7日の「菊田俊介プレミア有料配信ライブ」に3本のギターを使う予定だと昨日書いたけれど、今日はそのギターと使い分けについて書いてみよう。
下の写真はエンドースしている3本のゴダンギター5th Avenue。
今回使うのは、左のピックアップ無しと、真ん中のワンピックアップの2本。
ピックアップ無しはレギュラー・チューニングで、
ワンピックアップの方はオープンDチューニングで。
さらに下のGリゾネーターギターは、オープンGチューニングで弾く予定。
近々発売になるアコースティック・アルバム"In a room"では、
この3つのチューニングに加えてオープンE、レギューラー・チューニングでも半音下げと全音下げでも弾いているので、アルバムを通して6通りの違うチューニングで全11曲を弾いている。
この6通りのチューニングを、今回のライブではカポを使ったり、ポジションを移動して3本のギターで弾き分ける、というわけだ。
なんでそんなにチューニングを変えるの?
と思う人もいるだろうけど、それぞれのチューニングに独特の響きがあって、曲調やキーによって一番合うチューニングがあるもの。
スライドを弾くときはやはりオープンチューニングが良いし(それもD系とG系に大まかに分かれている)、
レギューラー・チューニングでも、E♭キーが歌いやすいな、というシチュエーションでは、チューニングを半音下げてEとして弾くと開放弦を使えるメリットがあるし、
Gキーでやりたいな、という時には全音下げてAとして弾くとこれまた低音弦の開放を使えるメリットがある。
あと、チューニングを下げると弦が緩み、音がたるむ。少したるんだコードの響きが好きだ。アコースティック・ブルースや、ルーズな雰囲気のある曲にはよく合う。
その辺も知識としてインプットしてライブを見ると、あ、今ギターを替えた、チューニングが違うんだな、とライブの見方がさらに深くなるかもですね!!
下の映像は、オープンDチューニングで。