先週末のライブツアーからステージに登場した、Moon GuitarsのShun Kikuta 2019 Signature Model
“Tiger Moon”
のスペックを改めて紹介します!!
Body : Maple(Top), Swamp Ash(Back)
Neck : Birds Eye Maple on Ebony 22frets
Fretboard Radius : 310R
Pickups : Lindy Fralin 8.5K(Front), 9.0K(Rear)
Control : 1Vol, 1Tone, 3Way Selector
Parts : Silver
フレットボードは、エボニー。22フレット。
虎目が見事なボディのトップ材はメイプル(下の写真)。
よく見ると、真ん中の線を中心に左右の木目が同じなことから、1枚の板を半分に切って開いたものなのがわかります。
ピックアップは、リンディー・フレーリンのハムバッカー。
木の鳴りを最大限に演出するために苦心した結果、出力が強すぎず、クリーンでクリアなリンディーのピックアップに決めたとムーンギターズ。さすが世界的に注目度の高いリンディー!
コントロールパネルは、手前からヴォリューム、トーン、セレクター。ヴォリュームノブはかなり軽いものを使っています。ヴォリュームを多用する自分のこだわりがこんなところにも。
ピックガードは透明なものに。ボディの虎目の美しさが前面に出ています。
ヘッド裏にはShun Kikutaのデカール。
ネック材はフィンランド産のバーズアイ・メイプル。
ネックの左側は虎目がかなり出ていて、右側がバーズアイが中心。良いネック材なのがわかります。
Moon GuitarsのギターのほとんどをクラフトしているのがPGM。
下の写真のボディとネックのジョイントはプレートを使わない4点ボルト式。
左上が少し削られていることで、ハイポジションが弾きやすくなっています。
ボディ材はスワンプ・アッシュ(下の写真)。
この木目のラインがとても綺麗。これも素晴らしい材なのがわかります。
しかも、中をくりぬいてあるホローボディで、箱鳴りがするのもこのギターの特徴。
ギターの重量は3.2キロと軽く、生音が大きいですね。
気が利いているのが、下の写真のジャックの位置。
上向きについているので、演奏中にシールドを踏んでもシールドがギターから抜けないようになっている。
プレイヤーの立場に立った、細かい気配りがこんなところにも表れています!!
今年は各地でこのギターが登場します。
みなさん、どうかお楽しみに^^
photo by Masayuki Suzuki