先頃、二人の偉大な人物が亡くなりましたね。
ネルソン・マンデラ氏とジム・ホール氏です。
南アフリカの悪法アパルトヘイトからの自由を求めて、民主化運動に人生を捧げたマンデラ氏。27年間の監獄生活を経て同国の大統領になり、アパルトヘイトの撤廃実現に尽力したその人生は劇的で感動的でした。
「私は監獄で、神様に常に感謝をささげていました。天を見上げて感謝し、地面を見て感謝し、水を飲みながらも感謝し、食事をする時も感謝し、強制労働をする時も感謝し、常に感謝をしていたため、健康を保つことができたのです」
27年間の監獄生活を乗り越え、健康な状態で出て来た時の彼の言葉でした。
モーガン・フリーマンがマンデラに扮した映画"インビクタス/負けざる者たち"は大好きな映画ですが、ここでもマンデラ氏の人となりが細かく描かれていますね。

そして、一昨日亡くなったジャズ・ギタリストのジム・ホール氏。
内向的とも言える彼のギターの音色から発せられる、至極のメロディーやハーモニーは、何度も自分を深い世界に連れて行ってくれました。ギターという楽器を通して、素晴らしい音楽世界を作り上げた偉大な芸術家でした。
「10年ギターを弾いて、楽しいと思えるならば君には何かがあるのかもしれない。20年弾いて、それでも楽しいと思えるならばそれは君にとって必然だ」
上のホール氏の言葉を読んだのは、まだ20代前半の頃だったと思います。40年近くギターを弾いて今でもギターを弾くのが楽しい。自分にとっては必然なんだな、と勇気を与えてくれます。
数多い名演の中でも、やはり自分はこのアランフェス協奏曲が一番好きかな。じっくりと音楽のもつ美と深さを味わってください!
二人から一番自分が学ぶ事は、「自分に正直になり、信じた道を生き続ける」に尽きます。
彼らの人生の途中で何度も
「刑務所に入るリスクを負ってまで勝機のない戦いに挑むのは無駄だ。もう止めろ!」
あるいは、
「一部の人にしかわからない難しい音楽をいつまで続ける気だ。止めてしまえ」
という声が、外からあるいは内から何度も出て来たはずです。
それでも自分の中から沸いて来るパッション、言い換えれば”魂の言葉”を信じて歩みを続けて来た。
その結果、彼らが残したものが人種や言葉や年代を超えて、世界中に広がり受け継がれていく事になったのだと思います。
肉体は、限られた時間しか存在しない。でも、魂のレベルから作り上げたものは、肉体の限界を超えてずっと生き続けていく、それを改めて二人から教えてもらった気がします。
台北で行われる明日13日のSappho LIVEでのライブと、28日のBobwundayeでのライブは、感謝の気持ちを込めて彼らに捧げるライブにしたいと思います。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
トックさん:みなさんの参考になるよう、自分の経験と持っているものを全て出しました。ぜひ見て下さいね!
ジュンさん:お久しぶりっす!1月は浜松に行く事になりそうです。連絡しますね!
コマネチさん:ガーネット・シルクの声はソウルフルで味があっていいっすよね。短命だったのが惜しまれる。今でも彼の音楽を聞ける事に感謝したいっすね!
ネルソン・マンデラ氏とジム・ホール氏です。
南アフリカの悪法アパルトヘイトからの自由を求めて、民主化運動に人生を捧げたマンデラ氏。27年間の監獄生活を経て同国の大統領になり、アパルトヘイトの撤廃実現に尽力したその人生は劇的で感動的でした。
「私は監獄で、神様に常に感謝をささげていました。天を見上げて感謝し、地面を見て感謝し、水を飲みながらも感謝し、食事をする時も感謝し、強制労働をする時も感謝し、常に感謝をしていたため、健康を保つことができたのです」
27年間の監獄生活を乗り越え、健康な状態で出て来た時の彼の言葉でした。
モーガン・フリーマンがマンデラに扮した映画"インビクタス/負けざる者たち"は大好きな映画ですが、ここでもマンデラ氏の人となりが細かく描かれていますね。

そして、一昨日亡くなったジャズ・ギタリストのジム・ホール氏。
内向的とも言える彼のギターの音色から発せられる、至極のメロディーやハーモニーは、何度も自分を深い世界に連れて行ってくれました。ギターという楽器を通して、素晴らしい音楽世界を作り上げた偉大な芸術家でした。
「10年ギターを弾いて、楽しいと思えるならば君には何かがあるのかもしれない。20年弾いて、それでも楽しいと思えるならばそれは君にとって必然だ」
上のホール氏の言葉を読んだのは、まだ20代前半の頃だったと思います。40年近くギターを弾いて今でもギターを弾くのが楽しい。自分にとっては必然なんだな、と勇気を与えてくれます。
数多い名演の中でも、やはり自分はこのアランフェス協奏曲が一番好きかな。じっくりと音楽のもつ美と深さを味わってください!
二人から一番自分が学ぶ事は、「自分に正直になり、信じた道を生き続ける」に尽きます。
彼らの人生の途中で何度も
「刑務所に入るリスクを負ってまで勝機のない戦いに挑むのは無駄だ。もう止めろ!」
あるいは、
「一部の人にしかわからない難しい音楽をいつまで続ける気だ。止めてしまえ」
という声が、外からあるいは内から何度も出て来たはずです。
それでも自分の中から沸いて来るパッション、言い換えれば”魂の言葉”を信じて歩みを続けて来た。
その結果、彼らが残したものが人種や言葉や年代を超えて、世界中に広がり受け継がれていく事になったのだと思います。
肉体は、限られた時間しか存在しない。でも、魂のレベルから作り上げたものは、肉体の限界を超えてずっと生き続けていく、それを改めて二人から教えてもらった気がします。
台北で行われる明日13日のSappho LIVEでのライブと、28日のBobwundayeでのライブは、感謝の気持ちを込めて彼らに捧げるライブにしたいと思います。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
トックさん:みなさんの参考になるよう、自分の経験と持っているものを全て出しました。ぜひ見て下さいね!
ジュンさん:お久しぶりっす!1月は浜松に行く事になりそうです。連絡しますね!
コマネチさん:ガーネット・シルクの声はソウルフルで味があっていいっすよね。短命だったのが惜しまれる。今でも彼の音楽を聞ける事に感謝したいっすね!