昨日のこと、札幌在住のシンガー、Pattiさんこと藤原由美さんが亡くなったと連絡をいただいた。
 
パティーさんとはもうかれこれ10年くらい北海道ツアーで共演してきた。自分が知る限り彼女は間違いなくブルース、R&Bなどの日本を代表する女性シンガーの一人だった。 
 
そしてパティーさんが札幌をはじめ小樽や帯広や釧路などのお店やミュージシャンを紹介してくれたおかげで、自分の北海道での活動がぐんと広がった恩人でもある。 
 
この数年ガンと闘っていたのは知っていたけれど、年が明けてすぐに亡くなるなんて。運命は非情だ。歳月人を待たず、を実感する。
 
下の映像は、昨年9月の北海道ツアー、小樽A.LIVEでのTwincam'sのステージより。ドロシー・ムーアの名曲「Misty Blue」を歌うパティーさん。

 
 
ちょうど元旦の夜にマイケル・シンガーの「いま、目覚めゆくあなたへ」を読んでいた。
 
 
影響を受けた大好きなこの本の中に、
 
「死は人生最高の教師。死ほど多くのことを教えてくれるものはない。 与えられた瞬間に感謝しよう。あたかも死の淵にいるかのように生きるのだ。なぜなら、実際にそうなのだから」と言う一文がある。
 
パティーさん他界の知らせは、この本が教えていることの大切さを実感させてくれたし、一日、一瞬を大切に生きようという思いをさらに強くしてくれた。
 
R.I.P パティーさん。ゆっくり休んでくださいね。本当にありがとう。俊介