小生のギター、TE-Shun Kikuta Model(愛称ブルームーン、レッドムーン)は日本のMOON GUITARSさんに作っていただいています。このブログでも何度も紹介しているので、知っているみなさんも多いと思います。
http://www.moon-guitar.co.jp/index.html

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なんと、そのMOON社の偽商品(ギター)が中国で販売されている事が発覚しました。

以下は、MOON社の表”ムーニー”克美さんのからのお知らせです。


「昨日、皆様にお伝えした中国国内で当社(MOON GUITARS)のブランドが違法に使用され、安物のギターに当社のブランドを付け販売されていた事実に付いて、その後、現地の当社の派遣員からのリポートでおぼろげながら実態の外郭が判明して来ました。当社が発注しているディカール(ブランドマーク等のロゴを現す転写マーク)を国内の業者に発注していたのですが、その日本国内の業者が中国に下請けさせ印刷させておりました。

ところが、その中国の下請け会社が、中国国内でそのままプリントして中国国内のギター製造業者に大量に売り渡していた事が判明。それを使って、当社の(MOON)ブランドを違法に使用して、現在推定ですが、約3000本近くの偽物MOONが、中国国内に流通した模様です。

昨日、当社、顧問弁護士を通じ通産省輸入税関事務所等、諸官庁に規制の手続を致しました。又、本日、弁護士同行の上、中国大使館通商部に行為差し止めと、勧告に行って参ります。

この場をお借りして当社製品の御愛顧される御客様とギター愛好家の皆様に御心配をお掛けした事を御詫び致します。」


目が点になりました。ちょっと自分の感覚では信じらませんが、現実として起こっている事です。

以前から同国での違法コピー商品についてはいろんな報道がされていますが、当局は取り締まりをしないのか、あるいは国がデカすぎてできないのか、まったくわかりませんね。

しかも技術もしっかり盗んでクオリティの高いものを作っているのかと言えばそうではなく、おもちゃのような安物をMOONとして売っているそうです。

何十年もかけてブランドを育て上げ、魂と技術の全てを注ぎ込んでハイクオリティーなギターを作ってこられたムーニーさんやスタッフのみなさんの気持ちを思うと、やりきれなくなります。

自分も来年は北京や上海にツアーで行く事になりそうなので、できる限りの情報収集をしてこようと思っています。もしみなさんの中で中国に行って安いMOONをみつけたら方がいたら、偽物の可能性が高いので、ぜひこのブログか、直接MOON社にお知らせください。




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釈 彦龍さん:ありがとうございます。おばあさんも天寿を全うされましたね!
utaさん:ありがとう!ブログもいつも読んでますよ。ライブで会えるのを楽しみにしていますね~