自分には恩人が何人もいるけれど、写真のトム・コルヴィンもその1人。
ブルース・ハーモニカを吹き、根っからのブルース・ラヴァーだ。
トムはブルースアジアと言うサイトを通して、アジアのブルースニュースを定期的に発信していた。
自分が2011年に、アジアに活動の拠点を移したときに色々とアドバイスをくれ、助けてくれたのが彼だった。
自分を最初にフィリピンに呼んでくれたのはトムだったし、アジアで活躍するブルース・ミュージシャンやブルース関係者を繋いでくれたものだ。
今日トムと、マカティ市内のアメリカ人会員制クラブでランチをした。
残念ながら現在トムは視力をほとんど失い、目の前に座っている自分のこともよく見えないと言う。
アジアでの活動のきっかけを作ってくれたのはトムだよ、とお礼を言うと彼は、
君の活動に少しは貢献できたのが嬉しいね。君は間違いなくアジアを代表するブルース・ミュージシャンの1人だ。これからもさらなる活躍を祈っているよ。
と励ましてくれた。
来年もまた会おうと言って別れた。
トムにはいつまでも元気で欲しいな。