自分のギターの製作者のムーニーさんこと表克美さんが、このほどブルー、レッド、ナチュラル3本のムーンギターに、銅板アースを施してくださった。
 
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ギターを弾かない人にはなんのこっちゃ?だろうが、エレキギターを弾く人がよくぶつかる問題がノイズだ。
 
特にシングルピックアップと呼ばれるマイクからノイズが出やすく、ライブで「ジー」というノイズ音に不快な思いをした人もいるのではないだろうか。
 
自分のギターはムーニーさんやPGM(ムーンギターの製造工房)のみなさんのクオリティの高い仕事のおかげで、最初からノイズは全くと言っていいほど無かったのだけれど、この機会に念には念を入れようと、ムーニーさんが銅板アースを施してくださったというわけだ。
 
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以下、ムーニーさんのFacebookの書き込みより:
 

このFENDER JAZZMASTER1964年製の内部を見て欲しい。丁寧に敷き詰められた銅板アース。どれ程ノイズ対策に苦労されていたか、その努力が伺い知れる。

 

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正に電気技師だったLEO FENDER氏の知識が生かされている。ちなみに、ERIC CLAPTON氏のブラッキーには、ピックガードの裏面全部にこの銅板アースが施されていた。

 

ノイズも音の一部と考える諸氏もいるかも知れないが、エフェクターの使用で増幅されるノイズまで音の一部なんだろうか?

この銅板アースはノイズ(音の雑味)をこしてくれる、フィルターの役目を果たしてくれる。ノイズ対策に苦労されている諸氏にはぜひ試して欲しい。

 

 

先人たちがノイズ処理に苦労されてきたのが窺い知れる。

 

こうした匠の技と心が自分のギターに注ぎ込まれているのを知ると、さらに良い音でギターを歌わせたいという思いが強く湧いてくる!!