中国ツアーが無事に終了しました!

微妙な時期だっただけに、心配してくれた人も多かったようですが、なんの問題もなく日程をこなしました!

今回出会った上海の仲間達が本当に良くしてくれて、実に濃く充実の9日間になりましたね。

一緒にプレーしたChair Bandのメンバーと、上海在住の日本人ミュージシャンのみなさん。



自分よりも年下の彼らが、愛情と情熱をもってブルースや音楽に取り組んでいるのに接し、また尊敬する先輩&友達として最大のリスペクトを持って自分を受け入れてくれたのが本当に嬉しかった。

上海で初めてのブルースクラブ”Chair Club”を作った小藩(シャオパン)と老(ラオ)。
シカゴやミシシッピーにも足を運んで、本場のブルースの空気を感じた上で、店の創設にあたった、根っからのブルース好き。


小藩は、自身がベーシストで、Chair Bandのリーダー。



彼らなしには、今回のツアーはなかったというくらいに、自分の面倒をみてくれた下の二人。

右は日本語が堪能で、日本やアメリカからブルース音源を集め、その情報を中国語で発信している虎子(フーツー)。ブルースを中国に浸透させる仕事がしたいと、大きな夢を描いている快男子。

左は、イギリス留学を経て帰国、インターナショナルなマインドを持った有望ギタリスト、スティーブ。


彼らと一緒に行動し、生活する中で、報道等で抱いていたイメージとは全く違った、中国の姿を見つけました。

規制がいろいろあっても、ネットで育った彼らは、世界の情勢や流れをよくわかっている。

政府の政治的な動きも、冷静に見ているようです。

彼らのような新しいマインドを持った世代がこれから中国を動かしていくのかと考えると、とても大きなポテンシャルをこの国に感じます。

中国ではブルースはまだ始まったばかり。

それだけに、自分が投じた一石の波紋がどういうふうに広がっていくのか、とっても楽しみ。

今後もチャンスをいただければ、どんどん中国に出て行きたいと思いを強くしています!!

中国で出会ったブルース・ブラザーズ&シスターズに心より感謝を込めて!!