シカゴの友人でベーシストのアンドレ・ハワードが亡くなったと聞いた。
アンドレとはライブやレコーディングなど何度もやってきた20年来の仲間だった。
英語でlaid backと言うが、ゆったりした鷹揚な性格のナイスガイで、そんな人間性がベースプレイにも現れて、バンドを下からどっしり支える、まさに縁の下の力持ちな素晴らしいベーシストだったなあ。
(椅子に座ってベースを弾いているのがアンドレ)
シカゴの先輩ミュージシャンや仲間達が亡くなった知らせに触れる度に、リアルなシカゴでの体験が、少しずつ思い出に変わっていく。
寂しいが、人生とはそう言うものなのだろう。
それでも我々ミュージシャンには残した音がある。
アンドレのプレイは、自分のアルバムRising Shunでも聴くことができる。どっしりとグルーヴィーなサウンドに仕上がったのは、アンドレのおかげと言ってもいい。
アンドレにもらったインスピレーションで今夜のライブもしっかりプレイしよう。
ドレー、サンキュー。Love you bro!!