アルバート・キングの「Born under a bad sign
 
 
数多くのアーティストにカバーされているアルバートの代表曲
 
 
これまで何度もギタリストとしてプレイしてきたけれど、歌った事は一度もない
 
 
あえて歌う事を避けていたというのが本当のところマイク
 
 
先日やった3King Liveでもあえてこの曲をやらなかったし
 
 
アルバート・キングがスティーヴィ・レイ・ヴォーンと共演している映像と、歌詞を下に
 

 

 
Born under a bad sign 
(悪い星の元に生まれて)
 
Born under a bad sign Been down since I began to crawl
悪い星の元に生まれて ハイハイを始めた頃から沈んでいる

If it wasn't for bad luck You know, I wouldn't have no luck at all
悪運でないなら 運そのものがないのだろう

[Verse 1]
Hard luck and trouble Been my only friend
苦悩とトラブルが俺の友達

I've been on my own Ever since I was ten
10歳から独りで生きてきた

[Verse 2]
I can't read I didn't know how to write
字は読めない 書き方も知らない

My whole life has been One big fight
人生そのものが大きな格闘だ

[Verse 3]
You know wine and women Is all I crave
ワインと女 俺が欲しいのはそれだけさ

A big legged woman Gonna carry me to my grave
恰幅の良い女が(俺が死んだら)墓場まで連れていってくれるだろう
 
 
 
繰り返しのコーラス部分を省略すると、歌詞はざっとこんな感じになる
 
 
なんともハードな人生えーん
 
 
ライトニン・スリムの「Bad Luck」を参考にしたとも言われているけれど、アルバートが歌うと有無を言わせぬ説得力とディープさがあって、ブルースそのものギター
 
 
とはいえ自分の人生と照らし合わせると・・・・・
 
 
これは歌えんよね、という感じだったわけだ
 
 
 
そんな自分の中にも心境の変化が・・・
 
 
 
9月18日に立川市Heart Beatで行われる「Respect for JIMI HENDRIX Nightでプレイする曲を色々考えていた
 
 
実はジミは「blues」アルバムで 「Born under a bad sign」をカバーしているのだ音符
 
 
しかもこの曲がジミに良くハマっているんだよね
 
 
そう思いながら、自分でも歌ってみると、歌詞がサクッと出てくるのにちょっと驚きびっくり
 
 
歌ったことがなくても、長年弾いて聴いてきたから、中に刷り込まれていたのだろう
 
 
不思議なもので、自分に合わないと思っていた(思い込んでいた)曲も、いざ歌い始めると自然に感じる
 
 
この曲をやってみるか・・・
 
 
そう思い始めた今日この頃
 
 
アルバートではなく、ジミヘンがきっかけになるなんて・・・
 
 
ブルースの神様の悪戯か・・・・・