ジャカルタでオフ日に食べたものに当たったのか、あるいは疲れが出たのか、月曜の夜中に胃痛が始まった。


タイに着くと、現地でコーデネイトしてくれるYuheiくんに薬局に連れて行ってもらい、胃薬ドロップを10バーツ(36)で購入。胃痛はだいぶ治ったものの、翌日からは下痢が始まった。オーマイガッ〜!


世界一の観光都市バンコクに来ているが、体調とライブを最優先して観光は一切封印することにした。ライブ会場に行く以外は、ホテルでひたすら休む。


ライブの方は、初日はバンコクの老舗ライブクラブSaxophone Pub。




2日目はAdhere The 13th Blues Bar。


ともに満員のお客さんに恵まれて、かなりの盛り上がり。






バンコクのブルースシーンの顔とも言えるChai Bluesが紹介してくれた若手バンド、チェンマイ・ブルースは自分とのライブのために8時間をかけてチェンマイからバンコクに来てくれた。




ハーモニカのミスタープーも加わって、最初のセットはオリジナルと自分の持ち歌を中心にしたライブを。





そしてChai Bluesと女性シンガーのナースや地元のブルースミュージシャンたちが数人飛び入りして2セット目はジャム。






タイを初めて訪れる自分を、現地のオーディエンスとミュージシャンに紹介するための、ChaiとYuhei君が考えてくれたセット構成だった。


ライブが始まれば、体調のことなど全く気にならないくらい演奏を楽しみ集中できた。若くてかなりの力量を持ったチェンマイ・ブルースや、ベテランの味を醸し出すChai、パワフルな声と生なフィーリングを持ったナースの歌など、クオリティの高い彼らとの共演はかなりエキサイティングだった。タイにも素晴らしいミュージシャンたちがいるのを知る。



Chaiは自分の体調を聞き、デルタカーボンという胃薬をくれたり、演奏しやすいようにいろいろ気を使ってくれた。



他のミュージシャンたちも大切な仲間のように接してくれ、気持ちよく彼らと場を共有できたのが本当に嬉しかった。



今回のタイのライブをコーディネートしてくれた、Yuhei君。彼もギタリストだ。日本人の絆は国境を越える。胃が痛いなんて言ってる割にはビールを飲んでる俺^_^



タイ人はウイスキーを好んで飲むようだ。昨夜はみんなジャック・ダニエルを飲んでいて、美味そうだったので自分もソーダ割りをいただいた。夜が深まるにつれ仲間意識も深まり、酒が旨くなり、そこそこ飲んだと思う。


なんと今朝は下痢も治り体調バッチリ。まさかウイスキーで体が消毒された訳ではあるまいが、やはり楽しい時間には癒しの力があるのだろう。


たまには女性に囲まれての写真があってもいいよね^_^




いよいよ今日から、ツアー最終地の香港へ。


ライブも残り2回♫