台湾も旧正月が終わり、赤色が町中から消えつつあって落ち着いてきました笑。

週に2回は行く近所の素食屋さんは、大晦日と元旦の2日間しか休まなかった、我々大衆の味方!

素食というのは、野菜食の事で、敬虔な仏教徒の多い台湾では、肉を使わない料理屋がたくさんあるんですね。

この店をやってン十年と言う写真のおばさんは、絵を描いたように良い人で、息子さんと二人でお店を切り盛りしています。


不潔ではないけれど、飾りのまったくない素っ気ない店内。




でも、味は素朴な家庭料理そのもので、しかもアッサリ薄味なので、いつでも食べたくなるんだよね。
狭い路地にあるので大通りからはまったくわからないのに、いつもお客さんがいる。近所の顔見知りが毎日の様に食べに来るんでしょうね。

なので、お客さんをもてなすと言うノリではなく、お客がここの台所に勝手に来て、食べたい物をおばさんが作ってくれるという感じ。
客が食べている間もおばさんは、テレビドラマに夢中になっていたりする笑。

この日常な感じが、こっちもリラックスできてなんかいいんだよなあ。

フと、そういえば、この感じって、シカゴのサウスサイドのブルースクラブのノリに似てるよなあって思ったり。近所のおっちゃん、おばちゃんがフラっと店によってブルースを聞いて飲んで、楽しんで行く、みたいな。でもバンドの音は最高でね、という。

サツマイモの葉っぱの煮物。


湯葉と、豆から作ったと思われるさつま揚げもようなもの(名前がわからない^^;)に、少し甘めの醤油ベースのソースがかかっている。上にのっているのは刻みショウガ。


ワンタン麺(ワンタンの具は、キャベツやニンジンを細かく刻んで味付けたもの)。


全部で110台湾ドル(370円)。お腹も心もホッコリ。

小姐謝謝,再見!




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コーヤン:鬼怒川は雪がすごそうだね。運転は気をつけてね~。