充実した沖縄ツアーから戻って、早速次のライブに向けて頭を切り替える。
今週金曜(28日)は、東京荻窪ルースター本店での「インターナショナル・ブルース・サミット」。
フランスからエルホゼを、台湾からDafuを迎えて、ブルース・カンパニーでお馴染みの片野篤君がベースという国際色豊かなユニット。
ドラムのDafu(ダーフー)については、3月にこんな記事もブログに書いたので、まだの人はぜひ読んでみてくださいね!
https://ameblo.jp/shunkikuta/entry-12445717526.html
Dafuとはもう20年来の付き合いだ。
当時自分はシカゴのブルースクラブ「キングストン・マインズ」で毎週末プレーしていて、時々見に来てくれたのがDafuだった。彼は当時日系の会社に勤めていて、ある日休憩中に話しかけてくれたことがきっかけで、いろんな話をするようになった。
今でもよく覚えているある日の会話。
Dafu「今の仕事が大嫌いなんです。早く辞めたいんですよ」
菊田「そうなんだ。仕事を辞めて何かあてはあるの?」
Dafu「実はドラムがやりたいんです」
菊田「へーそうなんだ。ドラムやってたの?」
Dafu「いえ、やったことないんですけど、ずっとやりたいと思ってたんですよね。それでこれを機に会社を辞めてドラムを本気でやろうかと思っているんですけど、どう思いますか?」
菊田「一度しかない人生だから、悔いのないように好きなことをやったほうがいいと思うよ」
深くは考えず、思ったことを口にした。
するとなんとDafuは、その後ロサンゼルスにあるミュージシャンズ・インスティチュート(MI)に行ってドラムを勉強し、卒業した後は知り合いを頼って台湾に移住。
自分が台湾でプレーするきっかけを作ってくれたのはDafuであり、台北に移り住んでからはずっと一緒にプレーしてくれた。
それにしてもドラムを始めたのが30過ぎなのに、今では台湾を代表するドラマーの1人に
持って生まれた才能もあったのだろうけれど、きっと血のにじむような努力をしたに違いない。
彼のドラマーとしての成長を身近で見てきただけに、今回日本で一緒にライブをやれるのは感慨深いものがあるなあ。
片野君がベースに入ってくれることで、Dafuと片やんのリズムセッションが実現するのも個人的にはかなりの楽しみだ。グルーヴィーな夜になるのは間違いない。
添付した動画の上の方は、今年1月に台湾で行ったワークショップでのドラムソロ。下は翌日のライブの模様。
いろんな意味で初になる今回のライブ。本当にたくさんの人に見てもらいたいですね♫
★International Blues Summit
■6/28(Fri) Tokyo, 東京荻窪 Rooster本店
http://www.ogikubo-rooster.com/main/
Open19:00 Start20:00
Charge: ¥3800 (+order)
TEL: 03-5347-7369 or EMAIL: honten@ogikubo-rooster.com
Shun Kikuta(Chicago,Asia-Vo, Gt) El Jose(From France-Vo, Gt) Dafu(From Taiwan-Dr) 片野篤(New York-B)