお客さんの姿が見えたりもする。それでも全力で、そして楽しみながら心を開いてプレイすると、必ずポジティブな結果がついてくるものだ




ライブの翌日、ホテル近くの公園を散歩していたら、前から歩いてきた若い女性に声をかけられた。昨日サクソフォンで演奏してた人でしょう?そうだよ、と言うと、目をキラキラさせて私観てたのよ、とても素晴らしいライブだったわ、写真撮ってもらってもいい?どうやったらあなたをフォローできるの?

と言うのでインスタを教えると、すぐにフォローしてくれた^ ^(この会話は全て英語で)



今回一緒にツアーを回った、チャイ・ブルースとナース。コンケーンまで8時間、チェンマイまで11時間一緒に車で移動した。道中ブルースやジャズやR&Bなど、いろんな音楽を聴きながら、一緒に歌ったり、いろんな話をして、彼らのことをもっと深く知ることができた





特にチャイはアメリカや日本にも住んでいたこともあるし、聞いてきた音楽や体験してきた共通点がいろいろあって、よく話が合う


彼はミュージシャンとしてだけでなく陶芸家、さらに画家としても活躍している芸術家だ。何に対してもこだわりが強く、そして自由人。コーヒーを煎れるのにも細かいこだわりがあり、教えてくれたりした。また各地で美味い店にも連れてってくれた。一見普通の店なのだが、どの店も確かに美味しかった。良いものへのこだわりを持って、ハッピーに生きている。チャイから学ぶことがすごくあった。





今回のツアーでは、タイ航空に苦労させられた。ギターを預けようとしたところ、1メーターを超えるものについてはン万円の超過料金がかかると言われびっくり。普通は重量制限があるだけで、それを守ればギターに別料金をとられたことがなかった。往復で結構な値段になるので、今回はギターを家に送り、現地でチャイのギターを借りることにした。


さらに、帰りの飛行機では、チェンマイ空港とさらに乗り換えのバンコク空港で共にゲートを間違って教えられて、危うく飛行機に乗り遅れそうになった。





日本ではまず考えられないこういったミスも海外では起こる。こんな経験を積んでいくと、少々のことでは動じなくなってくる。



世界は広い。その広い世界で、これからもどんどん経験を積んでいきたい。